177作品目、本日2作品目は1985年に東芝EMI(現 EMIジャパン)のFCパチンコ作品『パチコン』を触れてみたいと思います…かなりマイナー作品になります。
内容はあまり無く、ただひたすらパチンコを打つという内容ですが、打ち止めまでタイムを競うタイムアタックモード、制限時間内にどれだけ球数を競い合うタイムアタックモードの2種類のみです。
操作方式は十字キーオンリー(?)、十字キーはパワーハンドルの役割を果たしており、ボタンは使用しません(えぇぇぇっ!?)。
ただそれだけという内容で、特殊な操作とかはありません。
台もウィングタイプとスリーセブンタイプという80年代古き良き時代のパチンコ台で、今のCR機みたいな派手な演出やリーチアクションといったものはありません。
タイムアタックモードは球が無くなってもゲームオーバーの表記が出ずという、全く意味不明なゲームだったりします。
ファミコンでのパチンコゲームといえば、ココナッツジャパンから発売された『パチ夫くん』シリーズというのがありましたが、このハードでは初のパチンコゲームだったりししますが、後に発売されるパチンコゲームと比較するとやはり何か淋しげな部分が強いですが、逆に台毎に釘の配置が微妙に異なるというマニアックなこだわりがある部分も強く滲み出てますが、パチンコをやった事がないユーザーからは全くついていけない部分も非常に多い作品だと思います。
登場した時代も、今のエヴァンゲリオンや創世のアクエリオン、戦国無双といった人気アニメや人気ゲーム、人気タレントを題材にしたパチンコやスロットが当たり前である現代とは違い、ほぼオリジナリティの強いモノである事は確かでしょう。
しかし、やはり…何度も遊んでもあまりハマる要素的に薄く、特に今のパチンコを遊んでる人だと非常に物足りなさは強いと思います…自分はパチンコは触れたことも無いんですが、この作品的に多少かじった程度…専門学校の寮に置いてあったが、あまりやる人もあまりいなかったぐらいですかね。
BGMも無ければ、ただあるのは球が入った時のSEのみ…これだけでも、やはり寂しさがありすぎちゃってます。
●FC版 パチコン プレイ動画
今のパチンコみたいに、派手なリーチアクションやリーチ確定といった要素も全くないですね…個人的に専門学校時代の暇潰しにやったが、面白かったという気には…。