マキシではネタ車かもしれないが、こうみえてもトヨタの大衆車の大御所!
トヨタ・カローラ
湾岸マキシシリーズにおいて、アザーカーによる車種といえばR2やハイエース、パジェロエボリューションだが、もう1台忘れてはならないのがこのカローラ…完全なネタ車呼ばわりされてるが、このクルマの名前の歴史は非常に長いのだ。
カローラは1966年にトヨタから発売された小型乗用車で、マキシシリーズに参戦しているカローラは初代から数えて9代目のカローラであり、このモデルから従来の路線系統から大きく変わった他、エンジンやグレードも大きく変更され、今回参戦しているカローラのグレードは4WD駆動方式を採用しているが、カローラによる4WDシステムは1986年に登場した6代目の90型カローラから採用されている。
4WD仕様のカローラの足回りはフロントはマクファーソンストラット式、リアはダブルウィッシュボーンが採用されており、この形式から横滑り防止のVSCやトラクションコントロールシステムが組み込まれ、より安全性が向上。
一方、パワーユニットはマキシ3時代では、1.8リッターの直列4気筒の『1ZZ-GE型』であったが、マキシ4からは1.5リッター仕様の『1NZ-FE型』に変更となっている。
カローラはクラウンに続いて非常に歴史が古い、初代登場の頃…カローラはトヨタパブリカ店での販売だったが、1969年から現在のトヨタカローラ店に変更となり、今日に至っている。
このモデルが発売される前…カローラも様々なグレードや派生型を世に送り出してきた、特にスポーツモデルのカローラレビンは最もカローラの中でスポーツグレードにおいて代表的な存在であったが、もう一つのスポーツグレードではハッチバック仕様の『カローラFX』も存在する。
他にもこのモデルの後輩にあたる10代目のカローラは、4ドアモデルのアクシオであのSUPER GTのGT300でポルシェやフェラーリという強豪と共に張り合った。
さらに7代目の100型カローラでは、98年にWRC(世界ラリー選手権)でヨーロッパで販売されていたハッチバック仕様をベースに開発されたカローラWRCは、トヨタがWRC撤退が決定した1999年シーズンまで戦い、その年のマニュファクチュアラーズチャンピオンにも輝いたと華やかな歴史を持っている…ちなみにカローラが初めてレースシーンにおいて活躍したのは1984年に発売された5代目のカローラFXで、全日本ツーリングカー選手権でシビックと死闘を繰り広げ、そして86年シーズンにおいては、仙台ハイランドサーキット戦でカローラFXが総合優勝を果たしている。
(参考文献:Wikipedia『トヨタ・カローラ』より。)
カローラは他にもワゴンモデルではツーリングワゴン、フィールダーが、FXやカローラIIのハッチバックの遺伝子を受け継いだカローラ・ランクス、ミニバン仕様はカローラ・スパシオ、そしてトールワゴン仕様のカローラ・ルミオンと幅広いファミリーを誕生…そして今年8月には、11代目のカローラから、長年続いてきたクラウンに続いてハイブリッドモデルが遂に発売され、遂にトヨタのハイブリッドファミリーの一員として仲間入りを果たした。
さて、そのマキシでのカローラの性能は他のアザーカー車種の中では、あまり性能がよろしくなく、エンジン性能もあまりにもお世辞とはいえない性能で、他の車種においてかなり苦しいマシンとなっている。
同時に乱入対戦でも呆気無く負けてしまうため、かなりマニアック好きな人しか使われていないため、超上級者向けの車種であるが、無敗称号『最速アザーカー』という称号がゲットできるので、興味がある方は是非とも挑戦してみては?
ちなみに70系スープラにて、シフトレバーを『4→1→2→6』の元ネタは、静岡県の伊東にある某ホテルの電話番号が元ネタとなっている。