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懐かしのゲーム作品を語る…第317回『タイガーヘリ』

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317作品目、今回は1986年にボニーキャニオンからリリースした『タイガーヘリ』を紹介…過去に究極タイガーを紹介しましたが、その東亜プランの究極タイガーの前身作。

最新鋭戦闘ヘリ『タイガーヘリ』を操り、並み居る戦車軍団を蹴散らしていく内容です。


操作方式は十字キー+2ボタン方式、メインショット発射とボムによる系統ですが、自機の両サイドにボムが搭載され、拡散ボムを投下して敵を瞬殺できますが、敵弾がボムにヒットするとオート発射されます。

各道中、十字マークやダイヤマークを破壊すると様々な効果が発動します。


●グレーの十字マーク
前方攻撃タイプの支援機が出現。

●赤の十字マーク
横方向攻撃タイプの支援機が出現。

●グリーンの十字マーク
ボムストック追加、最大2つまで。
発動後にボムアイテムを獲得すると、ボム補充されないので要注意。

●ダイヤマーク
10個破壊すると1UP。


自機がボムが無い場所に敵弾に被弾すると1ミス、残機ゼロでゲームオーバー。

規定得点ごとに1機追加。

全4ステージ構成によるエンドレス制度で、4面クリア後は再び2面に戻ります。



タイガーヘリは元々、1985年にタイトー名義でリリースしたSTGですが、開発はSTG界の老舗メーカーの東亜プランからリリースしたアーケード作品で以降の他社のヘリSTGの影響を与えた名作となり、同社製の究極タイガーを筆頭にジャイロダイン、彩京のゼロガンナーシリーズ、ナムコのメタルホーク、セガのサンダーブレード、ケイブのケツイと続々とリリースする事になります。

翌年にFCに移植されましたが、タイトーや東亜プランではなくボニーキャニオンが発売、開発はマイクロニクスが手掛けまして、マイクロニクスといえばFCソフトの開発において、あまり評判がよろしくなく、なかでもカプコンの1942による再現度はあまりにもお世辞とはいえないレベルでした。

タイガーヘリはまぁ頑張った出来といえますが、チラつきがやや悪い部分が多少のネックを買いますけど。


ゲームバランス的に当時のSTGとしてはナムコのゼビウスと比較すれば、緊急回避のボムが使えるという部分は納得できますが、敵がやたらとスナイプ(狙撃)してくる確率は高めで、セイブ開発(後のMOSS)の雷電シリーズのザコ戦車と同じぐらいスナイプしてきます。

特にボムがない後方が一番リスクが高く、うかつに寄って倒そうとすると狙撃されて倒されたケースは日常茶飯事だとおもいます。

難点は究極タイガーみたいに派手さやステージ構成が薄く、4面クリア後に2面に逆戻りになる、ボスの巨大装甲車の攻撃も乏しいため、刺激的な内容を求めるより、STGそのモノを純粋楽しさを求める人にお薦めしたいとおもいます。

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