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懐かしのゲーム作品を語る…第278回『メタルブラック』

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278作品目、今回もタイトー作品でありタイトーメモリーズシリーズに収録されてる作品ですが、今回は1991年に登場した『メタルブラック』です。


タイトーの隠れたカリスマSTG。


自機ブラックフライに乗り込み、異星人によって死の星と化した地球を飛び出して、謎の異星人との戦いを描いた内容になります。


操作方式は8方向レバー+2ボタン方式、メインショットと緊急回避のビーム開放という形になりますが、自機のパワーアップシステムは『ニューロン』と呼ばれる物質を取り続けるとショットレベルが上昇し続けますが、ビーム開放をするとショットレベルが減少し、レベル1まで下がりますが、ショットレベルはレベル5まで上げられ、レベル5以上はMAX状態となります。

敵弾や敵に触れると1ミス、残機ゼロでゲームオーバーですが、最終ステージでゲームオーバーになるとクリアとは異なるエンディングが始まるマルチエンディング方式です。



90年代のタイトーSTGで隠れたカリスマSTGであり、特に1面のBGM『Born to be free』は壮大な物語を語らうかのような曲もあれば、2面のBGM『Dual Moon』みたいなテクノフュージョン的なモノもあり、ゲーム中でも曲名が表示され、他作品であるナムコの太鼓の達人等の音ゲーでも『Dual Moon』をチョイスされる事もしばしばありますね。


ちなみに、うちの湾岸5DXのプライベートチーム名の『Dual Moon』はこのメタルブラックから選んだモノで、当初は3面BGM『AREA 26-10』というチーム名にしようかと決めてたのですが、チーム名の文字数が8文字までしかできないため、やむを得ずDual Moonにしたのが本音です。



話はメタルブラックに戻しますが、ゲームバランスは序盤はクリアしやすい部類に入りますが、2面から急激に難易度が跳ね上がる傾向が強く、特に2面終盤辺りの前後から現れるザコラッシュ地帯は初心者にとってはかなり厳しい難所であり、MAX状態でビームを放ったとしてもザコに接触してミスるという不遇な事故も多く、さらに挙げ句の果てには敵の攻撃がランダム且つニューロンを取り続けるとショットレベルが上がる同時に敵の攻撃ランクも上がるというハイリスク・ハイリターンな傾向があり、特にショットの幅広い部分を削りながら当てる『腹撃ち』というスキルをマスターしておかないと後々に泣かされる場面もありますし、どこでMAXビームを放ったら、その後のニューロンを取り続けてレベルを上げていくかという部分も重要になってきますね。


初めてメタルブラックをやり始めたのは、今無き本郷台駅前の玩具屋のポニー筐体にあったのがキッカケで、隣にNMKのはちゃめちゃファイターの隣にありましたが、地元の小学生や中学生もストII以外のゲームで、はちゃめちゃファイター、バブルボブルは鉄板的な人気がありましたけど、メタルブラックだけはあまりとっつきが悪かったようで、メタルブラックをやってたのは私だけぐらいでしたね。(笑)

それから、PS2のタイトーメモリーズ上巻に収録されてた時に、「本郷台のひょうどう(←玩具屋の名前)でやった作品じゃん!」と連射パッドでやり込みましたが、後半戦の嫌らしいランダム攻撃に泣かされつつもクリアを果たしましたが、エンディングはかなり衝撃的だったなと。

他機種では、ビングよりサターン版が移植され、PS2のタイトーメモリーズ上巻に収録されてますが、タイトーメモリーズ上巻の初回版はスペースインベーダーシリーズ(マジェスティック・トゥエルブも含む)、グリッドシーカーを1回ずつプレイすると自動解禁されますが、ザ・ベスト版のみは最初から選択可能になってますので、最初からやりたいとなればザ・ベスト版をお薦めしたいと思います。

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