191作品目、200作品まであと9作…今回は1996年にカネコからリリースした『ギャルズパニック4遊(ふぉーゆー)』を紹介。
スーパークイックスから続いてる陣取りゲーで、ギャルズパニックシリーズで唯一の全年齢向け作品です。
8人の女の子を選んで、規定面積を超えるとクリアーの部分は、前回のスーパークイックスと同じですが、女の子のシルエットが残ってると-1%減らされるシステムは、以前紹介したギャルズパニックS2と同じです。
操作方式は8方向レバー+2ボタン方式、ライン引きとミサイル発射となっており、ミサイルはボス敵を止める効果となっており、フィールド内に現れる宝石を取るとスピードアップやミサイル追加、敵の動きをスローテンポにする能力がありまして、ライン引き中にボス敵やザコ敵に接触すると1ミス、残機ゼロでゲームオーバー。
全8ステージ3ラウンド、合計24ラウンド構成の1周エンド制です。
ギャルズパニックシリーズといえば、クイックスをベースに脱衣要素を追加した陣取りゲームですが、この4遊はシリーズナンバリング作で唯一の全年齢向けになってます。
全年齢であるため、ゲームイラスト的に下着姿の露出という部分に関しては完全排除してるので、普通の人でも楽しめる部分としては納得できるでしょうけど、
デモンストレーション画面にて、ボタン連打すると乳揺れするシチュエーションは見モノでしょう…このゲームで唯一のお色気はここだけ。(笑)
ゲームバランス的に、S2と比較すると二画面サイズであるため、S2みたいに規定面積が3割入るとスクロールし、4遊は既にスクロールするようになってますが、逆にそれが足かせになってしまうケースもしばしば。
制限時間もあるため、思うように敵を囲めなくなるオチもあり、気が付いたらいなくなったと思った矢先に接触したという不遇の事故も…。
やはり、この辺も運任せになってしまう箇所もあるのでどうしょうもない部分もあります。
後のギャルズパニックSとS2で大分改善されましたが、逆に難易度が急上昇且つ同じカネコの開発作品からのCGの使い回しになってしまいましたし。
家庭用での移植は無いものの、エミュ筐体で探せば見つかる作品ですので、『クイックスに萌え要素』を求めたい人にはオススメです。