144作品目、今回はFC全盛期に登場したアイスクライマーを紹介…1984年任天堂の作品です。
1P側主人公『ポポ』、2P側主人公『ナナ』を操作し、8合目から先の頂上を目指すという内容のアクションゲームですが、下手すると仲間割れまで発展しかねないゲーム作品でしたね。
全盛期から友情破壊作品はあったんですよ、ハイ。(笑)
操作方式は十字キー+2ボタン方式、Aは上段の壁をハンマーを当てながらジャンプ、Bボタンは正面への敵を攻撃する際の攻撃となりますが、オットセイ、ビックフットを倒す事ができますが、得点加算はありません。
得点の加算対象となるのはオットセイやビックフットが持ってくる氷の塊、鳥、8合目付近からのボーナスラウンドの野菜アイテムのみとなります。
敵やツララに触れたり、最下段に落ちると1ミスでプレイヤーエクステンドは無しで、残機ゼロでゲームオーバー。
全32ラウンドのエンドレス制ですが、アーケード版のVSバージョンとディスクシステム版は前半24ステージ、後半24ステージ構成で全48ラウンド構成になっています。
アイスクライマーと聞いて、最近の任天堂ファンなら『大乱闘スマッシュブラザーズDX』で登場したオリジナルキャラかと思われがちかもしれませんが、その彼らがデビュー作品がこのアイスクライマーだったりします。
初期のFCで2人同時プレイができる作品といえば、マリオブラザーズとこのアイスクライマーのみですが、前半ステージは比較的に進みやすいことは進みやすいですが、中盤辺りになってくるとステージ構成がややトリッキー化し、滑る床や足場の雲が狭くなっていたりと一筋縄ではいかないパターンになってきますが、アーケード版とディスクシステム版のVSバージョンになると、さらに横から風が吹いてくるわ、本家FC版に登場しない蜂の出現もあり、本家より難易度が一気に上がっています。
自分も運が良ければ4面までは進めるのですが、後半になってくるとかなり空く雑なステージ構成になってくるので、この辺も意外に手を焼いてしまい、残機をボロボロと落としてはゲームオーバーになるケースも多いですね。
こちらがそのVSバージョンの画面ですが、敵も本家FC版と変わっている事がお分かりいただけるはず。
難易度も本家より意外にハードで、アーケードはジョイスティックというハンデが背負わされるので、意外に手強くなっているのもこのVSバージョンの難しさではないかなと思います。
VSバージョンは、FC版が発売された同年に登場し、3年後の秋にFCディスクシステム版として発売されていましたが、現在はWii Uやニンテンドー3DS、Wiiのバーチャルコンソール版がありますが、上記3ハードともFC版からなので比較的に遊べる作品になります。
VS版は現在、ゲーセンの複数のゲームが入っているエミュ筐体でないと遊ぶ事ができないので悪しからず。
●FC版 アイスクライマー プレイ動画
いや、本当にこれは意外に本気に燃えますね…たまに足の遅いプレイヤーとやると、ドンドン下に落とされてゲームオーバーになるケースも日常茶番事だったし。
ひめ「そんな非道なアクションゲームがファミコンの頃からあったなんて…。」
めぐみ「私はやった事が無いから、よく分からないんだけどね。」
いや、お二方…是非やってみて下さい、完全なバトルロワイヤルになりますから。(笑)