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懐かしのゲーム作品を語る…第99回『ファイティングホーク』

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99作品目、今月最初の懐かしのゲーム作品を語るのは1988年にタイトーからリリースしたファイティングホークを紹介…『究極タイガー』以来の東亜系STGです。
敵国の新型爆撃機を破壊するために戦闘攻撃機『ファルコン』を操って戦車や敵ヘリなど破壊していきます。
敵の攻撃を受けると1ミスですが、再スタートは一定距離からの『戻り復活』方式を採用しておりまして、全機倒されるとゲームオーバー。
全6ステージ構成の1ループエンド制です。
 
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操作方式は8方向レバー+2ボタン方式と究極タイガーと変わりませんが、ボンバーは誘導ミサイルになっておりますが、最初から5発とかなり多めでして、また60,000点、100,000点毎に1UPしますので残機もかなり増えやすいかなと。
道中に輸送トラックを破壊すると様々なアイテムを獲得できます、アイテムは以下の通り…。

●S=ショットパワーアップ
メインショットがパワーアップ、最高10段階で5段階辺りから3WAY化される。
 
●B=ミサイル
緊急回避のミサイルが1つ追加。
最高で5発までだが、1回使用していないと出現しない。
 
●勲章
1000点のボーナス点が加算。
 
●1UP
4面の左側の小型船を破壊すると出現、取ると1機追加。
 
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1980年後半のタイトーSTGといえば、ダライアスや究極タイガーとかなり名作揃いが多かった時代ではあったのですが、このファイティングホークも究極タイガーの翌年に登場した作品でしたが、究極タイガーと比較するとかなり力不足な部分が目立つ作品でもあります。
 
画面的にやや暗い感じであり、究極タイガーみたいに明るさ的に完全に負けちゃってる感が強い感じがあり、またBGMも哀愁感漂う感じですし、SEも敵を倒した時の『ボシュッ!』と腑抜けた音で、この辺も究極タイガーに圧倒的に負けてしまってます。

難易度的には究極タイガーよりは下ではあるものの、雷電のザコ戦車と同じくスナイプしてくるケースも多々あり、またうかつに近付くと撃たれたというケースも多く、自分も雷電はかなりやっていますが、このケースパターンにはかなり泣かされました。
当たり判定も意外に大きく、3面の雪原に登場する1943に出てくる大飛龍タイプの輸送機に至近距離で倒そうとしたらやられたというケースも…。
後半に差し掛かると攻撃も嫌らしさを増し、特に5面の中ボス戦車はかなり鬼門で、自分もかなり殺されましたね。
 
●PS2 タイトーメモリーズ2上巻 ファイティングホーク プレイ動画
ファイティングホークの使用基板のスペックもあまりにもお世辞とはいえない基板を使っていたらしく、この辺はタイトーメモリーズ2上巻の初回限定のブックレットにて明かされてます。

しかし、ファイティングホークの知名度も名ばかりであまり奮わなかったのも事実。
やはり究極タイガーばりの演出だろうと思ったら、中身を開けたら残念無念ミカ・ハッキネンでしたからね…緊急回避のミサイルの演出も乏しいです。
これが究極タイガーみたいなド派手な演出とサブウェポンの強化とかあれば、ホントによかったのではと思いますが、しかしタイトーのSTG作品に結構当たりハズレが非常に多いのも事実ですね、逆鱗弾やメガブラストも評価もあまりよろしくなかったし…。
 
ファイティングホークはPS2版タイトーメモリーズ2上巻にて収録されていますので、マイナーな作品が好きな人にはうってつけかなと思いますけど、演出方法にこだわりのある人にはオススメできないかなと。

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