●P5GG第38話(第87話)『二人の力!ドリーム&ローズ!!』
脚本:成田良美 作画:河野宏之 【放送当時データ】2008年11月9日 朝日放送・テレビ朝日系列
かれん「ファイブDEチャンス!優勝できて良かったわね。」
かれん「でも、コイントスはもうコリゴリよ。」
こまち「坂本さんのお陰で、みんなの名前が入れてもらってホントに良かったわね。」
まぁ、そんなこんなで前回、前々回のファイブDEチャンス!のこうふんがいまだに醒めないナッツハウス。
前回の本家での優勝は、エターナルのファイブDEチャンスのお陰なのではと…なわけないか。
メルポ「メェメェメェ~!」
シロー「ハイハイ、今やるよ。」
メルポが「バラが水がほしいからあげてよ。」という事で、シローはじょうろに水を汲みに行ったのでした。
うらら「メルポ、何て言ったの?」
シロー「バラがミズを欲しがってるってさ。」
うらら「メルポはバラの気持ちが分かるの?」
これには驚きましたが、メルポにそんな事が分かるとは…更なる謎が深まるばかりではありますが…その一方では…。
くるみ「ねぇ、りん。 赤いバラもいいけど、今度は青いバラ持ってきてよ。」
りん「簡単に言わないの。 青いバラはね、自然界に存在しない奇跡の花なんだから。」
りんにゃん曰く、「バラを育てる職人にとって長年の夢だったが、最近になって品種改良がやっと出てきたんだ。」との事、青いバラの花言葉が『奇跡』と聞いて…。
「そうよ、私は奇跡の存在なんだから!」と意地を張るくるみなのでした。
同時にのぞっちはコージさんに「ココもパルミエ王国で青いバラは見た事があるの?」と聞くのですが、いろんな国を回ってきたが青いバラは見た事が無かったらしく、同時にナッツさんも見た事が無いんだとか…。
まぁ、シローの方ですが…水やりをしようとして、
かかりそうになって、バラの鉢植えにしがみついた同時に倒れてしまうのですが…。
見事にキャッチ、その同時にシローの失われていた記憶が甦り、その脳裏に焼きついていたのは…。
かつてキュアローズガーデンで、フローラと一緒にいたあの時の頃…バラの世話をしていた自分の時の記憶でした。
その時に僅かながら映っていた青いバラの姿…同時に、
うらら「シロップ?」
シロー「青いバラが…咲いてた。」
コージ「え?」
シロー「キュアローズガーデンに…青いバラが、咲いてた。」
そして、このシローの脳裏に焼き付いていた記憶が、その後の大きな展開を迎える事になるのでした。
シロー「俺、キュアローズガーデンに行った事がある。」
うらら「昔の事、思い出したの?」
「少しだけ、いつものように夢で見ている。」と告白するシロー、シローが毎日のように見ていたあのキュアローズガーデンにいた時の夢は、まさしく現実であった事を自ら語るシロー…「キュアローズガーデンに青いバラが咲いていたんだ。」とやはり、キュアローズガーデンとシローことシロップとの意外な焦点がそこにあるという訳ですな?
ミルク「青いバラ?確か、ミルクが育てた青いバラと関係があるミル?」
シロー「…そこまでは…。」
やはり、覚えていたのは幽かな記憶だけ…んで、同時にミルクがパルミエ王国で育てていた青いバラの種から非常に強い光を浴びてから、くるみやミルキィローズに変身できるようになったという事ですな。
のぞみ「不思議だね。」
う・り・こ・か「うん。」
「何故、パルミエ王国に青いバラの種が?」とミルクに問いかけるナッツさん、「何故パルミエ王国にあったのかは全く判らなかった。」と、話的に解決の糸口が見つからないので、ここでドーナツ国王に聞いてみる事に…。
ココ「何か解りましたか?ドーナツ国王。」
ドーナツ国王「言い伝えによると、世界にただ一つだけキュアローズガーデンに咲き、奇跡の力を放つと言われているドナ。」
さらにドーナツ国王は、ある重要な事を言いまして…。
「青いバラの力を持つミルキィローズは特別な存在であり、同時に重要な使命があるのかもしれない。」と、ミルクに伝える。
その同時に…。
使命による事の重大さがミルクことくるみにとって大きな重荷である事を、今知る事になったのでした。
シロー「青いバラ、キュアローズガーデン…フローラ、ダメだ…大事な事なのに、思い出せない。」
しかし、そのシローことシロップを記憶喪失になってしまった犯人は一体誰なのか?
一方、時は同じくキュアローズガーデン…。
日に日に追う毎にキュアローズガーデンのバラが徐々に枯れ始めてきたのでした…フローラの命とキュアローズガーデンのバラ達、これは一体どういう意味を表している事なのか?
フローラ「青いバラの力と…赤いバラの力。」
さらに同じ時の中で、エターナル側では…。
アナコンディ「ローズパクトは、依然プリキュア達の元にありますが…まだ最後の国王が見つかっておりません…館長、先を越される前に…。」
館長「…フローラッ!?」
館長が既にフローラの容態が危うい事を既に気付き始めたのも、この時でした。
館長「フローラの力が弱まっている。」
アナコンディ「好都合じゃありませんか?」
アナコンディ「このまま時を待てば、フローラは消える…そうなれば、容易くキュアローズガーデンが手に入り、」
館長「ならん!フローラに消える前に行かなくては意味が無い!」
アナコンディ「…ッ! ですが!」
館長「…私に指図するのか!?」
アナコンディ「ッ!?」
既にイソーギンとヤドカーンを既に出陣させているのですが、しかし…そのあの二人が館長とアナコンディ予想もしなかった事を知る由もなかったのでした。
(後編に続く)