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懐かしのゲーム作品を語る…第52回『バトルギア』

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52作品目、今回もタイトーモノ…1998年にアーケードにリリースしたタイトーが誇る人気実車レーシングゲーム『バトルギア』を触れてみたいと思います、初代登場から約15年…前作のサイドバイサイドシリーズの流れを受け継いだ作品であります。
 
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操作方式はハンドル、アクセル&ブレーキ、シフトレバーを駆使しながら、季節感ある山道を走る内容で、コースに応じては一本道系統のコースも存在します。
基本的に規定台数で順位を競い合う通常のレースモードと、筐体内に残っている最速タイムを出したメモリーデータとの競い合うタイムアタックモードの2種類で、コース選択時にシフトレバーを下にして決定するとタイムアタックに、さらに上に入れて決定すると逆走モードが選択可能になりますが、残りの3コースは車種決定時に視点切替ボタンを押すと自動的に登場する仕組みになっていますが、コースは以下の通り…。

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●初級 コース難易度:★★
春の野山や桜並木を駆け抜ける周回コース、コースのモチーフは恐らく箱根周辺?
 
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●中級 コース難易度:★★★
湾岸マキシシリーズでおなじみの箱根コースこと、芦ノ湖スカイライン周辺をモチーフにした周回コース。
路肩のダートが意外に厄介。
 
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●上級 コース難易度:★★★★
紅葉が美しい秋の夜道を舞台にした周回コース。
後半のセクターから一気に工事区間となってるグラベル区間を走るのだが、車種によってかなり難易度が変わってくる。
 
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●超上級 コース難易度:★★★★★
全区間ともアイスバーンと雪道という周回コースで、デフォルトコースの中では意外に難易度が高い。
如何に豪快なドリフトアングルで通過しながら、荷重移動ができるかが大きな鍵。
 
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●弩級 コース難易度:★★★★★
頭文字Dや街道バトルシリーズでお馴染みの群馬県の榛名山。
歴代シリーズを相当やりこんでる人ならほぼ完走率は高いコースだが、このコースで最低でもクリアできれば実力が高い。
 
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●超弩級 コース難易度:★★★★★★
こちらも頭文字Dにて、プロジェクトD神奈川戦の2戦目にてRT・カタギリの皆川、MR-Sに乗り換えた小柏カイと戦った静岡県と神奈川県境にある『長尾峠』。
アーケードゲームで長尾峠を初に採用したのはこのバトルギアから…。
全区間とも見通しが悪い他、急なコーナーが点在…さらに終盤は超低速区間が続く難関で、多くのプレイヤーが泣きを見た人も続出。
 
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●超初級 コース難易度:★
前作SBS2の卯月の継承となっているオーバルコースである。
特に終盤のコーナーの半径が狭くなっており、いかにスピードを殺さずに高いスピードを維持できるかが上級者にとっては最大の課題となる。

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『サイドバイサイド2 エボルジオーネ』から代々から受け継ぎ、同時に新しい新要素と新車種が追加され、これまでに無い楽しさを作り上げたバトルギア、特にタイムアタックモードが非常に人気が高く、最高ラップタイムを叩き出すとその走行データがゴーストデータとして登録され、そのコースで一番速いプレイヤーとして登録されるシステムは、今の湾岸マキシシリーズの分身対戦の原型に近い形になってますが、マキシの分身対戦は実体化したものであり、全くの別物とよんでもいいかなと思います。
 
同時にタイトーの公式HPにて、ゲーム中でその出したタイムのパスワードをインターネットに申請すると、現在の順位が解る仕組みになっており、これも後のセガの頭文字Dアーケードステージや湾岸マキシのネット上でのタイムアタック申請の原型となり、その後のバトルギア3からは筐体にインターネット回線を敷き、リアルタイムで順位が解るシステムを初めて採用される事となり、これが90年代後半のレーシングゲームの大きな革命を生んだ名作となったんですよね。
 
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自分も当時、タイムアタックモードで結構やっていた方でして、特に逆走では一番多かった様な気がします…。
普通の人だと順走が圧倒的に多かったのですが、自分はそのなかでもマイナーなカテゴリーである逆走ばかり走ってましたが、まだあの時はインターネット申請とか知らなかったし、環境さえ整っていなかったという時代でしたからね。(笑)
バトルギア2から本格的に攻め込み、晩年はバトルギア4Tunedまで結構やってきたのですが、バトルギアができる環境が徐々に無くなったほか、自分の技術と遠征もここに来て限界を感じ、バトルギアから一旦身を引きましたけど…。
この初代バトルギアは、後にバトルギア2へROM改造となって初代は一気に全滅となったのですが、一時期…横浜西口のとあるゲーセンにて初代のまま稼動していたことは覚えてました…既にそのゲーセンも閉店になってしましたが。
 
 
ゲームバランスもサイドバイサイド2よりやや操作性がリアル系統になったのは良しですが、問題はエンジンサウンドで、全車ともまるで間抜けすぎるエンジン音でダメダメ過ぎましたね…サイドバイサイド2は各車車種に応じてエンジンサウンドを忠実に再現できてましたけど…その名誉挽回となったのか、バトルギア2でちゃんと再現できるようになってました。
 
家庭用ではPS2版のバトルギア2にて、隠しコースとして登場する仕組みになってますが、バトルギア2の話についてはまたの機会の時に語りたいと思います。

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