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懐かしのゲーム作品を語る…第125回『超時空要塞マクロス(FC・バンダイナムコゲームス版&AC・バンプレスト&NMK版)』

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125作品目、6月最初のゲーム紹介は1985年にバンダイが発売、ナムコ開発の横STG『超時空要塞マクロス』を触れてみたいと思います…今のバンダイナムコゲームスの原点になった作品。
VF-1バルキリーを操り、迫り来る敵機を倒しながら敵戦艦内のユニット部分を破壊する内容になっています。
 
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操作方式は十字キー+2ボタン制ですが、Bボタンはメインショットとなっており、セレクトボタンでホーミングミサイルを発射する仕組みになっていますが、ホーミングミサイルは弾数制限が設けてあるため、乱発はできませんが最大6発までストック可能になっています。
敵の攻撃を受ける、または時間の経過によってスコア下部にあるバイタリティが減少する仕組みになっており、バイタリティがゼロになると1ミス、全機全滅するとゲームオーバーとなりますが、エクステンドは100,000点のみ。
 
またAボタンは変形する際に使用し、左+Aでバトロイド、上+Aがガウォークモードと切り替えができ、デフォルトのファイターモードはスクロールスピードは速いですが、機体移動のスピードと連射力が低く、逆にバトロイドはスクロールスピードが低速になりますが、機体移動のスピードと連射力は桁外れになりますが、逆に敵の攻撃を受けやすくなるというデメリットも大きくなります。
 
ガウォークはスクロールスピードと機体移動は標準で、連射能力はバトロイドとほぼ変わりません。
 
道中、ボーナスアイテムが点在しています…効果は以下の通り…。
 
B=ボーナス点。
一番高確率に出現するボーナス
 
M=ホーミングミサイル6発補充
取ると一気に最大6発まで補充される、6発以上の持ち越しは不可。
 
P=バイタリティ回復
取るとバルキリーのバイタリティーが全回復する。
 
E=エクステンド
取るとバルキリーが1機追加、滅多に出現しない。
 
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1982~83年にTBS系列ネットでオンエアされ、後にマクロスプラスやマクロス7、現在のマクロスFへと受け継がれていくマクロスシリーズ第1作品目をフィーチャーした作品で、84年に劇場版『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』が公開され、当時大好評を博しました。
そんな劇場版の人気を便乗して、翌年の85年にバンダイが企画し、ナムコが開発したのがこのFC版マクロスであります。
 
メインBGMは劇場版本編にて、ミンメイが主演していたカンフー映画の主題歌であった『小白竜(シャオ・パイ・ロン)』オンリー。
当時の版権ゲーム作品においては珍しいケースで、ファミコンのゲーム作品ではファミコン初期に発売された『ポパイ』ぐらいでした。
 
しかし、ゲーム展開は初期のゲームであるためか、展開が非常にワンパターン過ぎるのも難点さがあります。
ステージが進むつれに機雷の数やステージの長さが増え、さらにボーナスアイテムの出現パターンが変わるためか、思ったようにアイテムが出てくれない事もしばしばありまして、特に距離が長ければ長いほどバイタリティの増減率が激しくなり、バイタリティ回復が出てこないと途中で力尽きてミスってしまうとケースもあります。
 
これと似たモノで、一番配慮がなされているのが1987年にカプコンの『1943 ミッドウェイ海戦』以降のカプコンのバイタリティ制STG作品で、特に決められた区間でバイタリティ回復アイテムが出現するように設定されており、1990年に登場した『U.S.ネイビー』はステージが長くなる分だけ、回復アイテムが出る地点を増やしているという点ではなかなかよくできてると思います。
 
また、艦内ステージに制限時間が設けており、これは残りボーナス点が加算される仕組みになってます…しかし、ゼロになってもミス扱いとならずノーボーナス扱いという設定になっているため、逆にSTGに対するこだわりを持ってる人だと緊張感が無いというイメージが強くしてしまってるのもマイナスポイントかなと。
 
●FC版 超時空要塞マクロス プレイ動画
自分はマクロスの存在は多少知っていたものの、存在を知ったのは小学3年の頃に従姉妹のファミコンでやらせてくれたのが最初で、その後は自分のモノになりましたね…この時からゼビウスやグラディウスとSTGを本格的にやりこみ始めた頃だったので、かなり本気に挑みましたが、中盤になってくると距離が長くなり、バイタリティがあっという間にすっからかんになってしまうケースが多かったですね…。
 
中古市場だと多少あるかないか程度で、価格も500円前後で買えるかなと思います。
 
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そのFC版が発売されて7年後の1992年にバンプレストが発売、開発はNMKが手掛けたAC版マクロスがありまして、こちらは劇場版マクロスを沿った内容になっており、こちらは縦STGとなります。
FC版と比較すると音源も非常に向上され、演出面も大きく進化を遂げています。
 
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NMK版マクロスは同社のSTG『サンダードラゴン』をベースにし、難易度もプレイしやすくしており、FC版に無かった劇場版の楽曲もちゃんと使われているため、この辺もファンとしては非常に嬉しい限りで、さらにバルキリーの最強仕様である『アーマードバルキリー』もあり、こちらはバトロイドの状態で連続5個ぐらいバトロイドアイテムを取るとアーマードバルキリーになり、アーマードバルキリー状態で被弾するとバトロイドに戻るという親切設計がなされており、いわゆるシールド扱いになっています。
 
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こちらはたまにエミュ機で海外版で見つかる事があるので、エミュ筐体で置いてあるゲーセンで縦仕様の筐体にある可能性も意外にありますね、ちなみに2P側の方が機動力があるとの事…。
 
こちらも小学5年の頃に本郷台の玩具屋のポニー筐体でかなり遊びましたね…3面辺りがかなり鬼門でしたけど、最近は6面ぐらいまで進んだことがあります。
最高80万~120万ぐらい出した記憶があります。
 
ちなみにあの名曲『愛・おぼえていますか』は、2周クリア時のエンドロールで出現するとの事です…そう簡単に聞かせてくれないんですね。(汗)
 
●【おまけ】AC版 超時空要塞マクロス プレイ動画
1面から3面まで、特に各面入る前のビジュアルでシーンが解れば、ホントのマクロスファンかもしれませんね。
 
こちらは4面~6面まで…この辺も意外に結構キツかった事は覚えていますね。
 
こちらは2周目の6面から最終面までの動画…最終面ってこんなに難しいんですね、しかも2周目…絶対、私のスキルでも難しいですよ。
FC版で使われている『小白竜』はネームエントリーで流れます。

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