●安田屋旅館(やすだやりょかん)
【概要1(安田屋旅館)】
明治20年に創業した静岡の沼津 内浦にある老舗旅館。
国の登録有形文化財を受けた旅館であり、昭和22年に太宰 治が名作『斜陽』を執筆した宿であり、内浦エリアで最も歴史のある建物の一つである。
【概要2 (斜陽 Wikipedia『斜陽』から一部引用・加筆。)】
『斜陽』(しゃよう)は、太宰治の長編小説。
『新潮』1947年7月号から10月号まで4回にわたって連載された。
同年12月15日、新潮社より刊行された。定価は70円だった。
初版発行部数は1万部。すぐさま2版5,000部、3版5,000部、4版1万部と版を重ねベストセラーとなり、2009年には映画化もされている。
初版発行部数は1万部。すぐさま2版5,000部、3版5,000部、4版1万部と版を重ねベストセラーとなり、2009年には映画化もされている。
没落していく人々を描いた太宰治の代表作で、没落していく上流階級の人々を指す「斜陽族」という意味の言葉を生みだした。
【解説】
千歌の自宅でもある『十千万(とちまん)』のモデルとなった旅館。
明治22年から創業してから100年以上続いており、平成9年7月に全館新装されている。
アニメ本編でも度々登場し、放送開始直後から一気に宿泊客も大幅に増えており、ラブライブ!サンシャイン!!において浦の星女学院のモデル校となった長井崎中学校と共に代表する名所となっており、伊豆・三津シーパラダイスも目の前というダイレクト的な部分もある。
アニメで登場している内部も実際に宿泊部屋となっており、千歌がいる部屋の一部もその一部にあたるが、他にも太宰 治にちなんだ伊豆文庫、喫茶室も用意されている。
数奇屋風の宿泊部屋には、太宰 治が執筆した『月見草の間』や特別室もあり、ラブライブ!サンシャイン!!の舞台と同時に太宰 治の魅力にも惹かれてみるのもお薦めだ。
そして、忘れてはならないのが安田屋旅館による豪華な会席料理もお薦めで、ここでしか味わえない料理、四季とマッチングした露天風呂は一生忘れることはできない思い出を約束してくれるし、他にも正月恒例の餅つき大会等のいろいろなイベントも行っているので、この辺にも公式HPでチェックしてみてみよう。
また、露天風呂は宿泊でない限りでも入浴利用することができるので、「宿泊費用が高いし、入浴ぐらいなら…。」という人もお薦め。
画像の思い出の湯はラブライブ!サンシャイン!! FIRST FAN BOOKの18ページに登場している。
●三津海水浴場(みとかいすいよくじょう)
【解説】
アニメ本編で初めて登場したのが1話の中盤シーン、途方に暮れて自宅に戻ってきた千歌が初めて梨子と出会った場面で登場しているが、以降は6話、8話終盤、9話中盤、10話、13話のラストシーンでも登場している。
初めてラブライブ!サンシャイン!!の登場した『助けて ラブライブ!』のイラストも登場した海水浴場で安田屋旅館の目の前。
海水浴シーズンでは多くの人が訪れる場所だ。
三津海水浴場の丁度真横にある桟橋『千鳥桟橋』は、千鳥観光汽船の三津港周辺を湾内周回する遊覧ルートと淡島周辺を大きく遊覧していくランチクルーズも存在し、湾内遊覧ルートは第1伊豆丸と第2伊豆丸、ランチクルーズではちどり1、ちどり3で行っている。
乗船券もあわしまマリンパークの入場券と同様、Aqoursメンバーによる乗船券が去年10月にリニューアルされており、乗船券を購入すればゲットできるので、ファンなら湾内遊覧船に乗った思い出として残しておきたい。
【参考】
ラブライブ!サンシャイン!! アニメ版
ラブライブ!サンシャイン!! FIRST FAN BOOK 18ページ
電撃G'sマガジン 2015年4月号、5月号
Wikipedia 『斜陽』
安田屋旅館 公式HP http://mitoyasudaya.com/
千鳥観光汽船 公式HP http://www.chidorikanko.co.jp/index.html
ラブライブ!サンシャイン!! 沼津市舞台探訪マップ Vol.5.0