347作品目、350作品まであと3作品…今回は1993年にバンプレスト(現 バンダイナムコ・エンターテインメント)からアーケードからリリースした『機動戦士ガンダム』と94年に登場した同作のバージョンアップ版『機動戦士ガンダム EXレビュー』を語りたいと思います。
同じ一年戦争による内容で3Dタイプの『連邦VSジオン』や『戦場の絆』が登場する前の作品ですが、普通の2Dタイプ格闘作品はあまり知られていないでしょう。
操作方式は8方向レバー+4ボタン方式、大・中・小攻撃と特殊動作という仕組みで、コマンド入力を入れる度にビームライフルやビームサーベルを放つ事ができ、参戦モビルスーツもガンダムやシャア専用ザクやゲルググ、スゴック、ドム等とメジャーばかりの機体が多く、なかでもザクのパイロットが1話のジーンを選んだのも意外ですね。
三本勝負で二本先取すれば次のラウンドへ、逆に二敗するとゲームオーバーによる部分は他の格ゲー作品と変わりません。
ガンダムによる対戦モノといえば、3D対戦の『連邦VSジオン』、Zガンダムの『エウーゴVSティターンズ』、ガンダムSEEDの『連合VSザフト』、『ガンダムVSガンダム(現行作のマキシマムブーストONも含める)』シリーズ、同社製のドームスクリーン投射のクルマゲー『リアルドライブ』のシステムの礎を築いた『機動戦士ガンダム 戦場の絆』があり、ガンダムによる対戦の基礎はこの作品になりますが、実は意外に人気も悪かった同時に出回りも悪かったという烙印を押されちゃった作品で、ゲームレスポンスも『連邦VSジオン』や『ガンダムVSガンダム』シリーズみたいにサクサクと爽快感とは裏腹に動きがもっさりし過ぎて、ストレスが溜まりやすい作品だと思いますが、以前紹介したアーケード版のドラゴンボールZと同じぐらいもっさりし過ぎてます。
初めてプレイしたのは、藤沢駅近くのアニメイトのゲームコーナーにこれが稼動してましたが、誰も見向きもせずにデモ画面を流れてたぐらいで、試しにプレイしましたが、カプコンのストリートファイターIIやSNKのKOFや餓狼みたいな動きをだしきれてないのがデメリットでしょう。
リリースした時期が1993年といえば、ストIIや餓狼が登場してから2年経過し、他メーカーも続々と対戦モノの格ゲーを世に送り出し始めたが、バランスが良い作品もあれば、格ゲーの知識がないためか、粗悪な格ゲー作品も少なからず存在し、この機動戦士ガンダムも例外ではなかったのです。
同じ形で、SFCではガンダムWもあったようで。
翌年にマイナーチェンジ版の『EXレビュー』というのが追加され、こちらもあまり話題にならなかったドルメルというこのゲームオリジナルのモビルスーツがあり、パイロットのラムイコ・シュタインというキャラですが、あまりにも知られてないキャラ…。
後のガンダムゲーやグッズ(SDガンダムシリーズ)にも呼ばれず、プラモデルさえもラインナップされずとプリキュアシリーズでいえばキュアエコーこと坂上あゆみ以上に扱いが悪いキャラで、ドルメルの名前が唯一出てきたのは、2000年中期から後期にかけて登場した『クイズ機動戦士ガンダム 問・戦士』の問題の一部に出てきた程度だが、それでもマニアのマニア域でないと解らない問題…ドルメルのデザインをしたのが、あのガンダムシリーズなら知ってる人なら分かる大河原さんが手掛けてたそうで。(-.-;)
さらに、各必殺技がSNKのサムライスピリッツから丸ごとパクりましたという部分も丸出しで、ドムが覇王丸の弧月斬を放つわ、ギャンがシャルロットのパワーグラデーションを放っており、今だったら間違いなく叩かれまくりになってしまうモノばかり。
自分もやってた時に、「ドムが覇王丸の技を出してる。」と苦笑いしたぐらいです。
どちらもプレイした経験はありますが、この年のアーケードによるガンダムゲーはどうしてもいい加減な作りの作品ばかり多く、SDガンダムのサイコサラマンダーも初っ端から難易度は高めで救済処置が不親切、ネオバトリングはショット火力におされやすい耐久力の高いモビルスーツがわんさか出てくる、2000年後期は一部ステージが凶悪過ぎたり、条件が厳しめであるザクが主役の『スピリッツ・オブ・ジオン 修羅の双星(後期は『戦士の記憶』)』がありましたからね。
これらの反省を活かし、後に『連邦VSジオン』が誕生することになるのですから、アーケード版ガンダムゲーの起点なのではないかと思いますが、実機を見つけるのは極めて難しいかなと。
同じ一年戦争による内容で3Dタイプの『連邦VSジオン』や『戦場の絆』が登場する前の作品ですが、普通の2Dタイプ格闘作品はあまり知られていないでしょう。
操作方式は8方向レバー+4ボタン方式、大・中・小攻撃と特殊動作という仕組みで、コマンド入力を入れる度にビームライフルやビームサーベルを放つ事ができ、参戦モビルスーツもガンダムやシャア専用ザクやゲルググ、スゴック、ドム等とメジャーばかりの機体が多く、なかでもザクのパイロットが1話のジーンを選んだのも意外ですね。
三本勝負で二本先取すれば次のラウンドへ、逆に二敗するとゲームオーバーによる部分は他の格ゲー作品と変わりません。
ガンダムによる対戦モノといえば、3D対戦の『連邦VSジオン』、Zガンダムの『エウーゴVSティターンズ』、ガンダムSEEDの『連合VSザフト』、『ガンダムVSガンダム(現行作のマキシマムブーストONも含める)』シリーズ、同社製のドームスクリーン投射のクルマゲー『リアルドライブ』のシステムの礎を築いた『機動戦士ガンダム 戦場の絆』があり、ガンダムによる対戦の基礎はこの作品になりますが、実は意外に人気も悪かった同時に出回りも悪かったという烙印を押されちゃった作品で、ゲームレスポンスも『連邦VSジオン』や『ガンダムVSガンダム』シリーズみたいにサクサクと爽快感とは裏腹に動きがもっさりし過ぎて、ストレスが溜まりやすい作品だと思いますが、以前紹介したアーケード版のドラゴンボールZと同じぐらいもっさりし過ぎてます。
初めてプレイしたのは、藤沢駅近くのアニメイトのゲームコーナーにこれが稼動してましたが、誰も見向きもせずにデモ画面を流れてたぐらいで、試しにプレイしましたが、カプコンのストリートファイターIIやSNKのKOFや餓狼みたいな動きをだしきれてないのがデメリットでしょう。
リリースした時期が1993年といえば、ストIIや餓狼が登場してから2年経過し、他メーカーも続々と対戦モノの格ゲーを世に送り出し始めたが、バランスが良い作品もあれば、格ゲーの知識がないためか、粗悪な格ゲー作品も少なからず存在し、この機動戦士ガンダムも例外ではなかったのです。
同じ形で、SFCではガンダムWもあったようで。
翌年にマイナーチェンジ版の『EXレビュー』というのが追加され、こちらもあまり話題にならなかったドルメルというこのゲームオリジナルのモビルスーツがあり、パイロットのラムイコ・シュタインというキャラですが、あまりにも知られてないキャラ…。
後のガンダムゲーやグッズ(SDガンダムシリーズ)にも呼ばれず、プラモデルさえもラインナップされずとプリキュアシリーズでいえばキュアエコーこと坂上あゆみ以上に扱いが悪いキャラで、ドルメルの名前が唯一出てきたのは、2000年中期から後期にかけて登場した『クイズ機動戦士ガンダム 問・戦士』の問題の一部に出てきた程度だが、それでもマニアのマニア域でないと解らない問題…ドルメルのデザインをしたのが、あのガンダムシリーズなら知ってる人なら分かる大河原さんが手掛けてたそうで。(-.-;)
さらに、各必殺技がSNKのサムライスピリッツから丸ごとパクりましたという部分も丸出しで、ドムが覇王丸の弧月斬を放つわ、ギャンがシャルロットのパワーグラデーションを放っており、今だったら間違いなく叩かれまくりになってしまうモノばかり。
自分もやってた時に、「ドムが覇王丸の技を出してる。」と苦笑いしたぐらいです。
どちらもプレイした経験はありますが、この年のアーケードによるガンダムゲーはどうしてもいい加減な作りの作品ばかり多く、SDガンダムのサイコサラマンダーも初っ端から難易度は高めで救済処置が不親切、ネオバトリングはショット火力におされやすい耐久力の高いモビルスーツがわんさか出てくる、2000年後期は一部ステージが凶悪過ぎたり、条件が厳しめであるザクが主役の『スピリッツ・オブ・ジオン 修羅の双星(後期は『戦士の記憶』)』がありましたからね。
これらの反省を活かし、後に『連邦VSジオン』が誕生することになるのですから、アーケード版ガンダムゲーの起点なのではないかと思いますが、実機を見つけるのは極めて難しいかなと。