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懐かしのゲーム作品を語る…第341回『究極ハリキリ甲子園』

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341作品目、今回は1992年にタイトーからFCにリリースした『究極ハリキリ甲子園』。

以前この記事にて紹介した『嗚呼栄光の甲子園』以来になりますが、今作はそのFCアレンジ移植版という形になります。

操作方式は十字キー+3ボタン方式、守備や打撃等のアクションとこれまで通りの操作方式ですが、Aボタンを長押しするとパワーチャージされ、スペシャルアクションの『熱血パワーシステム』が発動。

スタートボタンがタイムという部分は定番。


各エリアの代表校を1校を選び、地方予選を皮切りに春の選抜戦、本戦である夏の大会に挑んでいきますが、仮に地方予選と春の選抜に敗退しても夏の大会へ勝ち抜いていき、最終的に優勝が最大の目的となります。

ただし、夏の大会で一敗すれば、その時点でゲームオーバーです。


『嗚呼栄光の甲子園』と比較すると、地方予選からのスタートという部分に関して、かなりよく見ているなという部分は強く出ていますし、リアルな高校野球な戦いが味わえ、またAC版の熱血パワーシステムは演出は控え目であるが、タイプ別の投球やバッティングが可能という部分が追加されてますが、二年生はパワー消耗が激しく、三年生はパワー消耗は抑えめ、各大会ともパワーは80からスタートとなり、各回戦を重ねると8ずつ回復できますが、無闇にファインプレーをすると1ずつ減ってしまうペナルティーもあり、ゼロになってもペナルティー無しになりますが、それでも熱血パワーシステムの使い方が重要になるため、乱発すれば不利に陥るか、長期戦を強いられてしまう部分もあります。


エディット機能は元の学校の選手の能力値をアレンジできる他、学校名も変更できるので、自分の地元の学校名でプレイしてみるのも面白いですし、高校野球を題材にした野球漫画の名前にしたりと楽しさは無限大です。


難点は試合の流れが非常に遅く、ファミスタみたいにサクサク進みづらいというのがデメリットで、特に熱血パワーシステムを使う、使わないによって長期戦を強いられる部分もあり、相手の投手の体力が限界ギリギリまで擦り切れてからが勝負となりますが、その時点までに熱血パワーがゼロにしていなければ勝率はあるけど、延長戦に入っても15~16回まで延びてしまい、プレイする側も神経が擦り切れてしまうぐらい。

審判の判定、打球の伸びもファミスタと比較するといい加減過ぎる部分もあり、稀にフライなのにフェアになったり、フェアなのにアウトとなると「ファミスタだったら、確実にアウト、(またはヒット)だった。」と抗議したくなる部分もあるので、この辺も『タイトーはテキトー』という部分も浮き彫りになってますが、前作である『究極ハリキリスタジアムIII』はまだマシな方になるかなと。


チームエディット機能の初期パラメーターのポイント数も中途半端過ぎて、初期ポイントで3000、ある裏技を使っても4000でも割り切るパラメーターポイント数が全選手に振り切れずに中途半端なチーム編成となるのもザラで、全ての選手によるパラメーターもバランス良くまとまりができない部分もネックですね。

メインモードの甲子園モードで春・夏とも連覇を果たしたのはいいけど、あまりにもゲーム進行がダラダラし過ぎてサクサクと進まないのはマイナスポイントだと思いますが、『高校野球といえば長い延長戦の末に手にする勝率の価値』という部分をどう評価するかは個々の判断になるでしょう。


『嗚呼栄光の甲子園』みたいな途中のイニングで追加クレジットを入れて続投という部分がないから、負担的には軽いといっちゃ軽いが…。

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