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懐かしのゲームを語る…第110回『スクランブルフォーメーション』

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110作品目、今月最初の作品の2作品目はややマイナー作である『スクランブルフォーメーション』を触れてみます…1986年にタイトーからリリース作品で、東京都内に突如現れた謎の敵を殲滅するために赤い複葉機が立ち向かう内容です。
 
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操作方式は8方向レバー+2ボタン方式で、メインショットとフォーメーションチェンジを使います。

敵の中に赤い敵機がおり、それを倒すとフォーメーション用の小型機が追加され、フォーメーションチェンジボタンを押すと陣形が変わり、縦型→V字→4方向と変わり、V字は空中戦用、4方向は地上戦用の攻撃に代わり、縦型は両用攻撃となりますが、ボタン同時押しを放つと超強力なボンバーを放ちますが、被弾すると消滅してしまいます。
全5ステージ構成のエンドレスで、国会議事堂→赤坂→水道橋→江東区?→新宿と進み再び帰ってくる構成で、全機倒されるとゲームオーバーでコンティニューはありません。
 
●PS版 タイトーメモリーズ2下巻 スクランブルフォーメーション プレイ動画
 
当時としてはかなり力の入れ方がすごいと見受けられるスクランブルフォーメーションですが、知ってるファンだとごく僅か程度で知ってる人はあまりいないかと思います。
 
ただ、このスクランブルフォーメーションは意外な所で有名になった秘話が残されてます。
 
それはロケテスト版のバージョンの時の背景に東京ディズニーランドが描かれていた話で、世界一著作権がうるさいディズニーから『承諾取らないで入れるな!』とタイトー側に削除命令を出されてしまい、泣く泣く正式版では何もない港の付近を飛ぶ展開になってしまったとのこと。
 
しかも、スタートが国会議事堂からというかなり大胆な物語の幕開けでありますが、国会がこんな秘密兵器持ってたのかと聞きたいとこ。(笑)

スクランブルフォーメーションを現代風にアレンジすると国会議事堂からのスタートはNGですから、恐らく羽田空港からスタートしお台場や東京タワーや東京駅、秋葉原、水道橋、新宿を越えて奥多摩という展開になりそうですけど、やはり弾幕系になりそうな予感。
 
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しかしゲームバランス的にやや厳しく、攻撃パターン的に最初から飛ばしまくりであるため、ちゃんとした構築できていないとボロボロと死にまくりであるため、なかなか先に進みにくいというのが難点ですし、シールドや拡散ショットみたいなサポートも無いので四苦八苦に苦しめられます。
 
しかもコンティニューもできないため、それも難易度高く上げすぎしまった要因もあるため、もう少しボーダーを下げてくれればプレイしやすかったのではと。

またこのスクランブルフォーメーション、僅か短期間で姿を消してしまい、そのスクランブルフォーメーションを使っていた基板をバブルボブルに改造されたとのことで、現在はエミュ筐体とPS2版タイトーメモリーズ2下巻でプレイできますので、当時の東京を懐かしながらプレイするのも楽しいかなと。(笑)

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