106作品目、今回は1987年にセガからリリースしたSTG『アフターバーナー』。
F-14を操り、敵の前線網を突破する内容です。
F-14を操り、敵の前線網を突破する内容です。
セガの3DタイプSTGでスペースハリアーと並んで有名になった名作ですね。
操作方式はバルカン砲とミサイル発射ボタン付の操縦桿とスロットルレバーのみですが、初期版のアフターバーナーはスロットルレバーはありません。
一定区間突破するとクリアになりますが、敵のミサイルや機銃を受けたりすると1ミス、全機破壊されるとゲームオーバー。
全23ステージ構成の1周エンド制です。
セガの体感ゲームの代名詞となったアフターバーナーは、トムクルーズ主演の『トップガン』の影響をあやかって作られたSTGで、登場当時からかなり話題になりました。
しかし、初期版アフターバーナーはまだスロットルレバーが付けられないまま出荷されたのですが、IIより難易度が高かったためあまりウケが悪かったですが、早い段階にスロットルレバーが実装されたアフターバーナーIIが登場し、瞬く間に全国のゲーセンにて大ヒットを飛ばした事はいうまでもないでしょう。
当時のセガ作品において、かなり快進撃を繰り返してきた作品も多く、他にもスペースハリアーや獣王記、ゴールデンアックスも名作として、現在でも語り継がれていますね。
あの時のセガは任天堂に負けないほどの実力を持ってた、ホントに良かったな~と。
再び、アフターバーナーの話に戻しますが、当時は左右に動く通常筐体と立ち筐体タイプの他に上下に動くダブルグレイドルタイプと呼ばれる特殊筐体タイプも存在してましたが、特にダブルグレイドルタイプは初期アフターバーナーだけの専売だったようです。
立ち筐体版は以前のマニアックなゲーセン巡りの高田馬場にあるミカドさんの回にて紹介しましたね。
ゲームバランス的はバランスは取れてますが、やはりスロットルレバーを駆使する場面が多いです…しかし、スロットルレバーで急加速する場面を考えないと速い速度域で前から来たミサイルの餌食になるケースも少なくないため、どこで使うかが大きな課題になるかなと。
アフターバーナーは各種ハードやLSIゲームにも移植されましたが、特に89年にFC版に移植された時にはまさに驚きました。
「あのスピードを活かせるのか?」と疑問視しましたけど、それなりのスピードであったためか、ミサイルも意外に回避しやすかったですね。
ちなみに発売元は『へべれけ』シリーズで有名のサンソフトさんで、自分も一時期持っていました…初めて見つけたのが、今の横浜薬科大になる前のドリームランドのボーリング場の駐車場でフリマーケットで見つけたのが最初でした。
残念ながらスロットルレバーによる加速が無い代わりにセレクトで加速するという形になっており、アフターバーナーとアフターバーナーIIの中間な感じでしたね…私はこれを『アフターバーナー1.5』と呼んでました。
続編として、90年にはG-LOC、96年にスカイターゲットと続き、2006年にアフターバーナー・クライマックスと次々に出されてましたが、特にG-LOCは今ではあまり見かけない機種になるかなと。
【おまけ】アフターバーナーII BGM集
49秒からメインBGM『Final Take Off』は結構大好きですね。
MJ.NETで登録するとメダル交換の対局中BGMとしてありまして、自分のメインカードのMJ5EVOの対局中のBGMもこれで対局してます…アフターバーナーの曲で麻雀でちょっと変かもしれませんけど。
と、いうわけで次回はG-LOCに続く。