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Channel: M@XIMUM CURE LIVE!(マキシマム・キュアライブ)
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P5第45話『のぞみとココ クリスマスの誓い』 エピソード詳細

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●P5第45話『のぞみとココ クリスマスの誓い』

【名台詞】
コージ「のぞみ?」

のぞみ「え?あ、あれ?ヤダ…私、なんで泣いて…私、嬉しいんだよ…もうすぐ夢が叶うのに…ホントにホントに、嬉しいのに…。」

コージ「僕の育ったパルミエ王国は、本当に素晴らしいところなんだ。 でも…全てが失われて、1人ぼっちになってしまった…夢も希望も失われて本当に悪夢だったんだ。 そんな僕を、のぞみ…君が助けてくれたんだ…のぞみの笑顔が僕にもう一度勇気をくれたんだ。 あの時から僕の中で、のぞみの笑顔はずぅっと輝き続けている…仲間を思う気持ちはずっと残ってる…夢を諦めない勇気…のぞみ、本当にありがとう。」

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●あらすじ(朝日放送公式HPより引用。)

今日はクリスマスイブ☆

雪も積もって、クリスマスモード全開!
のぞみ達は、すでに54のピンキーを集めた。
ココとナッツの夢を叶えるには、あと1つのピンキーをキャッチするだけ!
とっても嬉しい事だけど、パルミエ王国が復活すればココとナッツは王国に帰らなくてはいけないわ。

それは、ココ達に会えなくなってしまうというコト・・。
ナッツハウスでは、ココ・ナッツ・ミルクがのぞみたちのためにケーキを作ってくれたの。

でも、のぞみが、全然食べないの。
いつもなら、最初に食べ終わるのに。
ケーキには「ありがとう」の文字。

それを見たのぞみは、ココたちとあとどれくらい一緒にいられるかなって考えて、すっかり元気を無くしていたの。

そんな時、ブラッディがナッツハウスを襲ってきた!
そして、ブラッディはのぞみばかりを攻撃してきて…。

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★解説
毎年恒例のプリキュアシリーズによるクリスマスエピソード。
特に鷲尾プリキュアシリーズにおいて、シリアスな展開は初期のエピソードではよくあった事であるが、近年のプリキュアシリーズでは子供向けに合わせたエピソードに仕立てられてるので、こういった物語は珍しいケースだろう。

今回の脚本担当しているのが成田良美、作画は高橋任治氏である。


32話でこまちの姉 未来の結婚式の会場であった教会のそばでピンキーをゲットし、ピンキーも残り2匹…。
雪が降り始め、翌日がクリスマスイブ…いわゆるホワイトクリスマス当日。

喜ぶのぞみとりんであったが、一方のココはあまり喜べる顔ではなかった。

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クリスマスイブ当日…町は雪景色に染まり、ナッツハウスの前で雪遊びを満喫するのぞみ達。
ピンキーが揃えばパルミエ王国の復活するという期待感を膨らませていたのぞみであったが、しかし…ココとナッツにとっては避けて通れない現実があった…それが、『パルミエ王国次期国王の候補』という現実である。

ミルク曰く、先代の国王は既に国務から引退しており、ナイトメア襲撃を受ける前に国王不在という状況の下であったということだ。
このことに関して、既に2話前である43話、こまちもナッツによる離れ離れになるという現実を既に味わっていたという事であった。

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一方のナイトメア陣営も組織による動きが完全に亀裂が入り始める。
前回のハデーニャとプリキュアの戦いで、カワリーノが無理矢理にハデーニャに黒いコワイナーの仮面を被せた行為について怒りを露にしていたブラッティは、「お前がデスぱライアの側近になってから、組織力自体の力がおかしくなってきてる! お前の目的一帯何なんだ!!」と厳しく抗議されるカワリーノ。

しかし、カワリーノにブラッティに対する一言は「デスパライア様の為に働く事…それ以外に目的などがあるのか?」と冷酷な返答であった。

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新旧上司による仁義なき言い争いに巻き込まれ、どっちの味方になればいいのかと頭を抱えるブンビー。

まさか、自分の組織がここまで崩壊したいたという事を苦痛を味わうことになるのだが、次のエピソードでブンビーは勇気を振り絞って徹底的に抗議することを決意するのであった。

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ナッツハウスに出向き、ドリームコレットを狙うブラッティとそれを迎え撃つのぞみ達…。
しかし、この時点でブラッティとのぞみは互いに物語上で口出さないほどの複雑な心境の条件という戦いとなるが、組織の結束力で崩壊している事に絶望、王国復活で離れ離れになるという絶望という二つの重圧感を考えてみればブラッティの方が若干有利であり、ブラッディが攻撃の標的を決めたのは、リーダー格であるドリームことのぞみを一転集中に攻撃を仕掛け始める。

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のぞみを集中して狙う理由は、集中的に狙って5陣営の結束力を崩壊させれば一発で逆転を狙えるというブラッティ的の心理作戦という狙いも受け取れ、序盤から一気にドリームを狙っての集中砲火を狙い始める。

しかし、それに屈する事もなくブラッティにぶつかっていくドリームことのぞみだが…

ブラッティ「お前の心には迷いがある…この先どうなってしまうのか、本当にこれでいいのか? 自分の夢に疑問を抱いている。」

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ココとの別れという部分が戦いに大きな迷いを作ってしまったのが、劣勢の原因ともいえるだろう。

ルージュ達の励みに自分の迷いを断ち切り、一気に反撃を開始し、逆転のクリスタルシュートを放って一気に形勢逆転を狙う事に成功した。

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予想外な招かざる客による戦いで、クリスマスパーティも無事に終えたのぞみ達。
りん達はかれんのじいやさん 坂本さんの車で自宅まで送ってもらう事になった。

しかし、のぞみを乗せてしまうと定員オーバーになってしまうため、ココはのぞみと一緒にのぞみの自宅まで送る事になった。
「この足跡、雪がなくなってしまうと消えてしまうんだよね。」と、それでも王国の復活の同時に離れ離れになってしまうという切なさはそれでも拭いきれなかったのぞみであるが、一緒に思い出は一生消えないとやさしく告げるコージ。

その先に向かうと、イブ前日でピンキー集めに立ち寄った教会の前にやってくる。

遂に泣き出してしまったのぞみだが、コージはのぞみに初めて会ったあの日から自分の勇気を与えてくれた事に感謝してるという事を話し、45話の物語は幕を閉じるのであった。

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★着色ミス
33話以来のミスがこの45話にもあり、中盤シーンにてのぞみがケーキを見つめる場面での着色ミスがあり、無印5による画ミスは着色ミス2回、作画ミスが2回と均等になってきており、この該当シーンでもセルDVD版、再放送でも修正もされずに残ってしまっている。

●登場キャラクター

夢原のぞみ(キュアドリーム)
夏木りん(キュアルージュ)
春日野うらら(キュアレモネード)
秋元こまち(キュアミント)
水無月かれん(キュアアクア)
小々田コージ(ココ)
ナッツ
ミルク
ブラッティ
カワリーノ
ブンビーさん(僅かながらの登場)

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★エンドカード
46話の前半、最後のピンキーを見つけるために改めて結束をかためる場面のセル画からの流用である。
ちなみに、この46話は『魔法つかいプリキュア!』のキャラクターデザイナーを手掛けている宮本絵美子氏の作画監督デビューの回になる。

●関連エピソード

プリキュアシリーズのクリスマスエピソードは、最終決戦の前座的なエピソードであり、上記の5の45話みたいなシリアスな展開からポジティブな展開のギャグ、ラスボス出現という大きなサプライズが待ち構えている。
これまでの歴代シリーズの一部からのクリスマスエピソードを大きく振り返ってみよう。

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●Yes!プリキュア5GoGo!
第44話『届け!みんなのプレゼント!』

第2シーズンであるP5GGのクリスマスエピソードはシリアスな展開から180度に方向転換し、ポジティブな物語の展開。
公園に通りかかったシロップが一人の老人と出会い、ソリと着ている服が何者かに奪われてしまうという話から始まり、その同時にのぞみ達がサンタクロースの衣装で街中の子供達にプレゼントを配る…そして、その老人の正体は…。

P5GGでは前作5みたいな恋愛絡み的な話は子供に受けが悪いということで、この話に変えたというのはいうまでもない。


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●ふたりはプリキュア
第44話『最高ハッピー!? なぎさのホワイトクリスマス』

初代プリキュアシリーズである無印の44話は、学校の男子部と女子部による合同のクリスマスパーティがあり、その藤Pこと藤村先輩との急接近するのだが…。
この頃から恋愛絡みがあった初代プリキュア、この辺もなぎさファンにとって、藤Pによる絡みで気になった人も多いはずだ。

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●ふたりはプリキュアMaxHeart
第41話『気迫で渡せ!ちょこっと勇気のプレゼント!!』

初代プリキュア第2シーズン…話数は他のプリキュアの話数で41話にクリスマスエピソードを持ち込んできているが、これは放送スケジュールの関係があった関係である。
12月は藤Pこと藤村先輩の誕生月であり、なぎさは藤Pのイニシャルを付けたスポーツタオルを手渡すことになるのだが、その先に待ち構えていた大きな災難が…。

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●ふたりはプリキュアSplash☆Star
第45話『ケーキと和也とクリスマス!』

かつてはアクダイカーンの配下であった満と薫、咲と舞を助けたいという気持ちで復活を遂げ、同時に倒された幹部達もリベンジに燃える展開がウリであるS☆S終盤エピソードで、咲と舞、みのり、満と薫はパンパカパンのクリスマスセールに奮闘するエピソードであり、同時にダークフォールのキントレスキーとハナミズ…じゃなかったミズシタターレによる正真正銘のラストバトルエピソードがこれで、倒される時に二人の語り合いも必見の価値アリ!

満と薫も、このクリスマスにおいていろいろな人と出会いながら成長していくことになる。

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●フレッシュプリキュア!
第45話『4人はプリキュア!クリスマスイブの別れ!!』

自分達がプリキュアであるという事をみんなに伝え、同時に自分達の世界が未知の脅威に晒されている事に、プリキュアであるという使命を果たすためにラビリンスへの最終決戦に挑むラブ達。

母達から制止させられてしまうのだが、これは自分達が決めた使命であるという事を伝え、同時に生きて帰ってくるという事を伝えて旅立つ。
最終決戦前でここまで泣けるエピソードは、以降のプリキュアで成せない話であろう。

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