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懐かしのゲームを語る…第175回『エースドライバー&エースドライバー・ビクトリーラップ』

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175作品目、今回もバンナム作品…今回は1994年に登場した『エースドライバー』と95年に登場した続編『エースドライバー ビクトリーラップ』を触れてみたいと思います…ファイナルラップとウィニングランシリーズの事実上の後継作品。
F1マシンを操り、規定周回数を走る部分に関しては基本上変わりませんが、マシンのレベルに応じて挙動が変わるというシステムを採用しています。
 
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操作方式は、ハンドル、アクセル&ブレーキ、シフトギア、視点切替という90年代のレースゲームとしては至って普通の作りですが、この作品にはマシンのレベルという懸念があり、ビキナー、ミディアム、エキスパートの3種類があり、ビキナーはマシンのパワーとハンドリングも非常に曲がりやすく設定されており、エキスパートはそれらのサポート機能が一切排除しており、アクセル全開で踏もうとするとマシンが暴れだして、真っ直ぐ走らないので完全なシミュレーター的な要素になります。
 
各チェックポイントを通過するとタイムが追加、制限時間がゼロになるとゲームオーバー。
 
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長年、F1ゲームを世に送り出してきたナムコですが、そのなかでもエースドライバーはファイナルラップ、ウィニングランをさらに上にいく作品で、この時代のレースゲームもほぼドリフトが主流という時代の始まりであったのですが、唯一…セガのセガツーリングカーチャンピオンシップとナムコのエースドライバーだけはグリップ至上主義というこだわりが強いシリーズである事は確かで、今作ではナムコのF1ゲーム作品において初の視点切替が実装されました。
 
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エースドライバーの一世帯前のナムコのF1ゲームといえば、湾岸マキシシリーズが抜かれるまで長年ロングラン稼動していたファイナルラップシリーズが非常に有名で、スーパーの屋上、遊園地、温泉街のゲームコーナーの一つの顔として成り立っていました。
 
しかし、殆どが筐体関係の修理部品が無くなり、殆どが全滅という形に追い込まれてしまい、94年のファイナルラップRを最後に殆ど姿を消してしまい、Rの同年に登場したエースドライバーはもちろん、そのファイナルラップシリーズの後継作といっても過言ではなかったのですが、残念ながらリッジレーサーシリーズの人気に敗れてしまったため、思うような人気を獲得できませんでした。
 
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その翌年、装いも新たにバージョンアップ版である『エースドライバービクトリーラップ(以下ビクトリー)』を世に送り出しました。
 
『ビクトリー~』では、新たに新コースが2つ追加、対戦でのチャンピオンシップモード搭載となった他、マシンもアニメ『新世紀GPXサイバーフォーミュラ』の影響を受けたためか、未来系のF1マシンに進化を遂げて登場しました。
 
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しかし、ビクトリーもそれほど人気を奮わなかった作品でした…前作よりタイムがシビアになった他、マシンもビキナーを使っても非常にアンダーステアが出やすい傾向が強く、早々と消えてしまったという悲しい性を背負わされしまったのも無理も無いと思います…自分も結構やり込みましたが、やはり初級での制限時間の少なさが仇となってしまってましたね…これをやった時に、
 
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エレン(ビーすけ代理)「初級で初見殺し? ナメてんのか!」
 
かなり不満をぶちまけましたね…近所である上大岡ジアスにも、レイブレーサーの代わりとして入ったのですが、それほど人気も出なかったため、短期間に姿を消してはコナミのレーシングジャムに切り替わったという残念無念ミカ・ハッキネンなシリーズになってしまったとは…これを機にナムコはF1作品から足を洗っちゃいましたからね。
 
無印はそれほどバランス的に取れていましたけど、ただコースがひとつしかない事とBGMが無いのはやはり空しさが漂っているかなと。
 
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2作品とも、他機種での移植は無かったのですが、90年中期にF1作品というのもやや無理があったというのも拭いきれなかったんですよね…その前年である94年は、あのアイルトン・セナがサンマリノGPで事故で他界された時に、一気にF1ブームも下火になってしまった頃なので、なおさらではと思います。
 
無印エースドライバーを初めてプレイしたのは、大船のヨーカドーのプレビというゲーセンで初めて触れましたが、ビクトリーの後にプレイしたのが最初で、最後に触れたのは2011年の西武鉄道のスイートプリキュアのスタンプラリーの際に西武園ゆうえんちに寄った時にプレイしたぐらいでしたね。
 
●AC版エースドライバー ビクトリーラップ プレイ動画
(初級 セローバレー・サーキット)
特に2周目からタイムの追加の少なさが鬼過ぎる…これで結構泣かされたモンですよ、ハイ。
 
【おまけ】エースドライバービクトリーラップ オープニングデモ
オープニング演出は神であるが、あのレーサーのしぐさを見てると、ガンダムWのヒイロ・ユイに見えてしまうのは何故だろう…2回目のオープニングは個人的にお気に入りだったりします。
 
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ピース「超神オープニングキター!」
 
ビューティ「…サイバーフォーミュラって何ですか?」
 
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サニー「…ヒイロやな。」
 
まーちん「…ヒイロだね。」

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