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懐かしのゲーム作品を語る…第375回『戦国エース』

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375作品目、ここ最近クルマゲーばかり続いていたので、久々のSTG作品を投下…今回は1993年彩京、バンプレスト(現 バンダイナムコ・エンターテイメント)からリリースした『戦国エース』。

戦国と聞いて、BASARA、無双と答えた人は多数いらっしゃるはず。(多分)

戦国時代を生き抜く6人の戦士達が雪姫を誘拐し、邪神復活を目論む『神羅教』の野望を打ち砕くという内容です。

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操作方式は8方向レバー+2ボタン方式、メインショットとボンバーと基本スタイルは変わりませんが、メインショットを一定時間チャージすると強力なチャージショットを放つ事ができ、道中に出現するアイテムキャリアーを撃破すると、メインショットのパワーアップや緊急回避のボンバーアイテムが出現しますが、メインショットは最高4段階までレベルアップしますが、一定時間経過するとレベル3まで下がるという性質を持っています。

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プレイ開始時に6人の選択キャラを1キャラを選ぶことになりますが、選択キャラと機体性能は以下のとおり…

●ジェーン
セクシーなくの一キャラ、自機は木製のグライダー。
ボンバーの忍法 華の舞は発動直後は無敵という性質を持つ。

●天外
自機が巨大な鳥、その鳥に天外という坊主が乗るという異色キャラ。
ボンバーは念仏ボムは威力は高いが、攻撃火力重視のキャラで機動力は低い。

●こより
おてんば巫女で、ブレード以降シリーズで胸と見た目が大きく変化。
同時プレイでジェーンと絡むと百合な展開が見れるのが魅力。(笑)
自機は鳥居風に改造したP-38ライトニングもどきで、おみくじボンバーは吉と凶によって発動時間が異なる…意外に扱いにくいキャラ。

●アイン
柳生十兵衛に金髪にしたようなキャラで、こより同様以降のシリーズで彩京のイメージキャラになる。
自機は太平洋戦争末期に登場した『震電』で、ボンバーは一撃必殺能力の高いサムライソードで、基本的にストライカーズ1945と比較すれば扱いやすい方。

●犬王丸
犬なのに人の言葉がしゃべる事ができるキャラだが、こより同様にジェーンと組むとエンディングで彼の正体が判明する。
自機はF-23で、溜め撃ちショットが防御できるバリア的な能力を持つ。
但し、機動力は高いが攻撃火力は最低で長期戦に陥りやすい。

●からくり屋 源内
江戸時代の発明家 平賀源内をモデルにしたキャラで、自機がスターウォーズのXウィングもどき。
機動力とボンバー能力がトリッキーな性能で扱いにくい。

敵弾に接触すると1ミス、残機ゼロでゲームオーバー。
全8ステージ構成2周エンド制度、但し1面から3面まではランダムとなります。

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1991年にビデオシステムからリリースした『ソニックウィングス』はストIIブームの真っ只中にもかかわらず、程よい難易度のステージ構成もSTG業界で人気を博すことに成功し、翌年にそのソニックウィングスの開発チームが独立のメーカーを立ち上げ『株式会社 彩アート京都』という名義で誕生し、95年に彩京に社名変更し、以降の彩京の戦国シリーズ、ストライカーズシリーズ、ガンバードシリーズ、麻雀ホットギミックシリーズと世に送り出したメーカー。

その独立メーカーを立ち上げて、記念すべきの第1作品目がこの『戦国エース』となり、開発チームもソニックウィングスからの開発スタッフであるため、グラフィックやフォント、メインシステムも全てソニックウィングスからの継承し、そこにチャージショットシステムを加えてソニックウィングスからの差別化を図る事に成功し、以降に登場するストライカーズ1945、その改良版としてストライカーズ1945 IIへと受け継がれていく事になります。

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戦国エースのキャラクターデザインを手掛けたのは中村博文氏は、同社の『ガンバード』シリーズと、NECアベニューからリリースのPCゲーム『メルクリウスプリティ』以外に郵便を使ったプレイバイメール企画と富士見ファンタジア文庫からリリースした『蓬莱学園』シリーズのイラストも手がけて、各種雑誌のイラストでも担当していました。

この戦国エースで、最も知られた存在といえば…『こより』と『アイン』でしょう。

エースからブレード、以降の彩京作品で登場するキャラでこの辺も当時のゲーマーでも知ってる人も多いでしょう。

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エース時代のこより、ブレードになると…

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こうなる。

ブレード以降になると、こよりは胸がぽよんぽよん、髪が長くなります。



だが、その傍ら…アインさんがとんでもない奴に豹変しちゃうのです。

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妹を愛するエース時代のアインさん。

エース時代は良かった…しかし、ブレードとストライカーズ、で…ホットギミックシリーズで…。

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こうなります。(爆)

もう、これだけで見ても…。

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ルビィちゃんが見たら絶叫の同時に音速の如くに逃げ、

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伝説の戦士であるプリキュアさえもクモの子が散らすように逃げるぐらい。

…その後にホットギミックで『新声社爆破』というとんでもないネタをやらかし、ゲーメストが廃刊になって、アルカディアになって彩京の社員コメントの際に「爆破しないから!」というコメントを残していったっけな。

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話は戦国エースのゲーム本編に戻りまして、基本的に初心者であれば2面まではそれほど苦戦するという部分はないですが、このゲームの最大の壁となるのが3面以降で、特に初心者の難関ともいえる4面はボスストックが底をついてしまい、特に風神と雷神は位置によって変わります。

この辺もノーボムで切り抜けようとなればかなりの高度なスキルが要求される部分もあり、後半戦になれば初心者だとボンバーを使い切ってしまって絶体絶命に陥り、攻撃を喰らって散ってしまうという部分もストライカーズシリーズでも同じ事になります。

特に敵の低速弾と高速弾とのコンビネーション『彩京弾』と呼ばれる攻撃パターンは結構嫌らしく、大型弾と中型弾ならまだしも、中型弾と小型弾によるコンビネーションは本当にキツいです…自分も運が良ければ5面までは進めるけど、運が悪いと4面のボス戦で消されましたね、今無き近所の玩具屋のポニー筐体でやったもんですよ。

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他機種では、2004年にPS2『彩京シューティングコレクション』で移植されましたが、戦国エースは長年家庭用に移植される事が無く、続編の戦国ブレードの方が移植されていたという変わった経緯で、後にブレードの後にPSPにて『戦国キャノン』で登場し、以降に彩京の戦国シリーズはキャノンを最後に姿を消してしまったのだが、彩京の後に『クロスノーツ』という名義で変更されたが2007年に活動休止となってしまったのが非常に残念なメーカーかなと思います。

特にストライカーズ1945と戦国エースは結構遊んだタイトルだったけど、ストライカーズ1999は…酷かったなと。

●AC版 戦国エース プレイ動画 こより単独
特にエンディングにご注目…それが、後のブレードでアインとの掛け合いで相当言われることになる。

●AC版 戦国エース ジェーン&アイン プレイ動画
こちらもエンディングにご注目、ジェーン…やっぱり、アインの事が。(笑)

●【おまけ】サターン版 戦国ブレード アイン掛け合い集
ブレードのアインさんの声を演じてるのが、あのドラゴンボールシリーズのセルでお馴染みの若本規夫さんですぞ。

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梨子「(あれで壁ドンされたら、ちょっと…。)」

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