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懐かしのゲーム作品を語る…第246回『中嶋悟F1 HERO』

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246作品目、今回は1988年にバリエからFCにリリースした『中嶋悟のF1 HERO』を触れてみたいと思います、当時のF1が好きだった人にとっては懐かしい名前ですね。

元F1パイロットであり、後にSUPER GTのチームEPSONの監督である中嶋悟による監修の下に作られたレースゲーであります。


操作方式は十字キー+2ボタン方式、アクセルとブレーキ、十字キーでステアとシフトギア操作という形になり、1987年シーズンのF1世界選手権を渡り歩き、全16戦によるシリーズチャンピオンを目指します。


前回の『TM NETWORKライブ・イン・パワーボール』に続いての有名人を題材にしたゲーム作品ですが、当時のプロレーサーを起用した作品にとって初の試みであるバリエの中嶋悟シリーズ、後にSFCやメガドライブにも移植されたシリーズでありますが、中嶋悟シリーズで初の作品でもあります。

レース開始前に、中嶋さんから各コースの解説や傾向と対策がアドバイスがあり、マシンをどう活かすかが大きな鍵となり、同じFCのF1ゲーのナムコのファイナルラップ、任天堂のF1レースみたいな簡単でない事をここで身を知る事になります。

マシンのステア操作が一段階ずつ切り替わるという特殊操作であり、普通に曲がろうとするとあっという間にスピンしてしまうため、非常にシビアな操作が求められ、ビギナーにとっていきなりハードルの高い作品になってしまったのも事実。

自分はメガドライブの『中嶋悟のF1グランプリ』から始め、メガドライブ版のF1HEROもやってたクチで、FC版のF1HEROをやり始めたのは小学6年の頃、同級生からもらいまして、数回プレイしましたが、普通のクルマゲーみたいな操作が全く通用しないという部分に関して、「なんか、他のクルマゲーより走りづらいな。」とストレスを抱いてしまいましたね。

同じ角度調節で走るレースゲーでは、以前紹介したSFC版のスズカエイトアワーズもそうであるが、中嶋悟のF1HEROだけはすぐにスピンするリスクが常につきまとってるし、グランツーリスモみたいなTCSやスタビリティコントロールというサポートもないため、はっちゃけぶっちゃけていうと初心者でも気軽に遊べる代物とは言い切れないかなと。

続編として、91年に登場した『中嶋悟のF1HERO 2』も全然進化を果たしてないし、前作の焼き直しという形でリリースこちらも相変わらずのシビアな難易度でしたし。


中古屋でもたまに見つかる作品であるが、普通のF1ゲームみたいな走りを求める人にはオススメできない作品だと思います。

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