攻略特集9作品目になりましたが、今回はタイトーの大メジャー作品である『電車でGO!』のPS版の攻略特集をお届け致します…アーケード版から大分経過し、ゲーセンからは姿を消した作品でもありますが、初代PS版を持ってる方なら少なからずいらっしゃるはずではないでしょうか?
そこで今回、そんなPS版の電GO!2を久々にプレイする人や、初めて電車でGO!を触れたことが無い人の為の攻略特集をお届け致します。
まず第1回目は、基本動作からルールによる解説から入ります。
電車の運転は、車の運転とは違って以外に単純なものですが、ハンドル操作が無い分、速度の調整やブレーキのかけ方、また信号や速度制限のルールなどが存在します。
単純な考えで、「なんだ一気に加速して一気に停車すればいいじゃん。」と思い込むかもしれませんが、あと後になって大きなしっぺ返しが待っている事があります、まず最初に基本動作のおさらいをしていきます。
●マスコン(アクセル)
正式にはマスターコントローラー、電車の加速するためのアクセル的な役割を持ってる。
引くと電車が加速、段階別に分けられおり、車両に応じては4段階や5段階に分けられている。
PS版は十字キーの上下で行なう。
●ブレーキレバー
電車を止める際に使うレバーで、こちらも段階別に分けられており、電機と空気で使われている。
正式には『電気指令型ブレーキ』と呼ばれ、減速時に電気の力で減速する回生ブレーキが働き、その後は空気の力で停める形になるが、最大の非常ブレーキは車輪を完全にロックさせて急ブレーキをかける事ができるが、非常時以外での非常ブレーキの使用はご法度なので注意しよう。
PS版は■ボタンと×ボタンで行い、非常は▲となっている。
●警笛
前方に合図を鳴らすための道具で、ゲームにおいては使う機会もいくつか存在するが、鳴らなくてはならない区間も…中にはボーナス秒数が隠れている箇所もある。
PS版では○ボタンを使用する。
●信号や制限、ダイヤをしっかり守る!
電GO!シリーズは、実際のJR路線を題材にしたゲームであるため、次の駅までの到着が存在する。
到着時刻より1秒送れると1秒減算されるが、難易度の高い設定や路線になると一気に2秒まで減らされてしまう。
例えば、A駅で到着5秒通過したと考えてもらいたい…難易度の低い路線であれば5秒で差し引かれるが、難易度の高いレベル4以降の路線では10秒も差し引かれてしまい、場合によってはゲームオーバーになってしまうケースも少なくは無い。
また、A駅で5秒遅れてしまうと次のB駅でも5秒遅れになる、こういう場合は少し速度を上げて調節して少し時短を狙うようにしたい。
また、停車時に通常のブレーキ位置から少しずれて少し強いブレーキを使って停車を使ってのダイヤ遅れを回復させる手法もあるので、上達したら是非ともマスターしておこう。
次に信号に関する解説…普通に青が進行、黄色が注意、赤が停止と車と同じではあるが、電車には電車による信号が存在する…この項目にある上の画像にある黄色と青の信号がある…これは減速信号と呼ばれるモノで、この信号が表示されると制限速度を70キロまで落とすように命じられる。
但し、信号を無視するとATS(自動列車停止装置)が発動し、電車が強制的に停止させられてしまい、同時に超過速度分だけ秒数が減る仕組みで、120キロ近い速度で減速信号が出たら確実に回避は難しく、あっという間に秒数が無くなってゲームオーバーになるケースも多いので注意。
続いて、速度制限…これは各区間に設けている速度の規制だが、区間に応じては駅構内や曲線区間に存在している。
ゲームで一番低い制限は35キロで、一番高い制限は125キロと各路線様々…難易度の低い路線では、制限速度5キロ超過すると持ち時間が減算されてしまうが、レベル4とレベル5の路線になると制限速度3キロ超過で、持ち時間が大量に減らされてしまうケースも珍しくは無い。
ビキナーだと、最初どこに制限があるのかが分かりにくいかもしれないが、同じ路線を何度もやっていくうちに次第に感覚を覚えてくるはずなので、例え減点受けても次のプレイの時は既に気付いているはず。
●『定通』って何?
定通というのは『定刻通過』の略で、これは特急や急行、快速列車でも実際に存在するダイヤの中に設定されているが、ここでは電GO!での基準で解説したい。
特急列車や快速列車を運転すると、停車しない駅に通過時刻というのが設定されており、通過時刻と現在時刻と一致して駅を通過するとボーナス点が獲得できる仕組みだ。
但し、通過時刻より1秒遅れると減算されてしまうが、後期の電GO!シリーズ(プロフェッショナル2やFINAL)では、定通範囲が緩くなっているが、今作と3の通勤編、名鉄編、初代プロフェッショナル仕様はかなり高く設定されている。
逆に通過時刻より早めに通過すると、通過した秒数が蓄積され、連続して早めに通過していると減速信号が現れてしまうケースもあるが、特に通過時刻より5秒以上通過しているとこのパターンに陥るが、違う駅で1秒遅れて通過するとリセットされるので、慣れない人はこのパターンを最低限に守るようにしてもらいたい。
それでは、いよいよ…次の記事から本格的の攻略開始!