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懐かしのゲーム作品を語る…第163回『ゼロヨンチャンプRR』

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163作品目、二日連続による懐かしのゲーム作品解説…今回は1994年にメディアリングからリリースしたレースゲーム『ゼロヨンチャンプRR』を触れてみようと思います…PCエンジン時代から続いてきているゼロヨンモノのレースゲーム。
主人公が日本一のゼロヨンチャンプになるまでを描いた作品で、このゼロヨンチャンプRRは、SFC版に登場したSFC最初のシリーズになります。
 
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基本の流れとしてまず、教習所に行き、マニュアルの操作を慣れる操作を行い、そこからマシンを購入しながらストリートゼロヨンや大会で順位を上げていき、最終的に総合1位を獲得すると、前々作であるゼロヨンチャンプの主人公との直接一騎打ちとなり、それに勝利するとエンディングを迎えるというワケですが、マシン購入する際にアルバイトをしなくてはならないのですが、そのアルバイトもミニゲームとなっており、特に警備員のアルバイトは完全にRPGという部分には唖然させられましたね。
 
レースに買って、賞金を貰い、そこからチューニングしていくという構成と思ったら大間違いというのが、このゲームの掟だったりする。
 
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このゼロヨンチャンプが初めて登場したのが、1991年にPCエンジン版の作品として登場し、当時のレースゲームとしてはかなり珍しく、各自動車メーカーからの承諾を得て実際の車種を使っており、またシフトギアは十字キーで行ない、アクセルとクラッチという構成で、実車と同じく素早いシフトアップの同時にクラッチの使い方が勝負の鍵になり、特に上位陣になってくると素早いスタートダッシュとクラッチ操作が勝敗に左右するので結構難しい部分もあります。
 
ちなみにゼロヨンとは、0-400mの直線上で行なわれる車のレースで、停止状態からスタートし、400m先まで速く走り抜けるという内容のレース。
実際に国内サーキットにおいて、今年9月を以て閉鎖となった西仙台ハイランドサーキットが非常に有名ですが、一般の道路でもストリートゼロヨンをやっていた場所もあり、特に埠頭の直線道路で競い合う光景もありましたが、警察の取締りのよって完全に壊滅した場所も多いようで。
 
マシンも完全なチューニングしており、小型の車種ではスターレットやシビックR、ロードスター、大排気量ではFDやR35、スープラといったマシンも多く、シビックRにビックタービンを付けて300馬力近い仕様や、1000馬力オーバーのGT-Rやスープラという怪物マシン達も続々ありますね。
 
 
●PCエンジン版 初代ゼロヨンチャンプ R32対トヨタ2000GT
その初代の主人公が今回のRRでラスボスとして登場するのですが、その初代の主人公はかつてセルシオに搭載されている4リッターV型8気筒にスワップした2000GTを操る『キング』と呼ばれた彼と勝利し、その後のゼロヨンチャンプ2で海外へ渡り、全米チャンプになって今回のRRに日本に帰ってきたというワケです。
 
この動画を見て、今の時代だったら、R35か80スープラでしょうな。(笑)
 
 
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さて、話は再びRRに戻しまして、今回の参戦車種も90年中期に登場した車種が中心に戻りますが、シフトギア操作が苦手な人向けに4速ギアやオートクラッチシステムというパーツがありますが…オートクラッチは前半までは使えることは使えますけど、
 
終盤尚且つ上位10位辺りになると、オートクラッチでのシフトギアは太刀打ちできなくなるという罠が潜んでいるという事を…。
 
そのまま、オートクラッチを使って上位10位辺りの終盤辺りになってくると…
 
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やよい「オートクラッチを組んでるのに、相手が速すぎて勝てない~!!」
 
オートクラッチは繋がるまでのタイムラグが多少あるので、この辺も結構大変なんですよ、ハイ。
 
SFCで一時期プレイした事がありまして最初は面白いのですが、やはりメインレースの時間的に短いためか、その穴埋め的な部分としてアルバイト要素のミニゲームが入れてあるという部分を見ると、何か微妙な感じが強いかなと思います。
 
自分も最初、結構硬派な作品だなと思っていたんですけど、「中身を開けてみたら何じゃこりゃ?」という部分が強かったかなと。
マシンも意外にマニアックな車種もありますからね、AE101レビンGT-Zが出てたり…て、トイチGT-Zってあまり見かけない車種になっちゃいましたね。
 
このシリーズの最終作が『ゼロヨンチャンプ ドリフトチャンプ』というタイトルで、ハドソンからPS2版で発売されていたそうで…。
 
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のぞみ「ゼロヨンを題材してるのに、何でドリフト!?」
 
この時の私も唖然しました…恐るべし、メディアリング。

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