★第1話『希望のプリキュア誕生!』
脚本:成田良美 演出:小村敏明 作画:川村敏江 美術:行信三、増田竜太郎
●あらすじ(朝日放送公式HPを抜粋、及び一部アレンジ。)
のぞみは中学2年生。
のぞみは、故郷をナイトメアに奪われたココに出会ったの。
のぞみは、故郷をナイトメアに奪われたココに出会ったの。
ナイトメアは、この世を絶望の世界にしようとする組織。
のぞみは、故郷の復活をを願うココの夢を叶えようと立ち上がるの。
のぞみは、故郷の復活をを願うココの夢を叶えようと立ち上がるの。
そして、不思議な力でキュアドリームに変身。
伝説の戦士・プリキュアの誕生だわ!
伝説の戦士・プリキュアの誕生だわ!
●概要
記念すべきプリキュア5シリーズの第1話。
のぞみ役の三瓶さんの声のトーンも今の頃とやや低めで、同様にこまち役の永野さんも今の頃と大分違う印象を受ける。
この頃からプリキュアが一人ずつなっていくという物語のパターンをこの頃から採用し始め、2話目ではりんがルージュ、3話目がうららがレモネードと順になっていくパターンを採用というパターン構成は、後の二代目の川村プリキュアシリーズのスマイルプリキュア!でも採用されている。
「やりたい事絶対見つかる!」という自分のやりたい事が決まっていなかったのぞみ…しかし、そのココの故郷であるパルミエ王国復活の為にココを守りたいという意思が自らプリキュアになった。
ハトプリやスイート、ドキプリ、ハピプリにて変身した同時に終了するというオチがあったが、このエピソードでの変身した同時に終了というパターンは無く、特に鷲尾プリキュアシリーズは特に敵を倒して解決した時に終わるという展開を採用しているが、P5GG第1話では再びプリキュアになった同時に終わってCMに入るというパターンとなっていた。
●戦闘シーン
初戦の場所は図書室で、これと同じホシイナーとの初戦での展開は、後のP5GG第2話になる。
相手は貴婦人コワイナーで、ギリンマがコワイナーの仮面で貴婦人の肖像画から召喚した物で、傘で攻撃する以外はあまり派手な攻撃要素は少なかった。
最後はドリームアタックで見事倒す事に成功。
また、敵前逃亡するシチュエーションで、この後期プリキュアシリーズでは初で、後のハトプリ1話ではデザトリアンになったえりかに襲われるブロッサム、スマイルでレンガの壁から召喚したアカンベェを見て逃走するハッピーの原点もこのエピソードが源流となっている。
●登場キャラクター
夢原のぞみ
夏木りん
春日野うらら
秋元こまち
水無月かれん
小々田コージ(ココ)
ギリンマ
貴婦人コワイナー
●エンドカード
作画は全て川村先生によるもの。
のぞみのセル画は1話中盤にて、教室で一人になった時に「絶対に見つかるもん!」と言う時に使われた物で、りんはのぞみの悲鳴を聞いた時に振り向く前の時のセル画、うららはOPの前半シーンで使われたセル画、こまちはのぞみとりんがスクールバスに乗っていた時にのぞみの頬をつねっているりんを見て笑っている場面から、一方のかれんはそのスクールバスの横を通り過ぎた時にじいやこと坂本のクルマで送っている時に窓を見ている場面から使われているが、うららのみだけオープニングからのセル画が使われているのは意外である。
●関連エピソード
★スマイルプリキュア!第1話『誕生!笑顔まんてんキュアハッピー!』
5シリーズの1話と同じオマージュがあり、特にキャンディをスリスリと抱くみゆきのシーンやアカンベェの前で逃走するというパターンは、ほぼ5と変わらないが逃走パターンで最もコミカル系統になるとこっちが上になる。
★Yes!プリキュア5GoGo!第48話『未来へ!永遠不滅のP5!!』
特に注目点はラストシーンのココとの再会は同話からのオマージュ。
「変わらないね、ココ」と二人の出会いや再会した場所もこの裏通りでから全てが始まったといっても過言ではない。
●その他・着色ミス
1話中盤にて、「学校は関係者以外は立ち入り禁止だよ!」という場面ののぞみの瞳の色が紫なのに、何故か髪の毛の色と同じ色になっているミスがある。
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