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懐かしのゲーム作品を語る…第96回『カイザーナックル&断仇牙(だんくうが)』

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96作品目、本来であればバトルギア3を触れようかなと思いましたが、急遽ピンチヒッターとしてタイトーの格闘ゲーム作品『カイザーナックル』とそのカイザーナックルのアップグレード版の『断仇牙』を触れてみたいと思います、コアなタイトーファンなら名の知れた迷作です。
内容はあまり知らんのですが、格闘家を一人選び、最終ボスのジェネラルを倒すという内容じゃないかと。
 
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操作方式は8方向レバー+パンチ・キックによる3ボタン構成の6ボタン方式で、中+大で激攻撃というストIIにはない方式を採用してる意外は殆どストIIと変わりはないと思いますが、敵を倒した際に相手の死亡判定があるという普通の格闘作品では有り得ない内容で、ここで書くと過激過ぎるので自粛しますけど…とにかく過激です。

90年前半といえば、カプコンのストIIによる対戦格闘作品が多く出てきた対戦格闘のゴールドラッシュ期で、各メーカーも続々出してきたが、ヒットせずに消えたモノもいくつか存在し、今回紹介しているタイトーのカイザーナックルはそのなかでも対戦格闘作品において黒歴史を作ってしまった問題作だったりします。
特にラスボスのジェネラルの強さと技の判定がメチャクチャに強すぎて、多くのプレイヤーを苦しめた最低最悪のラスボスで、当時のアーケードゲーム専門誌の攻略ライターも頭を抱え込んでしまったらしく、そのアーケードゲーム専門誌の編集長も、
 
『二度とこういったラスボスを出さないでほしい。』

と、メチャクチャ批判されたという噂話を耳にした事がありました。
やはりジェネラルの強さが判明したタイトーは、置いてある店舗に『カイザーナックルをイージー設定にして稼動するように』と通達を送ったそうです。
 
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まぁ、その後…その反省を踏まえてかバランス構築を組み直したアップグレード版の『断仇牙(だんくうが)』を出す予定だったのだが…

突然にして発売されずに発売中止。(爆)
 
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さらにタイトーの信頼を大幅に下げてしまい、一部ゲーマーからは『タイトーはテキトー』と冗談まじりな批判されてしまう事に…。
自分もカイザーナックルは未プレイですが、上大岡ジアスのエミュ筐体で断仇牙の方はやった事がありまして、内容も内容でかなりぶっ飛んでるなと思いましたね。
ただジェネラルまでは進めませんでしたけど、タイトーもよく作ったな~と思います。
 
断仇牙は発売中止になったにもかかわらず、エミュ筐体にてかなり高確率で入っておりまして、試作品ROMから吸い出した可能性は否定できないと思います。
 
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残念ながら、カイザーナックルはPS2のタイトーメモリーズシリーズや家庭内にも移植されずに終わったマイナー作品ですけど、一時期…ナムコの太鼓の達人に一部の曲から抜擢されてましたが、やはりマイナー作品の枠から出られないままだったせいか、あまり印象残ってる人も少なかったそうで…。
 
キャラもキャラで非常に濃ゆい輩が多かった…。(爆)

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