アウディがスポーツカー並みの速さ、そして快適性と信頼を形にしたら、こうなりました。
RS4 アバント
アウディから登場したセダンA4のスポーツグレード『S4』をベースに、ワゴングレードの『アバント』に、クワトロがさらに手をかけてチューンしたのが『RS4アバント』である。
湾岸マキシシリーズではステージア260RS、レヴォーグに続いて3台目のワゴンモデル車種であるが、今回参戦しているモデルは2012年に誕生した3代目のB8系と呼ばれる型式を採用しており、その2014年にマイナーチェンジされたものが採用し、搭載ユニットは450馬力を発生する4.2リッターのV型8気筒による自然吸気方式のパワーユニットを搭載し、そこにアウディお得意のフルタイム四駆システム『クワトロ』システムを搭載、さらにギアボックスは7速方式のSトロニックを装備しており、湾岸マキシシリーズに参戦するスポーツワゴンとしては恐らく最強の分類に入るが、ゲーム中での初期馬力はこちらも他の外国車同様の300馬力からのスタート設定となっている。
スポーティさとラグジュアリーを両立させたRS4アバントは、2000年に最初のモデルB5系からデビューを果たしており、初代は2.7リッターのV型6気筒のツインターボ方式を採用し、さらにボディ剛性や足回りにも徹底的なこだわりを追及し、特にこのグレードのために作られたローダウン式のサスペンションは、高い安定性と旋回性を両立させており、デビュー当初からアウディの最強ワゴンの頂点に君臨しているのは確かで、もちろん手掛けてるのはクワトロ社自らなのだから、この辺も抜かりはないのは確かだ。
2006年に2代目の『B7』系が誕生し、この頃からV型8気筒エンジンにバトンタッチされており、出力も420馬力まで引き上げられ、空転しているホイールに『エレクトリック・デファレンシャル・ロックシステム』を装備し、トラクションと設置性能を大きく向上し、アウディのクワトロシステムは登場するごとに大きくアップデートを繰り返し、更なる進化を遂げ、ワゴンタイプとセダンタイプの他に、日本国内では存在しないオープンカー仕様も存在する。
このRS4アバントに特別仕様モデルの『ノガロセレクション』が存在し、こちらは17台限定という超レアグレードも存在する。
ノガロセレクションの『ノガロ』とは、フランス南西部のサーキットの名称で、この時にアバントRS2がフランスのツーリングカー選手権で勝利した事で、名付けられた特別仕様車である。