●P5第44話『お世話役ってどんな人?』
【名台詞】
ミルク「…黙れミル。」
カワリーノ「おや? 何か言いました?」
ミルク「黙れといったミル!」
カワリーノ「ほう…。」
ミルク「ココとナッツ様は、パルミエ王国の為に絶対必要な方ミル!」
カワリーノ「おや? 何か言いました?」
ミルク「黙れといったミル!」
カワリーノ「ほう…。」
ミルク「ココとナッツ様は、パルミエ王国の為に絶対必要な方ミル!」
●あらすじ(朝日放送公式HPより引用)
公園にポツンと一人でいるのは、ミルク。
みかけたうららがナッツハウスに帰ろうと声をかけたの。
みかけたうららがナッツハウスに帰ろうと声をかけたの。
ところがミルクはワンワン泣き出しちゃったわ。
ミルクは、自分がココとナッツのお世話役に相応しくないと悩んでいたの。
ミルクは『理想のお世話役』とはなにかをみんなに聞いてみるの。
うらら、大切なな時にそばにいてくれる人。
りんは、みんなのために動ける人。
こまちは、行動力のある人。
かれんは、信じることを忘れない人。
りんは、みんなのために動ける人。
こまちは、行動力のある人。
かれんは、信じることを忘れない人。
みんなのぞみのことなの。
ミルクはのぞみが『理想』であることに納得できなかったわ。
そこでのぞみにもきいてみると、理想のお世話役は「よく遊んで、食べて、幸せいっぱいの人」。
ミルクはのぞみの答えにがっかり。
ふたりはいや~なムードに。
ふたりはいや~なムードに。
そんな時、いなくなったミルクを探しに出かけたココとナッツにナイトメアがお襲い掛かる・・!
★解説
5シリーズで最も大きな重要なターニングポイントを持つエピソードで、そんなミルク中心のエピソード。
今回担当してるのは、作画と原画担当は青山 充先生、脚本は赤尾でここと三重野瞳氏が担当。
朝寝坊してしまい、ココとナッツの朝食の準備を忘れてしまったミルクだが、既にココとナッツは自分で準備できていたため、この事に関して落ち込んでしまう。
昼下がりの公園で一人で落ち込んでいると、学校帰りのうららと出くわし、お世話役として役に立ちたいのだがどうしたらいいのかという事をうららに聞いてみる。
うららは『毎日一緒にいなくても、一番肝心な時には必ずそばにいて、叱ったり励ましたりしてくれる。』とミルクに答えを告げ、これを何か閃いたミルクはりんの自宅へ向かい、さらに答えを聞くことに…。
「りんなら思ったことを言える。」とりんに聞いてみるが、「それだとちょっと引っかかるな。」少し困惑する。
しかし、りんが出た理想のお世話役が『でも…みんなのために泣いて、みんなのために怒って、みんなのために笑って、みんなのために悩んでくれる…そんな素敵な子』という答えが返ってきた。
最終的に行き着いたのが、やはりミルクが最も信頼できる人物であるかれんに聞いてみると、最終的に4人が求めていた理想が『のぞみ』であった事に愕然するが、ミルクはのぞみの本当のカリスマ的な部分を見出せてないというのが本音であろう。
初めてプリキュアになった時、意外なところでフォローしてくれたのがのぞみであり、絶対的な状況からのチャンスのキッカケを作ってくれたのも全てのぞみがいたからであるという事をこの時のミルクは全く知らなかっただろうし、ミルクの初登場以前からこういう光景を見てきてなかったミルクもまだまだ青二才とってもいいぐらいである。
同じ時間、ココとナッツはナッツハウスがいなくなったミルクを街中探し回っていた最中であったが、同じく本部に戻らずに街でさまよっていたハデーニャに見つかってしまう。
同時にのぞみ達もココとナッツの姿をいない事に気付き、同時にのぞみ達もハデーニャの下に現れ、戦いが始まる。
前回の戦いで完全に後がないという事に焦りの色を見せるハデーニャは、コワイナーの召還をせずに真っ向にのぞみ達に挑むが、多少の有利であったが最後の最後でやはり5陣営の前で呆気なく倒され、一気に5陣営の方にチャンスが回ってきた。
しかし、ここで両者にとって予想外な展開…戦闘中の両者をまるで高見の見物をしていたかのようにカワリーノが現れ、ハデーニャに黒いコワイナーの仮面を使うよう指示するのだが、「そんな必要ないと言っただろ!」と拒否するが、問答無用にハデーニャの顔に押し付けて一気に巨大モードにし、戦闘は再びふりだしに戻る。
ハデーニャの風圧で飛ばされた同時にドリームコレットを死守したミルク、ココとナッツの前にカワリーノが立ちはだかり、「何の役にも立たないあなた方なんて、本当は必要ないんじゃないんですか?」と貶すのだが、「黙れ!」とカワリーノに一蹴
の一言を放つミルクは、「王国は必ず復活するミル!復活したらココ様とナッツ様をお使えするミル!」と無印5時代のミルクでは珍しい台詞。
この強烈な一言でカワリーノに放つが、「復活は無理だ、ドリームコレットは我々が頂く。」と平然した態度でコレットを奪おうとする。
ミルクの一言で更なる劣勢の状態から再び、反撃のチャンスが回ってきたのぞみ達、ミルクと共にプリキュア・ファイブエクスプロージョンで見事ハデーニャを倒す事に成功する。
「これで、ダメとなると…。」と同じ配下であるハデーニャの幕切れにより、密かな絶望を抱くカワリーノ…遂に彼の策略も黄信号が点灯し始めたのもこの時であり、そして彼に待ち受ける『真の絶望』は48話と最終話に待ち構えていようとは誰が予想していただろうか…。
昨日の迷いが見事吹っ切れ、いつものように元気な姿を見せるミルク。
その直後、ミルクはココに朝食を食っただからといってシュークリームばかり食べてた事、ナッツ対して徹夜で読書するな!」と厳しい指摘をバンバンと入れられ、完全に萎縮してしまうパルミエ王国 現国王コンビなのであった。
この場面の反映してからか、P5GGではココとナッツ以外にものぞみ達に対して、色々な心配しながらも厳しく注意したり、心配してフォローする場面も少なからず登場してるが、このエピソードが無かったらミルクは大きな一歩を踏み込めずに終わっていたのかもしれない。
●登場キャラクター
夢原のぞみ(キュアドリーム)
夏木りん(キュアルージュ)
春日野うらら(キュアレモネード)
秋元こまち(キュアミント)
水無月かれん(キュアアクア)
小々田コージ(ココ)
ナッツ
ブンビーさん(今回も僅かながらの出演)
カワリーノ
ハデーニャ
★エンドカード
45話の中盤シーン、みんなでクリスマスケーキを食べる場面でそのクリスマスケーキの場面のセル画のアレンジ流用。
『またみてね』という部分は、本編では『ありがとう』という文字になっている。
●関連エピソード
妖精陣営による活躍のエピソードは意外に面白く、同時に笑ってしまったり、感動さえられる内容もある。
そこで当ブログでお薦めのエピソードを紹介。
●Yes!プリキュア5GoGo!
第30話『王の力とナッツの悩み』
序盤のアバンタイトルで、くるみがちょっとした事で泣き出してしまう場面として、このエピソードがある。
『かぐや姫』の話で、のぞみとくるみによる授業中に議論し始め、その二人の行動でコージに注意されてしまい、同時に「ココ様に怒られた…。」と泣き出す。
その同時に、くるみはのぞみと縁を切ると真っ向に切り出してしまうのだが、のぞみ達がシビレッタの力によってかぐや姫の世界に飛ばされてしまい、絶体絶命に陥ってしまうのだが、そのくるみの動きにも注目してもらいたい。
●GO!プリンセスプリキュア
第26話『トワ様を救え!戦うロイヤルフェアリー!』
一番記憶に新しいエピソードとして、ゴープリ26話も意外に面白い。
夏休みに体調を崩してしまったトワ、同時にシャットが放ったセミ型ゼツボーグがノーブル学園に現れるのだが…。
パフとアロマによるセミ型ゼツボーグとのドタバタバトルは大爆笑必見で、普段パフやアロマ以上の大きさで襲ってくるゼツボーグがこんなサイズで挑もうとしたシャットも本末転倒ともいえるが、同時にパフとアロマに新しい力が覚醒したのもこの時でもある。
同時に…
パフのお尻ぺんぺんシーンはこのエピソードで最も爆笑を誘うので未見の方は必見。