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初代GT マシンセッティング 第19回『Z32・フェアレディ Z』

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●Z32 FAIRLADY-Z 300ZX ツインターボ&FAIRLADY-Z 300ZX ツインターボ 2by2

★解説
1989年に日産の『901運動』の一環として作られた4代目のフェアレディZ。
5ナンバーサイズから3ナンバーサイズへ格上げされ、ワイドロースタイルに変貌を遂げた。
 
搭載ユニットはV型6気筒の『VQ30DE型』はNA仕様でも230馬力、ツインターボ仕様は280馬力まで発生。
90年代の日産車の代名詞となり、GT-Rの陰に隠れながらも9年間製造され、北米では絶大な不動の人気の地位を守り抜いた。

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●セッティングでの注意点…
NAとターボ仕様によって馬力が異なるが、NA仕様でステージ3で約400馬力前後まで上がり、ギアの組み合わせによってはターボラグに苦しめられずに走れるのが頼みの綱。
 
問題はターボ仕様、タービンキットステージ4は使えるのだが、実はこのZ32のタービンステージ4は罠アイテムであり、ゼロ発進時による回転数の上がりを妨げてしまうデメリットがあり、メガスピード杯でも非常に期待できなくなる。
 
ステージ3でファイナルをハイギア寄りすれば問題ないが、同じ日産のR32とR33型GT-Rや三菱のGTO、トヨタの80スープラにもあっという間に離されるため、テストコースのコーナー勝負で持ち込もうとしても、GTOやスープラに追いつくとなれば腕にも要求される。
日米英限定戦なら多少張り合える。 ただし一度ミスを犯すと、首位挽回は困難となるので要注意。

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●レース仕様
デイトナ24時間耐久シリーズや全日本GT選手権で参戦していた日産トリコロールカラーになり、ブルーの部分がグリーンと変更することが可能。

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★トリビア
 
●楠みちはるの原作コミック『湾岸ミッドナイト』で、レイナに憧れた森下マコトがPMCの山下が手掛けた黄色のZもこの年度の型式である。
 
●湾岸ミッドナイトのコミック本編に登場したPMCの山下は、唯一のZ32オンリーのチューナーである。
 
●ゲーム作品において初めてZ32が採用されたのが、1989年にタイトーからリリースした『S.C.I』が最初となる。
 
●1998年にスクウェアからリリースしたレースRPG『レーシングラグーン』にて、異様な重武装したZ32『Diablo-Zeta』のモデルもこの型式である。
 
●同年8月、R32型GT-Rが登場するとZ32は徐々に人気の株を奪われてしまい、陰に隠れてしまったが、98年の後期型まで販売を継続した。
 
●Z32の人気は、日本より北米の方が高く、初代S30の頃から『Zカー』と呼ばれていた。
 
●98年の生産終了後、2001年のデトロイトモーターショーにて、5代目のZ33型の先行試作型が発表され、カルロス・ゴーン社長は『二年後に必ず発売し、二万ドル以内で発売する。』と宣言し、2003年に5代目の市販版Z33を発売した。
 
●コミックの湾岸ミッドナイトに登場したPMCの山下は、この型式のZ32を高く評価しており、『ほんのボタンのかけ違いで駄馬の烙印を押されただけだ。』という台詞があり、湾岸ミッドナイトマキシマムチューン3の75話でもこの台詞が出てくる。
 
●90年代のTVアニメ『新世紀GPXサイバーフォーミュラ』に登場するブリード・加賀が初登場したマシン『プロトジャガー・Z-6』もこのZ32をモデルになっている。
 
●Z32型 フェアレディZ TVCM『スポーツカーに乗ろうと思う。』
●Z32型フェアレディZ TVCM 2『この瞬間が日産車だね。編』

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