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懐かしのゲーム作品を語る…第348回『高機動メカ ヴォルガードII』

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348作品目…350作品まであと2作品。

今回は意外にマイナーSTGである『高機動メカ ヴォルガードII』を紹介…1985年にデービーソフトから発売した作品です。

高機動メカのヴォルガードを操り、並み居る敵軍団を破壊しながら進んでいき、大型要塞『ズイガム・ボルト』を破壊するのが目的。


操作方式は十字キー+2ボタン方式、メインショット発射と装備したメカの合体や分離として使います。

スコア下部にバイタリティが表示されており、メインショット発射すると減少していくので無駄撃ちはできませんが、途中に現れるスペースシャトル型の補給機にバイタリティが回復しますが、回復率によって武装が強化されるシステムで、バリアや連射、ワイドショットと強化等があります。

ライフは画面上部の右側にあり、これがダメージ率が99を超えてしまうとゲームオーバー。


大型要塞『ズイガム・ボルト』を撃破後もひたすら続行となるのでエンドレス制です。



黄金期に突入したFCだが、この時期に出たマイナーSTGといえば、タイトーのスカイデストロイヤーとデービーソフトのヴォルガードIIじゃないかなと思います。

特にヴォルガードIIは知名度的にマイナー中のマイナーであるが、初代が当時のPCに発売されていたタイトルだったので、それでも知名度的にメジャーになりきれなかったのではないかと思われがちですが、今から8年前にWiiのバーチャルコンソールで配信されていたという変わり種な異端児でしょう。


BGMも当時のゲームとしてはなかなかのデキで、個人的に大好きなフレーズでしたし、途中で二号機と連結させてロボに変形させると地上部の施設を破壊できるというシチュエーションもあります。

ゲームオーバー時にネームエントリーという部分に関して、かなりアーケードSTGを意識したのではないかと思いますが、昔のゲームにネームエントリーが付くゲームは意外に少なかったのである意味では新鮮さがあったのではないかと推測できますし、さらにレベル設定による難易度選択もあるという部分でも、アーケードSTGを意識してるのは確かですね。


しかし難点は、知名度の低さとロボになった時の使用頻度、さらに即死ポイントが点在してるというデメリットで、デービーソフトときけば、ややメジャーである『鉄道王』シリーズ以外は全くのマイナーで、フラッピーは準マイナー、うっでぃぽこさえもマイナーレベルだったため、フラッピーシリーズはアプリ版もリリースしていたらしいが、それでも知名度的にやや低かったかなと。

ロボになった時の場面は、あまり使える場面が少なかったためか、あまり使い道がみられなかったし、ある意味ではアンチアイテム的な匂いもありましたね。



まぁ、唯一評価できる部分として、補給機による回復で効果が現れるというアイテムは、現在のSTGにはないかなり面白いシステムでしたから、これに関しては評価でき、ロボットの使い道も、以前紹介した『ウルフファング 空牙2001』みたいなアクションや使う場面があったら確実に盛り上がると思うんですけどね、実に惜しい作品だったと思います。

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