185作品目、今回はカプコンの『戦場の狼』を触れてみたいと思います…以前、戦場の狼IIを触れましたからね。
主人公 スーパージョーがジャングル奥深くにある敵軍の司令部を破壊と、捕虜となった兵士を救出するという内容になります。
操作方式は8方向レバー+2ボタン方式で、メインショット発射と手榴弾投下となります。
手榴弾はメインショットで届かない部分での攻撃、遠距離にいる敵やトラックを破壊する為に使いますが、弾数制限があるため乱発はできません。
道中に落ちている箱を取ると手榴弾が回復し、箱が多い分だけ手榴弾のストックが増えます。
穴や池に落ちたり、敵に触れる、敵弾を触れると1ミス、残機ゼロでゲームオーバー。
全8ステージ構成エンドレス制です。
カプコン初期に登場したアクションSTGで、意外に多くのファンが知っている名作中の名作で、カプコンの得意であるミリタリー指向の強い作品である戦場の狼は、後のアクションSTG作品に大きな影響を与える事となった作品ともいえます。
データイーストの『ならずもの戦闘部隊 BLOODY WOLF』や『サンダーゾーン』、SNKの『メタルスラッグ』、『怒』、『ゲバラ』等も全てこの作品の源流である事は確かだと思います。
ゲーム全体難易度的に高めで、とにかく前に進まないと四方八方に敵が現れるので、クリアを目指すとなればこの辺にも重要なポイントとなりますが、熟練者になると上手く使ってスコア稼ぎができるポイントもいくつかあります。
各面の終盤に国境があり、そこから敵兵がゾロゾロと現れるのですが、一定時間内にこのラッシュを切り抜ければラウンドクリアーとなるのですが、特に出会い頭に敵にぶつかってミスになったという事故も日常茶番事…。
この辺も上手く、臨機応変で切り抜けないと意外に難しい部分が多く、自分もAC版とPSP版のカプコンアーケードクラシックスで結構泣かされましたね。
難点はミスをした時の復活ですが、やはりこの辺もかなり激しい状況での戦闘であるため、意外にリカバリー部分が難しく、初心者だと呆気無く倒されてしまう部分もあるため、いかにミスでの立て直しが勝負の鍵になりますね。
自分が初めて戦場の狼を遊んだのが、上大岡のジアスにある縦画面仕様のエミュレーターで遊んだのが最初で、初回は10,000点と非常にエクステンド的に優しいなと思いきや、開始してから5分で呆気無く倒されたのが最初でしたね。(笑)
その後に、PSP版のカプコンアーケードクラシックスで結構やりこみましたけど、4面辺りが限界でしたね…攻撃が半端じゃない。
難易度設定を見ると2段階しかなく、ノーマルとハードのみですが、ノーマルでもあの難易度は意外にキツさでしたね。
他機種では、FC版とEZWebのアプリ版、初代PSのカプコンジェネレーションVol.4『孤高の英雄』、PSP版のカプコンアーケードクラシックスでプレイできるので、初っ端から飛ばしてる作品が好きな人にはお勧めかなと思います。