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懐かしのゲーム作品を語る…第359回『首都高バトル(PSP版)』

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359作品目、今年最後のトリを飾るのは2005年に元気からPSPにリリースされた『首都高バトル(以下 首都高PSP)』を紹介。
今までの首都高バトルシリーズとは違い、首都高エリアの1チームに所属しつつ、他のチームを対戦しながら勢力を拡大していくという内容に変更されています。
 
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操作方式は十字キー&アナログスティックがステア操作、×がアクセル、□がブレーキ、△が視点切替、○がNOS作動、L.Rボタンがシフト操作という形になりますが、NOSはタコメーター下部に表示されるブーストゲージがあり、アクセルを踏みながらNOS発動させる事により、さらに加速ができますが、チューニング行程によっては使用時間が異なります。
 
バトル方式は、DC版や首都高バトルZEROとこれまで通りのSPバトル方式で、相手のゲージがゼロにすれば勝利となりますが、逆に自分が負けてしまうと敗北となりますが、ゲージの減少は壁やアザーカーへの接触すると減少していきますが、さらに今作は、湾岸マキシ同様にバトル区域の一定区間の終点まで行くとそこで強制的に勝敗が決定します。
 
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今作はレースゲーとシミュレーション要素が組み込まれており、各エリアに所属するという形になり、他方面のチームを遠征して制圧していく必要がありますが、最終的にプレイヤーがチームリーダーになる必要があり、ランキング戦で所属チームメンバーと戦っていき、リーダーを倒せばそのチームのリーダーになれるという制度になり、他ランプに所属しているチームに遠征してメンバーと戦いながら忠誠度をゼロにして、メンバーとして取り入れいき、チームエンブレムの右にあるゲージが50以下になるとそのチームによるチーム戦を仕掛けることができ、そのチーム戦で勝てばそのエリアを獲得することができ、そこからメンバーを使ってのチーム戦のスタメンをセレクトができます。
 
逆に敗れてしまうと、今まで獲得したメンバーも奪われ、ゲージが回復してしまいますが、逆に自エリアが他エリアから来たチームに敗北し、自チームエリアが1エリアだと強制的にバッドエンドを迎える事になります。
 
初回は芝公園のロード・オブ・ジャスティスのみですが、2周目以降は全チームによる選択が可能になりますが、お勧めはC1は神田橋のディパーチャーズ、新環状は台場のインプレッサワンメイクのアナザースピード、横羽線は汐入のGT-Rワンメイクのフリーウェイ、湾岸線は大黒のNO LOSER、横浜エリアはスピードマスターズがお勧め。
 
逆に最弱チームが芝浦の新撰組、大井のシルビア・180ワンメイクのファインドライブ、霞ヶ関のAE86ワンメイクのローリングガイはあまり戦力的に期待できないので要注意。
 
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BPS時代から長寿的な人気を獲得した首都高バトルシリーズ…これまで携帯機向けに作られず、PSPによるシリーズはこれが最初であって最後の作品という形になっていますが、後に湾岸ミッドナイトポータブルを最後に、元気のレースゲー作品は費えてしまったのは残念極まりなかったですが、この辺も自動車メーカーによる承諾の権利も一段と厳しいというのも事実でしょう。
 
首都高PSP以降、元気は時代劇系のゲーム作品ばかりとなってしまったのは非常に悔しかった。
 
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自分もPSPを購入した際、パロディウスポータブルの次に買ったのがこの首都高PSPで、前々からスゴくやりたかった作品で、購入してから初回からガンガン走りこみ、最初はNB型後期ロドスタターボ、次にS15、FD、GDB-C、ランエボVIII、80スープラで結構やり込みましたね。
 
アンダーネオンのカラーが自由自在にできるという点は良かったですし、チーム戦も結構面白く、各マシンとステージとの相性を上手く立てないと結構有利に働かないこともあるため、例えばC1の場合のスタメンで…
 
『ターマック鈴木→セナ足ギンジ→ハッピーチャッピー→ユウウツな天使→プレイヤー』
 
湾岸線の場合は、
 
『愛の撃墜王→コーナリングアーティスト→旋律の核弾頭→迅帝→???→プレイヤー』
 
という形で挑むという形で戦っていくのですが、今までのシリーズでボスクラスでった『???』や『迅帝』等のサーティンデビルズ勢がワンダラー扱いになっているのだが、加入するには条件を満たさないと仲間になってもらえないため、この辺も上手く条件を満たさないと仲間になってもらえないのだが、なかでも一番難しかったのが芝浦ランプにいる死神ドライバーでしょう。
 
『アザーカー、壁への接触せずに死神ドライバーに勝利する。』…いわゆるパーフェクト勝ちをしろという内容で、横羽下りならば、天王洲アイル駅付近と鈴が森、平和島付近を丁寧に走れば仲間になるが、逆に難しいのがC1方面で、浜崎橋から外回り方面に入るため、そこが非常に難易度が高くて何度も泣かされたもんです。
 
まぁ、そんなライバルのカスタムマシンも思わず、「あれじゃね?」というのもありますが、なかでも…
 
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真夜中の銀狼仕様のZ32…。
 
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やよい「ナイトライダーのK.I.T.Tだぁ~!」
 
なぜ、知ってるの?
 
なかでも…一番唖然させられたのが、
 
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嘆きのプルート仕様のGDB-C。(笑)
 
どうしてこうなった? 彼の身に一体何が起きたのだろうか…。
 
しかも、プロフィールを見たら『美少女ゲーム好き』という解説が追加されており、これを見た同時に・・・首都高バトルシリーズファンなら疑問を抱きかねないが、さらに疑問となったのが
 
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夢見の生霊仕様のNSX-Rが出てる。(爆)
 
5DX+から追加し、マキシをやってる人なら周知の通り…ホンダはアザーカーが出現するレースゲームに関して、非常に厳しいという制約を持っているメーカーなのだが、この時点で自分は…
 
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真姫「イミワカンナイ。」
 
と、リアル真姫ちゃんみたいな事を言ってました。(笑)
 
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ただ問題は通信機能を使った対戦機能ができないという部分がネックであり、この辺ももう少し強化できたら、評価も少し変わっていたのかもしれません。
さらに2周目に突入すれば、1周目でフルチューンさせたマシンもそのまま継続させることもできるため、そのまま戦っていけてしまう部分と「ボス戦がない。」、「分岐点に進めない。」という部分がデメリットがあり、首都高バトル01より少し評価が下がってしまう部分もあるかなと。
 
リプレイ視点やエアロも先に登場したPS2の『レーシングバトル・C1グランプリ』からの流用の部分もあるため、先にレーシングバトルをプレイしてる人は「PSP向けに使い回している。」という見方をされてしまったら元子もないですけど、後に発売された湾岸ミッドナイトポータブルよりはまだマシな方になると思いますね…プレイヤーレベルが100いけば、ほぼ殆どが瞬殺状態で仲間にする事も可能ですし。
 
さて、今年度の『懐かしのゲーム作品を語る』はこれにて終了、2017年度は360作品目からのスタートとなりますが、それでは皆様…良いお年を!
 
●PSP 首都高バトル オープニング
このオープニングは非常に好きでしたね、何度も観てもカッコいいですし。
 
●PSP 首都高バトル プレイ動画
改めてエンジン音聞くと、PS2の街道バトルからの流用なんですよね。

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