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初代GT マシンセッティング 第7回 TVRサーブラウ

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●TVR Cerbera(サーブラウ)
 
★解説
1997年に登場したイギリスの自動車メーカーTVRからリリースした2ドアクーペスポーツマシン。
 
鋼管で組み込まれたチューブラーフレーム、FRP製のボディ、さらに4.2リッターSOHC方式の自社製V型8気筒『AJP8型』を搭載し、最高出力は355馬力を発生し、軽量なボディによるフットワークを実現し、初代GTの登場車種で同年ギリギリでの登場した車種でもある。
 
★セッティングでの注意点…
初代GTの海外車種の中で、最も軽い車種になるTVRで一番安定度の高い車種となるが、特に注意すべき点は極限までチューニングすると車体が大きく跳ね上がり、加速時の振動が大きくなるというデメリットも併せ持っている。
 
下手なセッティングを作ると、このサーブラウが持つポテンシャルがあっという間に崩壊するので、失敗した時のリカバリー用のセッティングデータをセーブしてから作ると一番いいだろう。
 
ノーマルでも十分に速いため、特に国際A級のみ参戦できるノーマル車種限定戦ではNA2のNSXさえ押さえ込む事ができ、ノーマル仕様によるチューニングカー限定
戦でもちゃんとしたセッティングを作れば、マトモな戦闘力を発揮する。
★基本セッティング
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基本的にこのセットであれば、殆ど問題はない。
チューニングカー限定戦ではこれで十分な戦闘力を得られ、R33GT-Rや80スープラ、エボIIIさえ簡単に倒せる。
 
ギアはこの記事でも共通のクロス寄りにし、ファイナルは3.1ぐらいが理想でスタートダッシュ時での勝負をかけるように心がけること。

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★レース仕様
リアウィングが与えられおり、GTオリジナル仕様となる。
また、これと同じ日英限定戦でゲットできるサーブラウLMエディションは、グリーンとなり、フルチューンしたサーブラウより+150馬力上乗せしているが、その弊害として跳ねやすく、同時に振動も凄まじいため、加速のロスが大きくなるので注意。

★トリビア
 
●サーブラウの車種の名前の由来はギリシャ神話に登場する『ケルベロス』という怪物の名前からきている。
 
●当時、日本においてのTVRの知名度は意外に低く、このグランツーリスモシリーズが採用されてから以降に徐々に知られるようになったが、日本での輸入は1986年から88年の間に『チェッカーモータース』が輸入代理をし、その後の2001年までは愛知県の岡崎市にある『TVRジャパン』が輸入し、2002年から同じ愛知県の名古屋にある『オートトレーディング・ルフトジャパン』が輸入ライセンスを受け持っていた。
 
●TVRは過去に経営陣が幾度なくバトンタッチされたが、このサーブラウが誕生した時に三代目の社長のピーター・ウィラーにバトンタッチしており、後のGT2以降に登場するタスカン・スピード6も作られた。
 
●サーブラウは最初からスパルタンな車種で軽量化の実現上、5速マニュアルとLSD以外のABSやエアバックといった安全装置は一切持たない車種であり、下手な運転をするとあっという間にスピンしやすいというモンスターマシンでもある。
 
●97年にマイナーチェンジとして、4.5リッターモデルが追加されており、同年12年にこの初代GTが発売されてるが、恐らく前期型の4.2リッターユニットを搭載した前期型で、かなりギリギリの辺りで投入されたと考えられる。

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