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懐かしのゲーム作品を語る…第323回『A-JAX』

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323作品目、今回はコナミのマニアック作品…1987年にリリースした『A-JAX(エージャックス)』を紹介…。

マニアックなファンならタイトルでピンとくる人もいらっしゃるはずなのでは?

エイリアンによって乗っ取られた核保有国家を救うために特殊部隊『A-JAX』が立ち向かう内容。


操作方式は8方向レバー+3ボタン方式、対空ショットと対地ショット、ボンバーという構成で敵部隊を殲滅していきますが、2面と5面、最終面のみはF-14トムキャット(劇中ではジェリー・マウス)で突き進む形になり、道中の敵を撃破するとパワーアップアイテムを取っていくと下部のゲージに切り替わるという部分に関してはグラディウスシリーズからの採用となりますが、パワーアップアイテムによるゲージシステムはヘリ面でのオンリーとなります。

敵弾や敵に触れると1ミス、残機ゼロでゲームオーバー。
ミス後は特定区間からやり直される『戻り復活』方式を採用した全8ステージ構成です。



『グラディウスII GOFERの野望』がリリースされる前年の1987年に登場したSTGですが、あの沙羅曼蛇のアップグレード版『ライフフォース』よりマニアックな存在になっており、家庭用移植される事がなかった作品であり、他機種では89年にX68000版がリリースされてた程度でした。

ヘリ面はタイトーのジャイロダインにグラディウスのパワーアップシステムを付けたという形になりますが、F-14ステージはパワーアップアイテムさえ出てこないため、この辺に関してはどうもミス後のリカバリーの扱い的に微妙な部分もあり、復活パターンもグラディウスばりに難易度が高い分類になるので、かなり腕が要求される部分もあります。


A-JAXを初めて触れたのは、今から12年前に関内の羽衣町にあった『ゲームBOSS』というゲーセンで、初めてバトルギア3を触れた際に他のゲームを探してた時に見つけたのが最初ですが、その前に平塚のとあるPCショップでX68000版のA-JAXを見かけたのが最初で、あの時は未プレイでした。

ゲーム全体によるバランスの微妙さと難易度がキツかったため、1面すらクリアしにくかった作品だったなと思います。


コナミのアーケードSTGは意外にミス後のリカバリーの難しさが有名で、ノーミスで進むとなればそれなりのパターン構築ができていないと結構厳しいのは当たり前ですから、何度もチャレンジしないと難しい作品だったと思いますね。

実はA-JAX、同じコナミSTGで意外なとこで使ってます。



それが、極上パロディウスの最終面クリア後のスペシャルステージのBGMとして登場し、1面のBGMがメドレーのワンフレーズとして使われているという意外な点。

この辺も当時のコナミのこだわりという部分があって良かったが、今はゲームよりスポーツ関係で力ばかり注いでるコナミを見てると情けないとしか言い様がないし、STG黄金期のコナミの勢いはどこへと疑ってしまいますね。

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