今回の初代グランツーリスモの攻略特集は、序盤で一番戦力的に使えるS13シルビアを使ってのマシンチューニングのステップアップを紹介していきたいと思います…。
第1回目で紹介したS13…グランツーリスモリーグでも十分に戦っていける戦力にはどうやっていくか、まずは基本的なチューニングステップアップから初めていきたいと思います。
今回は、基礎セッティングを身につけるためのビキナー仕様を作ってみましょう。
のぞみ「これ、意外に難しいんだよね…足回りとか、」
りん「のぞみはダンパー設定でバランス崩壊してるからね。」
まずは序盤でも簡単に始められるビキナーステップから…、序盤での予算的にやや厳しい部分もありますが、この辺もライセンス取得試験でサンデーカップに参戦して総合優勝し、プレゼントカーのマツダスピードのデミオを売り払って資金の足しにするというパターンをやっていけば、一定の額まで貯まります。
●サスペンション編
まず序盤で、一番手軽に買えるのがスポーツサスペンションが一番最適でしょう。
ダンパーの設定のみなので、まず基本的にこのサスペンションから基礎を学んでいきましょう。
初代GTのスポーツサスペンションは、3段階に切り替えることができるのでレベル1にすればソフト寄り、レベル3にすればハード寄りになりますが、高速域での安定性を狙うとなればハードに、コーナーが多い区間ではソフトにする以外に、フロントとリアのダンパーを変えれば、さらに効果が高まります。
●スタビライザー編
この辺はハードタイプを購入することを推薦したいと思います。
ソフトやミディアムもありますが、個人的に旋回時に無駄な動きを出さない為にもスタビライザーは購入必須ともいえますが、特に後期GTシリーズでレーシングカスタマイズのサスペンションを購入するとスタビライザーが追加されていますが、初代は別購入が必要になっていますのでご注意を…。
個人的にハードタイプが推薦ですね。
さて、そのビキナー仕様のセッティングですが、スポーツサスペンションではダンパーとキャンバーのみ。
キャンバーは基本的にフロントが1.0、リアは0.5で止めておきます。
極端なキャンバー、いわゆる『鬼キャン』は却って逆効果なので…。
スタビライザーはフロントの方を強化しておくといいでしょう、この辺も慣れないうちは1レベルで止めておきます。
ダンパーはこの辺もフロントをレベル3で一番最適で、これだけでも大きく旋回性も変わるはず。
同時に予算があれば、ブレーキパッドやブレーキコントロールシステムも購入しておくといいかもしれません。
タイヤはまだ予算的に少ない時はスポーツタイヤの前後ソフトタイプを購入するといいと思います。
ドライブトレインは予算が少ない時は、クラッチのシングル強化、フライホイールはスポーツタイプを購入しておくといいでしょう。
れいか「次の問題は、エンジンの強化ですね。」
エンジンの強化は、最低限でもエンジンバランスチューンとポート研磨は施しておきましょう…バランスチューンは回転数の設定が大きく変化します。
ECUはスポーツタイプに換装、ターボキットはステージ1、インタークーラー、マフラーはスポーツタイプで、S15の初期馬力並みになり、サンデーカップでも十分な戦力になります。
また予算があれば、軽量化も行う事もお忘れなく。
このセッティングで十分簡単なドリフトもできる他、簡単なセッティングによる基礎を学べますし、S13以外にもFCやロードスターでも上手く操れると思いますので、是非ともチャレンジしてみましょう。
次回は、中級者向けチューニングへ進む。