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懐かしのゲーム作品を語る…第158回『スカイデストロイヤー』

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158作品目、このところ…やたらとタイトーのマイナータイトルばかり続いてますが、今回はFC向けに作られたマイナータイトル『スカイデストロイヤー』です…流石に知らない人も多いでしょう。
第二次世界大戦の太平洋戦争を舞台にゼロ戦に乗り込んで、敵の海上要塞に挑むという内容…1985年の作品です。
 
 
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操作方式は十字キー+2ボタン方式、機銃掃射と機体下部に取り付けられた魚雷発射のみ、前から来るアメリカ軍の機体やB-29、空母、潜水艦を撃ち落していきます。
パワーアップ要素は各ステージの区切りに登場する赤い敵機編隊を撃ち落すと、デフォルトの機銃がフルオート連射のままになりますが、1機でも撃ち逃すと単発に…。
敵の攻撃を受けると翼端から火を拭き始め、徐々に高度が下がっていき最終的に海中に落ちて1ミス、さらに高度を下げすぎるとこちらも海中へダイブしてミスという扱いになります。
 
全9ステージ構成のエンドレス(?)制度です。
 
 
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タイトーによる第二次世界大戦を題材にしたSTGといえば、東亜プランとの共同開発した『大旋風』という縦STGがありましたが、その大旋風より前の作品としてこのスカイデストロイヤー。
当時、この手のSTG作品はまだ非常に珍しかった頃で、TVCMもあった事は非常に覚えています。
 
しかし、実際に遊んでみるとゲームスタート時のBGM以外は、ゼロ戦のエンジン音と大型機のエンジン音、「ヒューン!」という魚雷発射音、というなんだか地味な内容で、この手で同じ作品といえば、セガのアフターバーナーIIがありますが、アフターバーナーと比較したらスピード的に天地との差でしたからね。
 
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しかし、魚雷の需要性もあまりにも乏しく、潜水艦や空母も意外に当てづらく、呆気無く逃走されるわで、魚雷の目的もかなり空回りしちゃってる感も強く、こちらもアフターバーナーIIなんざ、ミサイル的なポジションであるが、ミサイルのロックオンは需要あるのにこの差は一体何だろうかと。
 
しかも、潜水艦も豆粒的な大きさなんで、これも難易度的に拍車をかけちゃってるのも事実。
 
しかも、延々に大型機や空母、潜水艦を狙う場面が続くため、すぐに飽きてきます。
 
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ゲームバランス的に良いというレベルというより、もう少し捻りを付けてくれたら良作に昇格していたんじゃないかなと思いますね。
しかも、かなり離れた所から撃ち落すと敵機が落ちるという意味不明な部分も…。
 
例えば、陸上ステージでは戦車や補給部隊の襲撃、対空砲を狙うという場面とかあったらそれなりに盛り上がれたと思いますし、今から30年近くなる作品で、尚且つタイトーもスクウェア・エニックスのグループに合併吸収されてしまってるため、二度と出てこない作品になってるのも事実。
 
●FC版 スカイデストロイヤー プレイ動画
スカイデストロイヤーは、元々親父の所有していたソフトで、親父も第二次世界大戦を題材にしたゲーム作品はかなり好み、特にスカイデストロイヤーは親父が一番好きだったゲーム作品の一つでもあった事は非常に覚えていますが、今はWindowsのワールドコンバットフライトシミュレーターの方がお気に入りだそうで。
 
自分も親父に釣られてプレイした事がありますが、夜間パートをクリアすると2面に突入という展開には、全く気付かなかったですが、殆ど…私と親父も夜間パートで呆気無く、墜落して終わったというオチでしたね。
他機種での移植、バーチャルコンソールでの配信も無いので悪しからず。

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