109作品目、今回はBPSからリリースした『テトリス』を触れてみたいと思います…説明不要の落ちモノパズルの王道ですね。
上から落ちてくるブロックを埋めて消していくシンプルな内容ですが、元祖とは異なる部分があります…それは後程。
操作方式は十字キー+1ボタンで左右が移動、下が回転、Aボタンが落下という今のテトリスとは違うフィーリングになっており、各レベルに残りノルマがゼロになるとレベルクリア、各レベル9をクリア後はラウンドが上がり、障害ブロックが追加される仕組みになっています。
ライフがゼロなるとゲームオーバー、最高ラウンド5、最高レベル9で全45面構成のエンドレス制です。
テトリスは元々、ロシア生まれの落ちモノパズルで、日本では1989年に任天堂から初代GB版から発売を皮切りに登場し、ゲーム界においては一世風靡を生んだ名作で、その後にセガやアリカと各メーカーも続々とテトリスを出してきました。
そのFC版テトリスを初めて誕生したのが、BPSという会社で全盛期はテトリスを続々とリリースし、末期は首都高バトルシリーズをリリースしました。
ゲームバランスは良い方であるですが、初代GB版と後期のテトリスシリーズを触れた事があるユーザーだと独特な操作方式に戸惑いやすく、まだテトリスの操作方式に統一性が無かった頃なのでそこは仕方がないと思いますが、テトリス2+ポンプリスから操作方式が他のテトリスシリーズと同じ統一になりましたから、BPS版初代テトリスはまだ手探り状態での登場ではないかと思われます。
BPS版初代テトリスはFC版以外にPC98版もありまして、こちらはFM音源対応ソフトでして、FC版よりサウンドがしっかりしていましたし、同時にクリア時にビジュアルも出てくるシチュエーションもありまして、こちらも親父のPC98にありまして、中学生になった時には譲ってくれた作品で、こちらもかなり本気でやってたもんです。
テトリスをやり始めたキッカケが、周りがテトリス人気に火がついたのがキッカケでFC版のテトリスを購入しまして、意外なとこでハマっていきましたね。(笑)
今のテトリスからBPS版初代テトリスをやり始めたユーザーだと間違いなく操作方式で躓きやすい作品になるかなと思います。
●FC版 BPS版テトリス プレイ動画