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懐かしのゲーム作品を語る…第362回『湾岸ミッドナイトMAXIMUMTUNE&湾岸ミッドナイトMAXIMUMTUNE 2』

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362作品目、今回は2004年にバンダイ・ナムコエンターテイメントからリリースの『湾岸ミッドナイトMAXIMUMTUNE』とバージョンアップ版『湾岸ミッドナイトMAXIMUMTUNE 2』を紹介したいとおもいます…今回は現在、遊べる機会がめっきりなくなってしまった初代マキシとマキシ2の方になります。
 
週刊ヤングマガジンで連載した楠みちはる原作コミック『湾岸ミッドナイト』の世界観を再現し、プレイヤーが原作キャラと勝負しながらマシンを作っていくという内容。
 
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操作方式はステアリング、アクセル、ブレーキ、6速Hゲート方式トランスミッション、視点切替、乱入切替ボタンという構成になっており、プレイ前に自動でシフトアップやダウンするオートマもあります。
 
基本的に原作コミック『湾岸ミッドナイト』に登場する主要キャラと一対一で対決し、決められたルートで勝負していく内容となりますが、ライバルに勝利するとマシンのチューニングゲージが上がり、マシンを強化されていくという形で、ライバルに敗北する、または一度倒したライバルを再度勝利するととチューニングゲージが半分まで上がらないというシステムとなってる部分に関しては、今のシリーズ現行作の5DX+でも同じです。
 
チューニングしたマシンは専用の磁気カードで保存される仕組みで、開始前に磁気カードを購入するかしないかが出てきますが、終了後にも購入するサービスもあるので、すぐに気に入ったと思えば購入できるというサービスは、今のバナパスでプレイする今の筐体ではできないシステムでした。
 
初代マキシは20話構成の3周エンド制、マキシ2は80話構成のエンドレス制度になりますが、初代は1周目の20話で600馬力、2周目の20話で800馬力となっています。
 
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今のマキシ5DX+で登場してから12年目を迎え、幼児や小学生、熟練プレイヤーと幅広い年齢層で2000年代のレースゲーの地位を守り抜いているバンナムの湾岸マキシシリーズの記念すべき第1作。
 
元々、2001年にリッジレーサーV(ファイブ)の筐体を流用し、元気の首都高バトルZEROをベースにした『湾岸ミッドナイト(湾岸R)』が登場してましたが、Rの方はあまりにもリアル系統の挙動であり、プレイするユーザーを選んでしまうという弊害を生んでしまったという苦い思い出を生んでしまったが、元々『ファイナルラップ』や『リッジレーサー』とレースゲームに関してノウハウが高いナムコ
であるため、「リアル寄りにややゲーム的な操作性を」という答えを導いた結果がこの湾岸マキシではないかとおもいます。
 
 
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このゲームの最大のウリといえば、自分のマシンを作り上げていくというシステムであるが、既にセガの頭文字Dアーケードステージにて成立させていたが、頭文字Dの方は規定ポイントを到達するとチューニングしていくというやや手間のかかる工程であったが、湾岸マキシは序盤から一気に進んでマシンがチューニングしていくため、早い段階でフルチューンまで進めるという狙いもありましたが、マキシ1と2の時のエアロは既にチューニング工程の中に組み込まれていました。
 
特にエアロパーツ装着に関して、今のマキシを触れてる方でこの話を聞いてもあまりピンとこない方もいらっしゃるはずでは?
 
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翌年にマキシ2へバージョンアップされ、この時から70系スープラやエボIII、エルシオーネ、RX-8も車種追加、さらに箱根の追加、乱入対戦も2人から4人へアップされたため、マキシ2から急速的に各地のゲーセンやスーパーのゲーセンでも置かれるようになったのもこの時で、タイトーのバトルギア3Tuned、セガの頭文字Dアーケードステージ3と肩を並べるリアルレースゲーム3大ビックタイトルへと成長。
 
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今のリタイア称号が出るシステムもマキシ2からでした。
 
称号によるシステムもこのシリーズから本格的になり、当時はタイムアタックのみでリタイヤ称号が出現するようになり…霞ヶ関で『湾岸の総理大臣』、銀座では『銀ブラ』、『築地移転反対』もそうだったが、日付称号もこのシリーズからで、今のマキシではストーリーモードや分身対戦でもある区間でリタイヤ称号が出るようになりましたからね。
 
現在は入手が難しいのが『ズームイン(汐留JCT付近でリタイヤすると出る)』と『超弩級B逆走へ』。
特に『超弩級B逆走へ』は箱根往路のゴール手前の駐車場(残り900m)で出現するリタイア称号で、確実に「タイトーのバトルギア3を意識してるだろ?」という確信犯的な称号であったが、マキシ3から今日の5DX+では『箱根のバイク乗り』になったという秘話も。
 
自分は『箱根のバイク乗り』、『FDマスター』が一番気に入ってますが。
 
 
マキシ1と2で、「この車種が非常に速い。」とか何かしらと噂が絶えなかったことでも有名でしたが、当時マキシ1の時は…
 
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ランキングともFD無双だったという話。
 
バトルギアをやっていた当時、マキシを多少かじっていた程度でプレイしてましたが、当時の上大岡ジアスのマキシでの使用率は殆どFDだらけというワンメイクな形になってましたからね。
 
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ダイヤ「昔のマキシも今のマキシと同様、FDは最強ということですわね。」
 
いえいえ、ところがどっこい…マキシ2から意外なダークホースとしてきたのが、
 
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R32、エボVIII、GDB-Cの4WD陣営がタイムアタックランキングと乱入対戦でも殴りこんできたというオチ。
 
今でもこの3台は使用率も高めで、特に群を抜いてR32とエボVIIIは圧倒的に占めており、時点にR34とGDB-Cが食い込むという大乱戦な戦いになったが、特にエボVIIIとR32、R34はマキシ3で一旦弱体化されるというバランス調整されましたけど、再び強くなったという前例もありましたので。
 
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曜・梨子「何か分からない気もしない。」
 
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ゲームバランス的にはセガの頭文字Dアーケードステージ3やバトルギア3みたいに極めて難易度が高いという部分はないとおもわれますが、一番難しいのがマキシ2による『無敗狙い』の難易度がマキシ3~5DX+より難易度が極めて高いということ。
 
今のマキシは1周目の60話で無敗で830馬力までミスをせずに進めますが、マキシ2は特に40話の時点で800馬力でフルチューンとなるわけですけど、実はマキシ2の80話まで無敗でクリアすると、特別に815馬力までアップされるという特別ボーナスがもらえるという事なのですが、今のマキシではやってる周回プレイで一度敗北すると、次の周回プレイで無敗から再スタートという特別処置を取られますが、マキシ2は『一度でも負けるとずっと有敗』となってましたが、ユーザーの要望に答えたのか、後期ROMで『総走行距離5,000キロ&尚且つ1周クリア済で815馬力に昇格。』という処置が組み込まれました。
 
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マキシ2のストーリーモードも今の5DX+~マキシ4(アニメ版)まで幻のFC編までの扱いでしたけど、マキシ2の方は極めて酷かったですね…。
 
『湾岸線のど真ん中にガードレールで車線規制させる。』というトラップがあったという事を…。
 
ここでガードレールの車線規制による接触で失敗をやらかすと…
 
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無敗クリアはここで終わる。
 
…しかも、通れるポイントも非常に狭かったもん、当時GC8でやったことがありますんで。(笑)
 
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そして、マキシ2と3DX+まであった『10人抜きモード』もこの時に誕生しましたが、これも少し難易度が高かったかなと思いますけど、マキシ3になってから少しプレイしやすくなったという感じになりましたね。
 
自分も全コースまで稼いで、GC8でA級まで進み、無印のマキシ3でバトルギアをやっていた宮城の相方がバトルギア4ができなくなった代わりに湾岸をやってるとの事で、GC8のカードをあげましたね。
 
…それから3年後に、自分がマキシ3DX+で走りなおすということになりましたけど。
 
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マキシ1はマキシ2の未完成版という形であったため、バランスは問題はなかったけど、ストーリーのボリューム面だけは今のマキシより少なめと言った感じでしたけど、なぜかパックマンのキャラが乱入してくるというカオスな展開があったな。
 
今でも家庭用に移植されていませんし、マキシ1と2も本当にプレイできる店舗も殆ど全滅ですね…個人的に家庭用に移植してもおかしくないのですが、この辺も湾岸のスタッフのこだわりなんだろうかと。
 
近県で唯一マキシ2があったのが、よみうりランドが3DX+になる前にマキシ2のまま稼動していた記憶があったような…。

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