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懐かしのゲーム作品を語る…第349回『レーシングラグーン』

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349作品目…350作品まで、あと1作品。

二本目は1999年にスクウェア・エニックス(旧スクウェア)の『レーシングラグーン』を紹介、コアなレースゲーやスクウェアファンなら名の知れた作品です。


架空の横浜を舞台にし、『横浜最速』という名にかけて燃やす走り屋達の戦いを描いた内容になってます。


操作方式は十字キー+5ボタン方式、LRでシフトギア、十字キーはステア、アクセルとブレーキ、視点切替という構成は他のクルマゲーと変わりませんが、フィールド移動時、バトルもクルマを使用しますが、相手のマシンをパッシングを与えると戦闘になり、勝利すると相手のマシンに搭載されてるパーツ類を奪う事ができ、装備することができますが、逆に負けてしまうとパーツ類を奪われてしまいます。

各部にパーツアイコンを埋め込む事により性能が上がる仕組みです。

ある一定イベントで失敗するとゲームオーバー。



横浜を舞台にしたゲームといえば、今亡きデータイーストの『探偵 神宮寺三郎 横浜港連続殺人事件』ぐらいになりますが、クルマゲーで横浜が舞台といえばこの作品が真っ先に思い出すPSユーザーも少なくないでしょう。

横浜駅や桜木町周辺の新横浜通り、山下町界隈、みなとみらい、元町や港の見える丘公園等が至る所に限りなく近付けており、さらに首都高湾岸線、C1、箱根七曲、ターンパイク(?)はもちろん、他のレースゲーでは入れる事はない第三京浜もコース化させるという部分はかなり内容が濃く出てますが、オリジナルとして山下埠頭界隈がベイラグーンエリアとして全く世界観が変わった感じに仕上がってます。

主人公の愛車が86レビン、本牧ナイトレーシングの石川兄弟のネタも見事に当時爆発的な人気になった頭文字Dのパロディネタも入れてる部分も入ってるのも事実だが、そのなかでも物語の核心に触れてるZ32のチューニングカー『DIABLO-Zeta』は、湾岸ミッドナイトの悪魔のZのパロディというのも分かり難いですが、湾岸マキシのZ32にこれに近いエアロ仕様があり、カラーとステッカーの組み合わせで組めばそれらしきな仕様になるので、ネームの中に『ディアブロ』と明記するユーザーも少なからずいます。


ゲーム内容もいかにスクウェアらしい作りなのは確かであるが、過去にレーシングラグーン以外のスクウェアが手掛けたクルマゲーといえば、FCのハイウェイスター程度であるが、後にPS2全盛期にリリースした『ドライビングエモーション・タイプS』もリリースしてたが、『ドライビングエモーション~』はスクウェアのクルマゲーとしてはかなりお粗末な作りであったけど。(-.-;)


レーシングラグーンも例外ではなく、ややクルマゲーに対する部分に関してはやや乏しい部分もあり、物語途中で横浜GPへ参戦、DIABLO GPへの出場しなくてはならないという局面があるのだが、6位中2位までは許容範囲だが、3位以下はゲームオーバーになるという理不尽な規定があるため、この辺もレースゲーに慣れてる熟練プレイヤーさえも簡単にへし折るという部分もあり、なかでもDIABLO GPは湾岸マキシのブーストをさらにチートレベルまで上げちゃいましたといわんばかりのメチャクチャさ。


自分もDIABLO GPで挫折しちゃいましたね。


余談であるが、元気のPS2によるクルマゲー『KAIDO 峠の伝説』に横浜が出現し、チームとコースネタも明らかにレーシングラグーンからパクりましたというパロディも至る所にありましたからね。


中古でたまに値を張る店もありますが、コアなスクエニファン、またはKAIDO 峠の伝説でこのネタを知ったファンも一度プレイみてはいかがでしょうか?

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