207作品目、今月最初の紹介は1984年にバンダイナムコ・エンターテイメントからリリースした『ドルアーガの塔』を紹介したいと思います…ナムコの有名な名作アクション。
悪魔ドルアーガに捕らわれたカイを救うため、勇者ギルが単身ドルアーガの塔に挑むという内容です。
操作方式は4方向レバー+1ボタン方式で、ボタンは剣を突き出したり、マトック所持中に壁を破壊するアクションと共通化されています。
また、剣を突き出した際に盾は盾が向いてる方向にゴーストやウィザード系の呪文攻撃を跳ね返す事ができます。
制限時間がゼロになる、敵に接触、クオックスの炎に触れるとミス、残機ゼロでゲームオーバーとなりますが、特定の面において必須アイテムを所持していないとミスとなった同時に最下層の面へ逆戻りになってしまうというペナルティも存在するので注意。
全60ステージ構成の1周エンド制です。
●AC版 ドルアーガの塔 プレイ動画
名作STG『ゼビウス』で一躍有名となったクリエイター 遠藤雅伸氏が手がけた作品として有名な一作で、80年代のナムコ作品において知らない人はほぼいないほどの名作アクションであり、ゼビウスにおいて『プレイすればするほど謎が深まる』というキャッチコピーで有名ですが、このドルアーガの塔も普通のアクションゲームとは違うという部分が非常によく出ています。
先程解説しましたが、各面の必須アイテムを必ずしも取って行かないとクリアができないのですが、各面に隠された出現条件が非常に困難であり、当時はまだ攻略本という存在さえなかった頃で、殆どが実際のプレイしている人を参考にするか、口コミ程度と、今のようにEメールやSNS・Youtubeやニコニコ動画というものさえもなかった時代でしたからね。
AC版が発売された翌年には、FC版が登場しましてAC版では散々100円玉や50円玉を使い果たした人にとっては非常に喜ばれ、後の他機種での移植も続々と登場し、さらに続編として、この物語のプロローグ的な存在である『カイの冒険』、クリア後の物語である『イシターの復活』と作られ、特にFC版において条件やハードモード的な存在である『裏ドルアーガ』が存在し、いわゆる一見さんお断りなモードがあり、その後のPS版のドルアーガの塔で、ある場所で裏ドルアーガを見つけ、ある条件を満たすとさらに難しい『闇ドルアーガ』というのもあります。
現在は、Wii-Uと3DSのバーチャルコンソールにてFC版、Wii版はFC版とAC版が同時に配信されています。
実は私も現在、PSの初代GTの合間にナムコミュージアムVol.3でドルアーガに挑んでますが、コンティニューをしながら現在16階で足止めという状況という状況で、出現条件が掲載されているサイトを携帯で見ながらプレイし、解らない所はOutubeで観ながら勉強してます。
意外に難易度や条件も難しい部分もありますが、やればやるほど結構ツボに来る作品ですね。
【おまけ】ドルアーガの塔 アイテム出現条件解説
サムネイル的にちょっとエッチな感じですが、中身はちゃんとした解説なのでご心配なく。