92作品目、今回は1990年にハドソンからアメリカのアタリゲームス&テンゲンからライセンスを受けて移植されたパズルゲーム作品の『KLAX(クラックス)』というゲームを紹介します…海外製のゲームであるため、意外に知らない人も多いかもしれません。
ベルトコンベアーをモチーフにしたゲーム構成で、奥から迫ってくる色のタイルを同じ色を縦・横・斜め3列作ると消える内容で、全100ステージ構成になっています。
操作方式はテンキーの4と6で左右移動、テンキーの2でスペースキーでタイル投下、テンキーの8が上へ跳ね返すといった動作アクションを駆使しながら規定ノルマをクリアしていきますが、各ステージによっては決められた消し方でクリアしなくてはならない面や残りタイルの数でクリアになるもの、規定得点をクリアするといったクエストがありますが、タイルを落としてしまうとペナルティランプが転倒し、デフォルトの場合…最低3つでゲームオーバーになりますが、2つ先の6~10ステージを選択した場合は4つ、3つ先の11面~16面の場合は5つでゲームオーバーとなります。
他のゲームでは絶対味わえない感覚が売り物になっていますが、そのなかでも…。
左右の斜め5列で消すビックXは、最大の大技!
この消し方を6面と11面でクリアすると、一気にワープする仕組みですが、後半の75面からはスキップする事ができない他、タイルのスピードも尋常であれよあれよとミスをすると一気にゲームオーバーになるケースも多いかなと。
●アーケード版 クラックス プレイ動画
クラックスは元々、アメリカのアタリゲームスとテンゲンが開発したゲームで、アメリカでは知られた作品。
日本ではあまり認知度が少なかった作品ですが、クラックスの移植であったPCエンジン版とPC-98版、FC版は日本代理メーカーがハドソンが代理販売してましたが、元々海外でジェネシス(日本名 メガドライブ)でテンゲンから発売ですが、日本ではバンダイナムコゲームスが発売していたという変則的な発売でした。
自分がやった事があるのはメガドライブ版とPC-98版の2機種で、特にPC-98版は結構遊び倒しましたね…自己最高ベストで77面まで進んだ事がありまして、この辺もビックXを使って一気にワープしまくって進みましたからね。
メガドライブ版もやった事ありますが、メガドラ版は操作レスポンス的にやや難があった作品でしたけど、サンブリング音源が入ってるのは少し評価的に面白かったですが、やはり操作性になるとPC-98版が一番良かったかなと思います。
アーケード版のエミュ筐体にも入ってる所もあるので、興味があったかなは是非とも遊んでみてはどうでしょう…意外にハマります。