81作品目、今回から当分の間はナムコのファミスタシリーズ特集を組もうと思いまして、その1回目は1989年にバンダイナムコゲームスから発売された、ファミスタ'89開幕版!を触れてみたいと思います。
操作方式は十字キー+2ボタンで、打者・投手や野手の操作スタイルで、ファミスタシリーズ恒例の大差によるコールドゲーム制度も健在で、今作選択できる球場は、『ろっこうざん』こと甲子園、『どうむ』こと東京ドーム、『しゃちほこ』ことナゴヤ球場、『河川敷』こと多摩川グランド球場の4つです。
人気野球ゲーム『ファミスタ』シリーズの4作目、今回は前作登場した『プロ野球ファミリースタジアム'88』のバージョンアップ版で、今回はコンピューターチームのPチーム、Aチームが追加されており、前作の88年度版より楽しめる内容になり、各球団も当時の88年シーズン終了時の実際の選手のデータから算出したモノが採用していますが、肖像権の関係で選手の名前もパロディ風になっています。
特にPチームとAチームは、12球団勝利した後に出現するチームで、Pチームこと『プロスターズ』は、往年の選手で構成されたチームですが、Aチームこと『オールドリームズ』は野球アニメに登場した選手が構成されたチームになりますが、プレイヤーでの操作は不可能となっています。
ファミスタことファミリースタジアムシリーズは1986年に発売され、その後に毎年の様に実際のプロ野球の選手データ更新したバージョンアップ版が毎年の様に発売されて、モードもいくつか追加して登場してきました。
このファミスタ'89開幕版も88年度版のマイナーチェンジ版で、このシリーズから『ファミスタ』というタイトルで定着しましたが、アーケード版の『ワースタ』ことワールドスタジアムは完結作である2001年度版まで略されることも無く続けられました。
今回、89開幕版の最大の魅力ではチームエディットモードが搭載されており、これを投手メニューにて、『ほし』と入れると、あのAチームのほしが使えるようになり…
さらに球速と能力値を最大にすると最強最悪のほしが誕生する事ができます。(爆)
このファミスタ'89も、中古ショップやリサイクルショップでたまに見つかる傾向があるので、FC互換機と共に遊んでみてはいかがでしょう?
●FC版 ファミスタ'89開幕版!! Oチーム対Pチーム
ちなみにOチームは、現在の千葉ロッテマリーンズの前身であるロッテ・オリオンズ時代ですね。
●FC版ファミスタ'89開幕版 Aチーム対Mチーム
CPU戦最後の相手であるAチームのとんでもない実力をとくとご覧アレ。(笑)