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懐かしのゲーム作品を語る…第291回『マグマックス』

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291作品目…300作品まであと9作品、今回は1986年にニチブツこと日本物産の『マグマックス』を紹介…このレビューにおいて、ニチブツ作品では以前紹介した『F1サーカス』以来で、2作目になります。

自機マグマックスを操り、巨大マザーロボ『バビロン』率いる敵軍団を倒していく内容。


操作方式は十字キー+1ボタン方式、メインショット発射オンリーとなりますが、道中に各パーツを合体させると攻撃バリエーションが増えますが、その分だけ当たり判定が大きくなるというデメリットが発生しますが、敵や敵弾が各パーツにぶつかっても剥がれ落ちるだけですか、自機本体に接触すれば1ミス、残機ゼロでゲームオーバー。

ミス後は特定区間からの戻り復活方式となります。

全2ステージ構成によるエンドレス制度で、2ステージ毎にボスのバビロンが待ち構えているというシチュエーションです。



ニチブツといえば、初期にムーンクレスタ、クレイジークライマー、テラクレスタと名作以外にも某セー○ー○ーンのクリソツに近い脱衣麻雀ゲー、さらにLD・DVDによる実写脱衣麻雀ゲーも世に送り出したメーカーであり、特に後者が非常に印象強く出てしまってるためか、『ニチブツ=脱衣麻雀』というイメージがどうしても拭い去れないのだが、特にムーンクレスタからニチブツ作品を触ってる人なら『ニチブツ=ムーンクレスタ』 のイメージは強いでしょう。


マグマックスはニチブツFC参入初の作品であり、元々はアーケードからの移植であり、通常時は地上であるが、途中に地下に入るステージギミックがあり、地上面とはひと味ふた味も違う面白さがあるといってもいいかなとおもいますし、ゲームバランスも難しすぎないのもセールスで、この年に出たFCゲームの大半が凶悪なゲームバランスばかり多く、その原因を作ってしまったハドソンの高橋名人の冒険島が元凶であったのは無理もなかったと。


しかし、そのゲームバランスはまだしも、ゲームの展開があまりにも単調過ぎるのがマイナスポイントで、いくら2面構成とはいえ、地下面も含めれば計4ステージになるのですが、バビロンを破壊したとしても、再び1面に戻るという呆気なさ。

当時のゲーム作品の大半も、エンディングやステージギミックの多様化が多かったが、マグマックスだけはどうもそこが致命傷になってますし、ステージギミックがナムコのゼビウスを見事パクりましたと堂々と見せているのだが、昔は著作権による厳しい部分がなく、堂々とパクっても何も言われなかったご時世でしたが、今は著作権的に厳しい部分もあるため、今出していたら間違いなく訴えられていたでしょう。


自分もマグマックスをやった事がありますが、『ゼビウスにロボット要素を入れた横STG』というイメージが強かったかなとおもいますし、連射しても派手にぶっ放す事もなく、単調過ぎる部分が裏目出過ぎたかもしれませんし、ニチブツももう少しSTGのノウハウを活かしていたら大きく変わったのではとおもいます。

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