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初代GT マシンセッティング 第11回『FC3S型サバンナRX-7 GT-X&∞III(アンフィニ)』

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●FC3S型 サバンナRX-7 GT-X&∞(アンフィニ)III
 
★解説
1985年に誕生した2代目のRX-7、初代GTでは後期標準グレードのGT-Xと特別限定仕様の∞(アンフィニ)IIIの2グレードがエントリーしている。
アンフィニIIIはアルミ製ボンネット、BBS製ホイール、2シーター仕様という走りに追求したモデルで、最高出力はGT-Xより10馬力高めの215馬力となっている。
 
GT-Xと同じ共通する部分として、先代のSA22C型では573ccのローター2基を搭載した12A型を採用していたが、FC型では654ccのローター2基搭載し、1.3リッターまで拡張、さらにインタークーラー装備、ターボシステムもシングルタイプのツインスクロールターボを採用、さらにABSもこの時から標準装備され、旋回時の安定性を確保するトーコントロール機構も搭載しており、当時のスポーツマシンとしては一級品のコーナリングを手に入れており、サーキットや首都高、峠でも大きく活躍したマシンでもある。
 
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★セッティングでの注意点…
開始直後で100万Crで買えるグレードがGT-Xがあるが、アンフィニIIIは100万弱と若干の差があるけど、両グレードの相違点は重量と馬力の差なので、それほどこだわりがない人なら、GT-Xでマシンを限界まで引き出すといいだろう。
 
画像のセッティングは、GT-XとアンフィニIIIとも共用のセットとなる。
 
リアのサスのスプリングの設定をハードよりにし、ダンパーをフロントをハードにすれば、大きくバランスも壊さずに安定するが、それでも気になるのであれば、リアのキャンバーを上手く調節するといいだろう。
 
タービンステージ3、エンジンバランスチューン、ポート研磨、レーシングタイプのインタークーラーとマフラーで420馬力弱を発生できるが、各ギア比を各ギアをクロス寄りにして、スタートダッシュ狙いにし、ファイナルギア3.410~3.360の辺りが一番理想となる。
 
レース仕様でのリアのダウンフォースを曲がりに支障が出ない程度で調節すれば、ちょっとした乱れても安定するマシンが仕上がる。

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★レース仕様
エアロパーツは恐らく、純正にリップスポイラーをつけた感じになり、リアウィングは中型のアーチタイプの装備され、アンフィニIIIはカストロールカラー、GT-Xはルーフ部分がホワイトとなり、車体カラーはブルー、ダークピンクにカラー変更できる。

★トリビア
 
●しげの秀一原作コミック『頭文字D』に登場する高橋涼介のFCは、この特別仕様のアンフィニIIIであり、原作初期は340馬力であったが、藤原拓海との初戦で馬力を260馬力まで落としていた。
 
●特にアンフィニIIIの初期に存在したクリスタルホワイトは、現在中古市場でもプレミア化されており、特にアニメ版の頭文字Dが放映された同時に、急激に価格が上昇したという秘話がある。
 
●楠みちはる原作のコミック『湾岸MIDNIGHT』の城島洸一が乗っていたFC型はグレードの詳細は不明であるが、湾岸マキシではGT-Xの扱いになっている。
 
●城島が現役時代、ZEROというチューニングショップが手がけたデモカーであったが、後に御殿場の小さなGSでプライベーターのチューナーである『林』が石川自動車という自動車屋で買い取ってレストアさせて復活させ、再び城島の手に戻り、悪魔のZやブラックバードに対抗できるように500馬力&300キロまで伸ばせるように9000回転まで回せる高回転仕様に進化を遂げたが、300キロまであと一歩のところで戦前離脱してしまった。
 
●ゲームで初めてFC型RX-7を起用されたのは、1987年にタイトーからリリースした『フルスロットル』というゲームで登場したが、こちらは前期型が採用されている。
 
●FC前期型は意外にゲームでの出番が少なく、ほとんどが後期が多い。
 
●GT4からFC前期が追加されており、こちらは185馬力とGT-Xより20馬力低い設定になっている。

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