初代GT攻略も残り2レース、今回は初代GTにおいて最も高い難易度を誇るノーマルカー最速決定戦による攻略。
チューニングカー最速決定戦より別の意味で難易度が高めであるこのレースは、ほぼノーマルにおいてのマシンの潜在能力を引き出せないと勝つことが非常に困難とも言われており、同時に周回数も5周と距離の長いコースではかなり長丁場になるのは確実となります。
●傾向と対策は?
参加できるライセンスは国内A級ライセンスから参加はできるものの、難易度的には以前紹介したチューニングカー最速決定戦より意外に難易度が高めで、マシン選択にもかなり苦労をさせられます。
普通の人だと、馬力のあるGT-Rやスープラ、ランエボ、インプレッサと280馬力のターボ車ばかり目にいきがちで、ノーマルでの車重(トルクウェイト)的にあまり効率が悪く、上位に食らいつくことも難しくなります。
一方、車重が軽いNSXなら多少の勝率はありますけど、マシンコントロールがしっかりできていないとすぐにスピンをしてしまうリスクも伴います。
また、ライバルマシンの中にもNSXが参戦しており、殆どがNA2型のNSXのタイプSが参戦しており、NSXファミリーの中で最も軽いNA1型NSX-Rでも呆気なく抜かれてしまう事もありますが、TVRのグリヴィスとサーブラウは『ノーマル仕様のNSX・キラー』としても使えるので、興味があればこちらもお勧めです。
●第1戦 オータムリンク・ミニ 逆走
所詮はコース全長が短めのオータムリンク・ミニの逆走ですが、予選でしっかりミスをしない走りをすれば楽にポールポジションは取れますが、問題は本戦でのバトルとなります。
特にCPUが操るNSXタイプSとGCインプレッサ STiバージョンIIIは意外に手強い存在なので、この2車種をブロックしてゴールまで逃げ切ることが重要となります。
●第2戦 グランバレー 東コース 逆走
この辺も日米英限定戦でも何度も走ってるため、ポイントも分かりやすいと思いますが、マシンは無改造クラスということなので、ブレーキングポイントも誤ってしまってコースアウトするリスクもあり、特にトンネル出口付近の右直角コーナーと最終コーナーが最も鬼門ですので、レイトブレーキングで刺そうとすると壁に向かって一直線となるので要注意。
●第3戦 クラブマンステージ R5 逆走
チューニングカー王座決定戦ではまるで発狂したかの如くにバチコンを放ってくるCPU車に泣かせられるコースですが、このレースでのクラブマンは速度も抑えているためか、派手なバチコン率はやってきませんので、上手くライン取りを駆使して逃げ切れれば問題はないが、途中でスピンを放ってしまうとかなり順位を取り戻すことも難しくなるので、マシン移動も上手くコントロールできるかが課題となります。
まぁ、こちらも走行時間も短いのは事実です。
●第4戦 ディープフォレスト 逆走
ノーマルカー決定戦でも二番目に走行時間が長く、そして一度のミスが一発の命取りになるポイントが多いディープフォレスト。
同時に逆走であるという部分になると、もうそれだけでも神経的にすり減らされるのは確かでしょう。
特に路肩は宴席がないため、下手にショートカットをしようとするとマシンの挙動が乱れるので、少しギリギリの部分を通過するという紙一重なテクニックを上手く使っていかないと1位を取る確率的に難しいです。
●最終戦 SS R11 順走
国際A級ライセンスの教習課題7として登場しているノーマル車種によるSS R11…。
特にTVRのグリヴィスを何度も走ってきてる人なら、ミスを抑えながら走らせるとなればそれほど難しくはないですが、1周の走行時間が2分となるので5周となれば11分も走らされるため、この辺もモチベーションとの大きな勝負となります。
普通の人だと、恐らく3周でギブアップしかねないでしょう。
とにかく慣れるには、タイムアタックでの徹底的なライン取り、そして1レース10分以上に耐えられる忍耐力も鍛えておかないと制覇しにくいと考えてもいいかなと思います。
次回、攻略最終回 GT世界選手権に続く!