忘れた頃にやってくるプリキュアオールジャンル特集…今回のプリキュアオールジャンル特集は、プリキュアシリーズショーの終了後に販売されているサイン色紙について語ってみたいと思います。
既に持ってる人もいらっしゃれば、持っていない方もいると思うので、ここではそんなサイン色紙についての特集であります。
●ショーのサイン色紙とは…
★よみうりランド編
遊園地やショッピングモールでのキャラクターショーの公演終了後に行なわれるイベントで、キャラクターがサインするというモノ。
イベント会場によってはサインの書き方が異なり、同じキャラが書いても書き方によってクセが違うものが良く多い。
特にプリキュアシリーズのショーで通年開催を行なっているよみうりランドでは、必ずしも主人公ポジションであるピンク系(別名 ブラックファミリー)が行う事が定番であるが、日によっては人気の黄色系プリキュアや紫系プリキュアがサインを行う事も少なくはなく、特に今回のハピプリショーの後期Ver初回公演であったこの日は、ハピプリ陣営で最も人気の強かったキュアハニーが行っていた。
またオールスターズショーでは基本上、現行シリーズのサイン色紙で統一されているようだ。
●その他の場所では?
繁忙期のみ開催している遊園地、またはレジャー施設、ショッピングモールでは基本的に主人公ポジションであるプリキュアが基本的に書くことがルールとしてなっており、しかし、地方によってはサイン色紙の配布が無い会場もあり、特に特設ステージでの場合…次の公演プログラムが押している事が多く、行なわれないケースもよくある。
また既にスタッフがサインを書いてあるケースも多く、本来サインを書く為に座っているプリキュアがただ握手だけというあまりにも呆気ない扱いされるイベントの業者もいるが、特に近年…油壺の京急油壺マリンパークでのプリキュアシリーズショーではこのケースが目立ち始めている。
【補足】『ブラックファミリー』とは…
キュアブラック、ブルーム、ドリーム、ピーチ、ブロッサム、メロディ、ハッピー、ハート、ラブリーのポジションが主人公ポジション陣営の総称。
ブルームからピンク系統の扱いに切り替わっているが、立ち位置はブラックと変わらないため、一部のファンでは『ブラック家族』と呼ぶファンもいる。
●プリキュアシリーズショー 初期Ver タイプ
3月から7月初旬(よみうりランドではこの基準で公演されている。)のプリキュアシリーズショーのサイン色紙の基本は、初期メンバー構成で入れた物が非常に多く、特に追加プリキュアが追加されるというケースはあまり無い。
これは、既にシリーズ正式決定時に東映アニメーション側でキャラクター登場するメディア露出に合わせているという事ではないかと思われる。
裏面には各シリーズの物語の解説からキャラクター紹介という構成で扱われているが、5以前のシリーズのサイン色紙の裏面は無地のままであった。
●プリキュアシリーズショー 後期Verタイプ
よみうりランド7月下旬から翌年2月までは初期のショー用ビジュアルが変わり、同時に追加されたプリキュアもこの時に追加されてる事になるが、しかし…TVシリーズにて7月に登場したプリキュアによるショー用のサイン式の裏面には残念ながら解説無しというケースが非常に多く、そのためか裏面は付録として迷路として扱われるケースは非常に多いが、いつ頃にこのパターンになったかは現在不明である。
●P5GGショー 後期Verタイプ
今から5年前の2008年にプリキュアシリーズキャラ誕生5周年でのP5GG後期ショーで、この時のサイン色紙の裏面は鷲尾プロデューサー期のプリキュアシリーズの公式ビジュアルを使ったモノ。
特に現在はオールスターズショーで滅多にお目に掛かる事がない、MH陣営の無印バージョンと無印P5のコスチュームのビジュアルあるという大変貴重なレア色紙となる。
●一部ファンが語る2008年後期のP5GGショーの噂話…
今では当たり前に全員登場しているプリキュアシリーズのショーだが、今から5年前の2008年の7月から切り替わったP5GG後期ショーは、一部ファンから賛否両論の声も非常に多かった迷作中の名作となった。
後期Verから遅れ遅れのミルキィローズが登場(というより、お披露目イベントから後期ショー公演までは極秘扱いであった。)したのだが、元々P5陣営のメンバーもシリーズ最多の6人追加となり、ネバタコスとホシイナーだけでも8人出演なのに対し、何故かルージュとミントがリストラされたという噂話があった。
ショーの物語の設定上、のぞみが「りんちゃんはフットサルの練習があり、こまちさんは学校の図書委員の仕事で忙しいんだって。」という台詞があるのだが、実はその言葉の裏がある。
フレプリ以前のシリーズをご覧になっていた当時のファンならご存知だが、この時…バンダイや東映アニメーションでもルージュとミントをリストラさせた商品が多く登場し、特に食品玩具関連ではルージュが他のメンバーはちゃんと人形になっているにもかかわらず、ルージュだけがプレートという非常に扱いが酷い仕打ちにされた話が非常に有名になっているのだが、まさかここまで扱われていた事も今のプリキュアシリーズファンにとってはありえないお話かもしれないだろう。
ただこの辺から見ると、ドリーム(ピンク)、レモネード(黄色)、アクア(青)、ローズ(紫)という部分を見れば、後の梅澤プリキュアシリーズの人気の基本バロメーターという基本になっているのだが、まさかわざと市場人気を狙うための試験ではないかとキュアビーすけも最近になって気付き始めた。
(ハピプリ前期ショーのサインはさくらさんより頂きました。)
あれから5年…プリキュアシリーズも10年目に突入したというかたちであるが、まだこの時点で後期のショーのサイン色紙は現在未確認という形になっている。
果たして付録の迷路なのか、または歴代プリキュアシリーズのモノなのかは不明であるが、その真実は皆様の目でご確認して頂ければ幸いかなと思います。
ちなみにサイン色紙は500円で販売されているので、興味がある方は是非とも買ってみてはいかがだろうか?
いかがでしたでしょうか、プリキュアシリーズショーのサイン色紙に関して、少し興味を持った方もいらっしゃったのではないでしょうか?
他にもアンパンマンや平成ライダーショーでも公演終了後にサイン会をやってるそうで、特に小さい子達にとっては憧れのキャラからのプレゼント的なモノかもしれませんが、歴代シリーズのサイン色紙を集めてる人も中にはいらっしゃるはずと思います。
実はこの特集、前々から作ろうかなと思っていた特集で、本来であればプリキュアシリーズショーの延長にしようかなと思っていましたね。
次回のオールジャンル特集はいつになるかは分かりませんが、新しい特集にも力を注いでいこうと思います。