146作品目、今月最初に紹介するのは、1993年に登場したバンプレストのドラゴンボールZを触れてみようと思います…。
最近、東京MXテレビで火曜夜10時から再オンエアしてるためか、再び再熱しております。
過去にDBZのゲーム作品といえば、FC版の『強襲!サイヤ人』と『激神!フリーザ!!』、『烈戦!人造人間』を語ってきてますが、AC版DBZと語るとドラゴンボールヒーローズとZENKAIバトルロイヤルがあるが、以前に登場した作品です。
悟空や悟飯、ベジータ、ピッコロさん、フリーザ様とギニュー、リクーム、バータの8人の中から一人選び、8人勝ち抜いていく内容の対戦格闘ゲームです。
操作方式は8方向レバー+3ボタン方式、パンチ、キック、大攻撃と初代餓狼を髣髴させる配置で、コマンド入力するとコミックやアニメでお馴染みの必殺技をぶっ放す事ができます。
制限時間内に相手のライフをゼロにしたら勝利、自分のライフがゼロになると敗北、2勝勝ち抜くと次の相手、2敗負けると敗北という部分と制限時間がゼロになった場合、ライフが多く残った方が勝利という部分は他の格闘ゲームとほぼ変わりませんが、レバーを上方向に入れると原作同様の舞空術を使うことができ、浮いた状態で移動することができ、これを利用して奇襲しかけることができます。
もはや説明不要、世界的な人気を誇る鳥山明先生の名作。
去年は劇場版の神と神も公開され、多くのファンから喜ばれたDBZ…現在はプリキュアの後の朝9時のフジテレビにて、DB改が魔人ブウ編が展開されている事はかなり知られてますが、ゲーム作品は86年の第1作目の『神龍の謎』から始まり、今日まで数多くのDBゲーム作品を多く出してきているのですが、今回出てきたDBZの格ゲーはナメック星編が中心となった作品で、ギニューやフリーザ様が登場している部分を見ると、もっとも人気の高かった所からのエントリーという部分にも高感度は高いかと思いますね。
また稼動当時、専用の筐体も同時にセットで登場していたらしく、あるブログにて掲載されています。
当時、今亡き横浜ドリームランドのゲームコーナーにて、初代リッジの大型筐体の隣にあった事は覚えてます。
↓それがこれ…現在も所有者がいたんですね。
しかしゲーム的にドラゴンボールになると、ガンダムやウルトラマン並にかなり力を注いでいるバンダイの子会社であるバンプレストが作りましたといっても、ちょっと適当過ぎるんじゃないかなと思います。
まずは、空中移動が非常にクセが強く、普通の格ゲーや同じDBZの対戦格闘モノでSFCで有名の『超武闘伝』シリーズみたいにスピード感のある展開があまり感じられず、動きも鈍い感じが強かったかなと。
上大岡ジアスのエミュ筐体でプレイしてたため、エミュによる動きが遅延が起きてるのかは不明点が残りますがそんな感じがしますし、難易度も意外な所で高い様な気がします。
二つ目は、コマンド表がないと必殺技さえも全く出せないという罠…。
既に元のROM基板は廃盤になってる他、中古の基板専門店に行かないとコマンド表がついている素材を見ないと絶対出せないというオチが強く、ガチャコマンドでも出にくいという部分もあります。
今頃に出していたら、恐らく『ギルティギア』シリーズで有名のアークシステムワークスが開発したら、かなり別次元に変わっていた事でしょう。
実はAC版DBZ2もありました。(笑)
残念ながら、エミュでの稼動ではかなり少数的に少ない分類に入りますが、以前…うちの職場の4階にあるパロが、アトランティックシティだった頃…エミュ筐体の中にこれも入っていましたが、残念ながら未プレイですけど。
Z2は新たにセル、青年トランクス、ミスターサタンも参戦しており、さらに画面下部に超必殺技ゲージも追加されているようですけど、やはり悟空だったら、超元気玉、ベジータだったらビックバン・アタックかファイナルフラッシュなんでしょうかね…気になる。
このDBZのAC版は現在、家庭用にも移植されてない他、エミュ筐体では前者のほうが必ずしも入っているので遊べますが、Z2はかなりのレア率の高い作品になるかなと思います。
やはり必殺技が無いとドラゴンボールとは呼べないですよね…料理で例えれば、肉の入っていないすき焼きか寿司ネタのない寿司と同じなので…。