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懐かしのゲーム作品を語る…第321回『ウルトラ警備隊』

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321作品目、今回は1995年にバンプレスト発売、セタ開発のSTG『ウルトラ警備隊』を紹介したいと思います…。


最近、tvkで日曜夜11時に初代ウルトラマンがオンエアされてるのでタイムリーで紹介。(^_^;)


ウルトラマンシリーズにおいて、前座的な存在である科学特捜隊等の隊員が操る戦闘メカを操り、並み居るウルトラ怪獣や宇宙人達を倒していく内容で、初代ウルトラマンからウルトラマン80まで登場したメカを1機選択して戦い抜きます。

操作方式は、8方向レバー+3ボタン方式で、メインショット発射と機雷設置、ボンバー扱いであるウルトラマン召喚という形になります。

道中に現れるアイテムキャリアを破壊すると、パワーアップアイテムやボーナスアイテムが出現し、それらを取りながら各エリア最深部にいるボスを倒していきます。

敵や敵弾に触れると1ミス、残機ゼロでゲームオーバー。

全8ステージ構成の1周エンド制度ですが、最初のステージ4までは任意選択が可能です。



バンプレストによるウルトラマンシリーズのアーケードゲームで、ウルトラマン倶楽部やウルトラ闘魂伝説がありますが、リアル等身によるウルトラマンシリーズのゲームはこの作品になります。

登場するシリーズの怪獣も80まで登場したキャラが多く、バルタン星人やキングジョー、ゼットンといったメジャークラスからウルトラマンシリーズをかなり観てないと分かりづらいマイナー怪獣までも登場し、特にお父さん世代の人なら「懐かしい!」といえる内容になってますし、ステージ間の曲も歴代ウルトラマンシリーズの主題歌のノンボーカルバージョンとかなりこってます。

1面が初代ウルトラマン、2面がウルトラセブン、3面が帰ってきたウルトラマン、4面がウルトラマンエースの主題歌のインストなので、世代の方なら思わず歌ってしまうのも請け合いかなと。



しかし、このウルトラ警備隊…最初の面からかなり難易度を飛ばしまくりであり、最初のボスであるバルタン星人の動きも非常に嫌らしく、特に突進攻撃はなんの予兆もなくやってくるため、初心者殺し要素が高いです。

特に機雷の使い方が重要となり、上手く駆使すれば、それなりに攻略の道は拓けますが、2面でも難易度がさらに跳ね上がり、4面になると上級者向けをさらに2割増しにした難易度に豹変し、開幕から瞬殺されるオチも屡々。


開発元のセタいえば、スーパーリアル麻雀シリーズがイメージ的に強いですが、STGではツインイーグルという作品がありますけど、こちらもウルトラ警備隊と並ぶぐらい最初からキレまくりの難易度ですが、画質はクオリティは高いんですよね…ウルトラ警備隊も。

自分も2面が限界でしたね、ウルトラマンで育ってきたオッサン世代、ウルトラマンが好きなキッズさえも絶望の底に叩きのめされる難易度であるが、この当時のバンプレスト後期によるゲーム作品の大半がこればかりで、アーケード版セーラームーンも最初から殺す気満々の難易度と劣悪なゲームバランス、短すぎる制限時間で、キッズもマニアも逃げられてしまった前科があるので、ある意味で反省していないのが災いでしたね。


ちなみに家庭用にも移植されてませんし、実機を見つけるのは意外に難しいかなと思います。

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