●P5GG第48話(第97話 最終話)『未来へ!永遠不滅のP5!』
脚本:成田良美 作画:川村敏江 【放送当時データ】2009年1月25日 朝日放送・テレビ朝日系列
★前回までのあらすじ…
エターナル本部から出発し、キュアローズガーデンの扉を経由して突入した館長…。
ふと、フローラの目の前にいたのはエターナルの館長であった…。
「プリキュアは絶対来ない…既にコレクションとなった。」と告げられ、まさかの予想外の展開に動揺を隠せないフローラであった。
一方、本部内でどうしようもない状況に立たされたローズとシロップ、そこにかつての敵であったブンビーが現れ、「プリキュア達の様子でも見に行くか?」と、ブンビーが自ら開けた隠し扉を経由して、エターナル本部内の保存庫へ向かう事に…。
そんな二人の前に、メルポから一通の手紙が届く…のぞみ達の手紙だった。
『心には大きな力がある。』…その一言を思い出したシロップ、その思いが通じてのぞみ達は石像の状態から見事復活を遂げたのだ!
ローズとシロップをここまで辿り着けたのは、全てはブンビーのお陰であった。
同時にブンビーは、のぞみに今までの本音の事を自ら語り明かす…そしてブンビーに見守られ、6人の伝説の戦士はシロップと共にキュアローズガーデンへ!!
間一髪のところで、キュアローズガーデンに着いたのぞみ達は、館長への最後の戦いを挑む事に…序盤までは彼女達が優勢であった。
しかし、遂に館長は真の力を発揮し、圧倒的な戦闘力を引っさげてのぞみ達に容赦なく牙をむく!
まさかの不利な状況に立たされた5陣営…。
もはや、奴を止めることはできないのか…?
再び、奇跡は起こらないのか?
館長「これで…全ての世界が、永遠に私の物になった…。」
完全に全ての世界を絶対的な支配者となったエターナルの館長…まるで赤子の如くに倒された5陣営…奴の絶対的な力の前に、もはや成す術も無いのか…?
だが…。
それでも、残ってる力で自ら立ち上がったドリームことのぞみの姿があった。
館長「…何だ?この期に及んで何をするつもりだ? お前達にできる事など、もう何もない!」
あるんだよねぇ…彼女達は不可能を可能にする事ができる絶対的な力がね!
いくつかの戦いを乗り越えてきた…同時に色々と経験を味わってきた、彼女達のホントの力を館長は何も知らないだけさ…。
だって、それが永遠不滅の…
プリキュア5の実力ってのがある限り!
ドリーム「そんな事はない!私達が力を合わせれば…。」
P5「できない事はない!」
そうだ、超サイヤ人みたいに世界全体を巻き込む程の破壊力のある能力はないけど、彼女達のハートの熱さは、みんなが知っているのさ!のぞみ達の世界やパルミエ王国の国民、そして…私達プリキュアシリーズのファンも!!
館長「愚かなり!」
再び、衝撃波を放つ館長!!
「まだ終わってはいない!」と5人の残りの力を振り絞り、館長に立ち向かう5陣営!!
ドリーム「絶対に…終わらせない!」
「無駄だ!」と再び衝撃波を放つ!…だが、
絶対防御の能力を持ってるミントしゃんの実力をナメちゃいかんぜよ!
ミント「無駄じゃないわ!」
その隙を狙って、館長にかいしんの一撃を狙うドリーム達…しかし、
戦況はやはり変わらず…そして、挙げ句の果てには…。
館長「何度もやっても同じことだ!」
やはり、またもや地に落とされてしまう。
ホシイナーの玉に押し潰される5陣営…て、ドリームたん…何か、エロく見えるのは私だけか?
館長「伝説の戦士プリキュア…、少し価値のある者かと思っていたが、フローラが託したあの種と同じく、もはや無力なお前達に…何の価値も無い!」
てかさぁ、人を物の価値としてみる館長の考えも少しおかしいと思いますけどね…彼女達は物じゃないですから。(怒)
シロップ「やめるロプ!」
館長「?」
「フローラの気持ちがどうして解らない!」と必死に説得するシロップ。
シロップ「この種を通して、フローラはアンタに一粒の種に無限の可能性を知ってほしかったんだロプ!」
フローラ「…シロップ。」
「腐れ事を!」と、シロップに目掛けて衝撃波を放つ館長…だが、
国王コンビ、見事の連携でシロップから館長の攻撃を遮断したのだ!
「そんな美しくも無いのに何の価値がある!?」と何度も同じ事を言う館長だが、「種は美しい花を咲かせるし、人々の命を支えるものなんだ!」と反論するナッツさん…今のナッツさんは、本当に輝いてるよ…ほんとに。
最初に出会った頃のナッツさんと本当に大成長してますわ。
館長「花が咲けば奪えばいい…実がついたら、また奪えばいいさ。」
…ダミだ、この人にそういう価値も解らん阿呆者に言ってもつける薬はないですな。
ココ「違うココ!奪うだけでは何も生み出せないココ!」
館長「生み出す必要はない…奪った物を永遠に留める事ができれば、それでよい。」
世界中のあらゆる価値のある物を没収し、エターナルのコレクションとしてきた館長…。
「お前達みたいな希少価値のあるモノを壊す必要があるから、私は保管している。」と館長は言うが、それは彼の表向きの実体…彼の真の目的は『世界中にある希少価値の物を入手し、それを手にする事によって、絶対的な世界の支配者になれる。』というのが彼の本音でもある事という事が、このエターナルの真の実体という訳…んじゃ、
アナ姉さんや酢昆布さん、イソーギンとヤドカーン、ネバさん、シビレッタさん、ムカーディアは単なる館長の使い駒にしか過ぎないっというワケですね?
…逆に可哀想な気もするよ、アナ姉さん…彼女は館長の使い駒にされてきたというわけか、酷いぜ。(泣)
「消え去るがいい!」と再び、衝撃波を放つ館長!!
だが、
うちの鬼嫁みるちーは黙っちゃいないぜ!
しかし…
みるちーも同じ運命に…
館長「お前達が全て託した者達がこのザマだ…。」
館長「フローラ…唯一、お前のみ!」
「もはや此処にある物は何の価値も無い!」と、フローラと共に衝撃波を吹っ飛ばす館長…しかし、再びメルポに奇跡が起きる!
アクア「何?」
ドリーム「あれは…」
シロップ「メルポ!」
メルポから放ったのは、大量の手紙…それは、
ルージュ「…手紙?」
ドリーム「こんなに沢山…。」
アクア「これは…私達宛の…」
フローラ「そうです…。」
そう…のぞみ達が住む人間界、そしてパルミエ王国や他の世界の王国からの強い思いがのぞみ達の元に届いたというわけである…いや、凄いぜ…ミラクルライトと同じぐらいスゴい力を持ってるんだね。
その力が、光に包まれ…。
館長「何事だ!?」
ドリーム「すごい…体中に力が…。」
そして、ドリームの目の前には…
シロップ「フローラのバラの種ロプ。 さっき、アイツに飛ばされたロプ!」
バラの種を拾うドリームことのぞみ…。
「そんなの価値の無い物をどうするつもりだ!」と何度もしつこく聞く館長…彼に言っても無駄だから…。
シャイニングドリームまで進化して館長を天誅させて…てか、P5GG TVシリーズ本編では使わなかったんだよね。(泣)
これが今のプリキュアシリーズだったら、本当に進化して決着付けるのが定番だけど、この時は本当に劇場版5のスーパーバージョンの状態がストップだったんですよね。
ドリーム「価値なんて解らない! でも…」
ドリーム「大切な命だから!」
再び、立ち上がるのぞみ…果たして、館長にその思いは通じるのか!?
P5GG最終話、後編に続く!