★新環状編(C1~9号深川線~湾岸線~11号台場線・1号羽田線)
前回までは、東京都心を舞台にした首都高速を攻略してきましたが、今回からはさらにエンジンパワーがモノをいう東京ベイエリア付近を走行する『新環状』ルートでの攻略に入りたいと思います。
この区間ではエンジンパワーによるマシンコントロールと高い速度での維持が大きく左右される部分も強く出てきます。
【路線解説 新環状とは…】
新環状はC1(都心環状線)、9号深川線、湾岸線、11号台場線で構成された路線で、主に湾岸線経由で来たルートのクルマが都心方面へ向かうための重要なルートでもある。
9号深川線は、1980年2月に箱崎~辰巳JCT間が全線開通した路線で、主に千葉方面からの場合、辰巳JCTを経由して都心環状線へ結ぶという重要な役割を果たしているが、上り線は特に都心方面に向かうためのクルマが非常に多く渋滞が多い路線でもあった。
その渋滞を解消するために、1993年に8月に有明JCTからレインボーブリッジ経由で都心環状線へ向かうための路線『台場線』が作られ、浜崎橋JCTから都心環状線に入るというダイレクトな区間が生まれ、同時にフジテレビやビックサイトの最寄である『台場ランプ』、レインボーブリッジに程近いパーキングエリア『芝浦PA』も新たに設置されている。
以前、湾岸線の大井JCTから方向転換して都心方面に入るルートもあり、こちらもマキシ1~2では採用されていた。
【攻略概要 新環状左回り】
分身や乱入での左回りでのスタート地点の大半が有明ランプからのスタートとなり、辰巳を経由して箱崎・江戸橋JCTからルートが分岐される仕組みになるが、特に有明スタートの場合はテクニカルな八重洲やC1方面に向かうケースも多いので、迂闊にパワー寄りの設定をし過ぎると八重洲線で無惨に散るケースも否定できないので、この辺もバランスからの基準でマシンパワーの設定に注意しておきたい。
初心者で一番の難所は、最初の辰巳PA通過後の左赤コーナー。
ここは特にスピードがグイグイと上がってくるのだが、進入スピードが高すぎるとアウトの壁に流れてスキを生んでしまうので、無理のない速度で脱出する事が無難の策といえる。
そして、江戸橋JCTからC1内・外に入るが、特に注意すべき点はD寄りによる八重洲線へ入るケースになった場合、もはや腕でリカバリーするしかなくなる。
不利になったと思ったら、潔く諦める手段しか他に無いので、D寄り一歩手前のバランスタイプで走る事を推薦したい。
【攻略概要 新環状右回り】
スタートは木場・福住ランプとなるが、分身の場合…この区間からのスタートする際に大きく左右される。
先程の左回りとうって変わって、こちらは湾岸線方面に向かうケースや台場線からC1・八重洲方面に飛び込む事もあり、800~830馬力仕様の場合…DG寄りによるC1や八重洲方面に飛び込むとほぼ自爆行為に近いが、この辺もデフォルトによる分身でもバランスチューンのままであるため、どの区間に向かうという部分も意外に把握しにくい部分もある。
特に一番多いケースでは…
●有明JCTから台場線経由でC1内回り方面
●有明JCTから台場線経由で八重洲線方面
●有明JCTから台場線経由でC1外回り方面
●大井JCTから横羽線の大井合流地点でゴール
●大井JCTから湾岸線に直進して東海JCT手前でゴール
この5パターンがある、特に前者の場合はD寄りに近いバランスチューンが一番最適で、横羽・湾岸方面の場合はパワー重視で挑むといいが、この辺もほぼ運任せといってもいいので、とにかく安全マージンを求めたいのであれば、D寄りでもいいと思ってもいい。
600馬力クラスの場合は680馬力なら、安全マージンは多少確保できる。
●江戸橋JCT(箱崎方面側)
左回りで最も通る江戸橋JCTだが、一番多いルートでも内回りの神田橋、北の丸方面であるが、内回りの大半が三宅坂JCT合流で完結するケースが多い。
外回りの場合…八重洲線方面に入るルートもあれば、C1外回り方面に向かうケースも多く、少数部分では浜崎橋JCT付近で終わるパターンもあるので、この新環状側の江戸橋JCTは左回りで最もテクニックが大きく左右されるという事は覚えておくといい。
●浜崎橋JCT(芝浦方面側)
ここも横羽線からの分身でも出くわす区間の一つなので、この辺も共通として扱う。
高いスピードで来る事は確かだが、特に注意すべき点はアザーカーの動きが突然大きく進路を変えてくるというパターンである。
新環状ならまだしも、横羽線から浜崎橋に来ると突然アザーカーのトラックやハイエース、カローラがいきなり大きく右へ車線チェンジしてくるのでそこに注意。
このチェンジで多くのランカーも爆死した人も非常に多い。
そして、問題は外回り方面への飛び込み…高い速度からの進入となるので、赤コーナーが出た瞬間に急減速の準備に入る事。
5速車の場合、一気に3速まで減速して大きくハンドリング切ったら、すぐにダッシュ速度を高めて逃げの態勢に入ろう…ここでモタモタすると、相手に隙を与えてしまうので注意。
●有明JCT(千葉方面側)
直進か台場方面に入るかのどちらかになるのだが、台場方面の場合は緩い黄色コーナーが現れるが、手前から一気に高い進入からのコーナーを入る事が必須となる。
ハンドリングの悪い車種は、出口付近にリアをぶつけないように…。
●有明JCT(芝浦方面側)
辰巳方面と大井方面の2ルートとなるが、どちらもRが大きめのコーナーになる。
辰巳方面の場合は、合流の同時に進路を変えてくるアザーカーもいるので、この辺にも注意が必要だが、芝浦方面からの浜崎橋JCTと比較すればそれほど悪質なレーンチェンジはないと思ってもいただきたい。
湾岸線方面もそれほど難しくはないが、問題は東京港トンネルを越えた後、大井JCTから横羽上りに戻って浜崎橋JCTに戻るパターンもあるので、この辺にもうまく対処しよう。
●大井JCT(湾岸・横浜方面)
新環状の木場スタートし、有明JCTから直進すると、次に来るのはこの大井JCTであるのはご存知だろう。
この辺もDG状態で来ると結果はどちらもゴールするという形になるが、特に左車線はUターンして浜崎橋方面に戻る形になるのだが、登りきった所で赤コーナーが待ち構えているので、上りきる途中からシフトダウンして、減速して曲がり抜けよう。
なお、木場からの湾岸線方面はこのまま大井南でゴールということになるので、この辺も高い速度を維持して逃げきること。
★こまちの新環状エリアでゲットできる称号のヒント…。
こまち「新環状の有明からスタートして、ある区間でリタイアすると『スカイツリー見学中』という称号が手に入るわ。
あと、C1と八重洲線での称号もこの路線でもゲットできるので、探してみてね。」
次回、神奈川1号線・横羽線、神奈川3号線・狩場線、神奈川5号線・大黒線で構成された『横浜エリア』を攻略!!