Quantcast
Channel: M@XIMUM CURE LIVE!(マキシマム・キュアライブ)
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1983

懐かしのゲーム作品を語る…第117回『パロディウスだ! -神話からお笑いへ-』

$
0
0
イメージ 5
117作品目、今回は1990年に登場した『パロディウスだ!』を紹介…コナミを代表するメジャー作品で、今回はAC版とFC版も合わせての紹介です。
前作『パロディウス タコが地球を救う』で、地球人の夢を食い荒らすバグを倒して平和が訪れた時に、タコ助の父親『タコベエ』が宇宙を支配しよう(?)と企んでいたらしく、旧友のビッグバイパー、ペン太郎、そして新たにツインビーと共にタコベエ討伐する内容のSTGです…FC版のユーザーマニュアルにそんな事が書いてありました。
 
イメージ 6
 操作方式は8方向レバー+3ボタン制、グラディウスシリーズ同様の操作体系になりまして、パワーアップ、メインショット、ミサイル攻撃&ベルパワー発動という構成になり、道中のパワーアップカプセルを取って自機をパワーアップする部分はグラディウスシリーズ同様のパターンで、敵に触れたり、敵弾に当たると1ミス、全機倒されるとゲームオーバー…全10ステージ構成の2周エンド制ですが、内部設定によってはエンドレスにする事も可能です。
 
なお、パワーアップカプセルゲージに『!?』は全装備剥奪されてしまうので、特にルーレットカプセルを取った時には十分注意が必要です。
 
また道中にツインビーのベルが登場しますが、これにも大きな効果があります。
 
●黄色のベル=得点アップ
取るとボーナス点アップ、500点→1,000点→2,500点→5,000点→10,000点と上がり、連続10,000点継続するが、同時にゲーム中のランクを上げてしまうリスクも併せ持つ。
 
●青色のベル=スーパーボム
取ると発動すると画面上に巨大な爆風を放ち、ボス的に大ダメージ且つザコ敵も全滅、最高3発までストックできる。
 
●赤色のベル=菊一文字
取ると発動すると上下縦方向にレーザーが放つ。
このレーザーと重ねながら自機と重ねると無敵に…敵弾も消せる能力もある。
 
●緑色のベル(FC版は赤青点滅)=巨大化
一定時間、機体が巨大化して完全無敵状態になるが、但しベルを取る事ができなくなる弊害を持つ。
 
●白色のベル=メガホン攻撃(FC版は1UP)
自機前方にメガホンが装備され、ショットを発射すると台詞攻撃を放つ事ができるが、台詞の長さによって変わるので意外なトコで注意しなくてはならない。
 
また選択できる自機にも特徴があるので、この辺も攻略になると大分注意が必要です。
 
★ビッグバイパー
惑星グラディウスの危機を救ってきた伝説の超時空戦闘機。
兵器タイプは初代から継承のスタンダードタイプで、地表を這うミサイル、斜め45度発射できるダブルショット、リーチ力の長いレーザー、トレースオプション、星型シールドで構成。
 
今作は意外に地形が入り組んだ部分が多いため、意外に苦戦になりやすいケースもある。
 
 
★タコ助
主人公、前回のバグ退治を終えたがタコベエの野望を阻止する為に戦う事に…。
兵器タイプは『グラディウスII GOFERの野望』の4番兵器タイプで、上下方向飛ぶ2WAYミサイル、後方にも撃てるテイルガン、幅の広いリップルレーザー、トレースオプション、タコツボバリアで構成。
 
意外に安定している機体であるが、地表を這わないミサイルであるが、テイルガンを組んでも意外に鉄壁な攻撃を放つ事ができる。
 
 
★ツインビー
前作に登場したポポロン(←魔城伝説の主人公)の代打として参戦したメンバー。
兵器タイプは前方に高い貫通力を放つロケットパンチ、テイルガン、3WAYと残像分身オプション、フォースフィールドと意外に安定して攻撃力も高いタイプであるが、オプションが意外にクセが強い他、狭い地形に入り込んだ時のリスクも非常に高い。
 
 
★ペン太郎
『けっきょく南極大冒険』で登場したペンギンの息子で、サバゲーが趣味…後のパロディウスシリーズで相方のお花ちゃんと組んだり、セクパロではタコ助の会計役任される。
兵器タイプは地表を這い貫通力の高いポトンミサイル、ダブルショット、着弾すると爆風を放つスプレッドガン、ツインビーと同様の残像分身オプション、バブルシールド。
 
4機種の中で一番攻撃力が高いが、非常に扱いが難しいキャラ。
 
慣れないうちはタコ助、ツインビー、腕が慣れたらビッグバイパー、ペン太郎が一番オススメです。
 
イメージ 7
89年にシリーズ最高難易度を誇った『グラディウスIII 伝説から神話へ』の翌年に発表された作品で、意外によくパロディウスシリーズでこれが1作品目と間違えられてしまう人も意外に多く、『パロディウスだ!』2作品目で、初代パロディウスは1989年にパナソニックのMSXから最初に登場しています。
 
このパロディウスの登場で、90年代前期のSTGで名作をパロディ化して登場する作品の起爆剤にもなり、以前紹介したハドソンの『スターパロジャー』、タイトーの『あっかんべぇだぁ~』、バンダイナムコの『コズモギャング・ザ・ビデオ』と続々とリリースされた他、各ハードでも多く登場した作品にもなり、同年にFC版や初代GB版も発売されました。
 
イメージ 1
FC版パロディウスだ!は3段階の難易度調節ができた他、面数的に7面構成になりますが、道中に隠された隠しルートが存在し、また別の展開に進むという特徴もあります。
画像スペック的に劣る部分もありますが、しかしAC版のパロディウスだ!の面白さも十分引き出せてるので、この辺は納得できる作品かなと思いますね。
 
ゲームバランス的にFC版は広いユーザーでもクリアできる配慮ができていますけど、AC版はグラディウスシリーズ同様のランク機能が実装されているため、特にノーミスで3面のお菓子面辺りから攻撃力が半端じゃないのも実状であるため、いかに切り抜けられるかが大きな課題になります。
 
グラディウスシリーズ全体難易度から見ると、外伝であるパロディウスだ!は2面まではそこそこ安定してくれますし、初心者向けのオートモードも親切ですけど、このオートモードが意外に厄介で、ベルパワーの効果がショットと一体化しているため、スーパーボムの暴発は日常茶番事だったり。
 
逆にマニュアルだと、道中にルーレットカプセルがあり、気が付かずに取ってしまって、パワーアップボタンを押したら『!?』を取って全装備丸裸にされたというリスクもあるので、この辺も気が抜けないです…。
 
イメージ 2
現在パロディウスだ!が遊べるハードでは、PSP版の『パロディウスポーダブル』が一番有力になりますが、逆にFC版とSFC版、GB版、PS版とSS版は入手困難になってきているので結構難しいかなと思いますけど、結構面白く作れているのでビーマニ世代から触れたコナミファンも是非とも遊んでほしい名作ですね。
 
また、PSP版はランク上昇を抑えるシステムが実装されている他、途中でセーブして中断できる機能も実装されてるので、この辺も買いですよ。
 
●AC版 パロディウスだ! プレイ動画 ツインビー使用
本家AC版より…3機種の中で攻撃力の高いツインビーをチョイスしてます。
 
●FC版 パロディウスだ! プレイ動画 タコ助&ツインビー使用
こちらがFC版、FC版は途中隠しルートが存在…またチチリンダ・リカのコスチュームが過激すぎるという任天堂さんからのお叱りで、『ミス・ミシタリーナ』というキャラに差し替えられています。
 
●おまけ パロディウスだ!BGM集
パロディウスだ!のBGMは意外にクラシックや童謡等が使われたナンバーが多いですが、意外な所ではテレビ番組でのSEやBGMとして使われているケースも多いようです。
 
このBGMでこの曲のタイトルを答えられたら、貴方も意外に音楽通かも…。
 
イメージ 3
真琴「最初の1面の曲はヨハン・シュトラウス二世の『雷鳴と電光』で、ボス戦の曲が『熊蜂の飛行』だよね。」
 
イメージ 4
うらら「あと、チャイコフスキーの『くるみ割り人形』や『アルルの女』とか…。」
 
そうそう…この辺も有名な曲だよね。
 
イメージ 7
やよい「あと、グラIIの『Take Cake!』と『The Final Enemy』、『The Old Stone Age』に、初代グラのボス戦BGMも最高だよね!」
 
…やよい、何故最後それ持ってきた?(怒)

Viewing all articles
Browse latest Browse all 1983

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>