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懐かしのゲームを語る…第101回『なかよしといっしょ』

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101作目、1993年にバンダイグループのユタカからリリースしたRPG『なかよしといっしょ』を触れてみたいと思います…意外に知ってる人は少ないかと。
なかよし大陸にまつわる黄金の水晶と各作品の漫画家が持っているペンがラキイラという男から奪い返す内容の作品で、FCのRPGでは意外にマイナー寄りに近い作品になります。
 
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主人公はなかよしの編集部担当から『各作品の先生のキャラクターとペンを取り返して、黄金の水晶を見つけてほしい。』と言われまして、なかよし大陸という世界を冒険する形になり、戦闘パート画面ではスロットによるコマンド式で、絵柄が揃うと各作品のヒロインが現れて、クリティカルヒットを放つ仕組みになってますが、HPはアクションゲームでは当たり前のライフ制になりライフがゼロになるとゲームオーバーになりますが、コンティニューの際には各セーブした所からで、セーブするには各ワールド内にある公衆電話で編集部に話す仕組みで、テレカを持っていないとセーブができないので注意です。
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FC末期に発売された作品になるのですが、画面構成的にやや80年代中期の雰囲気が強い作品かなと思いますが、そこになかよしの連載作品を加えてるため、それなりに楽しめる形になります。
 
登場する作品は、東映アニメの代表作である美少女戦士セーラームーン、きんぎょ注意報、ややマイナー寄りな作品ではミンミン!も出てくる作品でして、きんぎょ注意報は最初に向かう作品になりますね。
 
90年代のなかよし作品といえば、結構アニメーション化された作品が多く、セーラームーンやきんぎょ注意報、魔法騎士レイアース、ミラクルガールズ、CCさくらと結構アニメ化された作品が多かった『なかよしアニメ黄金期』に入っていた時期であり、ライバル誌である集英社のりぼんといえば、姫ちゃんのリボン、赤ずきんチャチャ、ナースエンジェルりりかSOS、こどものおもちゃとかかなり盛り上がっていましたが、対する当時のちゃおはあまりアニメ作品はあまりありませんでしたね。
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話はなかよしといっしょに戻りまして、ゲームバランス的にはまぁいいといえばいいが、戦闘パートがやはりインパクトさが欠けてしまってるのが難点でしょうか?
なかよしといっしょの戦闘パート画面も敵が1体しか出ないため、やはり物足りない部分的に拭いきれてません。
似たり寄ったりの形では、キャラクターがデカデカと作ってしまったといえば、同じユタカから発売された恐竜戦隊ジュウレンジャーも同じであったため、この辺もマイナス評価でしたし。
戦闘コマンドもスロットによるコマンド式であるためか、この辺にもやや運任せで、下手をすると呆気なく倒されるか、長期戦に持ち込む危険性もあるのも難点がありますね。
ラスボス戦のラキイラ戦でもスロットによるコマンド式であるため、思うように倒せなくなって劣勢に追い込まれてしまうので、意外にストレスが溜まりやすいかなと。
 

なかよしといっしょは、元々…うちの鶴見の従姉が持ってきた作品で、しばらく一時期に妹と一緒にプレイした事がありまして、終盤のセーラームーン編まで行くとなれば、殆どが手探り状態で行くハメで、ヒントに関しては分かりやすい部分もあれば、分かりにくい部分も少しあるかなと思いますが、こちらも自力クリアしましたね…今やれと言ってもかなり手間のかかるゲームですが、実はこのゲームの出回り的に意外に少なかったためか、プレミアが付いているという噂があるようですね…。

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