114作品目、今回は久々の版権作…ブロッコリーの『デ・ジ・キャラット でじコミュニケーション』を触れてみたいと思います、2003年…今から11年前の作品です。
ゲーマーズの店長になったプレイヤーは、でじこやうさだ、ぷちこと共に1年間ゲーマーズを経営しながら信頼を図る内容で、仕事の指示や能力を育成していく経営シミュレーションゲームですが、会話パートではSCEのどこでもいっしょみたいな会話入力していくと覚えるシステムを採用。
また、一部イベントにミニゲームもあり、そのミニゲームをクリアしないと進行しないイベントもあります。
デ・ジ・キャラットは1998年に誕生したブロッコリーのキャラクターで、CMから口コミに人気になり、翌年の秋にはTBSのワンダフルで短編アニメ作品としてデビュー。
2001年まで1話15分の4話構成のアニメ作品として昇格したブロッコリーの代表作で、過去にデ・ジ・キャラットのゲーム作品においては、『デ・ジ・キャラットファンタジー』や『でじこの麻雀パーティ』がありましたが、この頃からブロッコリーの経営もやや危ぶまれた時期でもありました。
デ・ジ・キャラットやギャラクシーエンジェルで爆発的な人気を博したのは良かったが、毎年のように大規模なライブをやっては予算が足りなくなり、商品開発が遅れて延期になるケースが目立つようになり、このでじコミュニケーションも例外ではなく、開発を中止になった経緯がありまして「、当初はメディアワークスが発売する予定であったが、突然の開発中止に追い込まれたが、その後は親元であるブロッコリーが発売しました。
ゲーム全体バランス的に理解しにくい部分があり、チュートリアルも大変解りづらく、初回プレイでも躓く部分も多く、またミニゲームの操作も8方向かと思いきや4方向であるため、使い勝手が悪く目立ちます。
初めてプレイしたのは、同年春に東京ビックサイトで開催されたデ・ジ・キャラット祭りの試遊台で遊んだのがキッカケ。
試遊台周辺はガラガラであったため最後までやり通しましたが、全くわからずじまいで終わりまして、「結局…何をやりたいのか分からない作品だな。」とガッカリな結果でしたし、丁度…デ・ジ・キャラットの第2期アニメをテレビ東京系列で本格的な30分作品になったのは良かったが、秋頃に地方局が打ち切りに…。
同年冬にデ・ジ・キャラットシリーズのライブ『FINAL PARTY☆NIGHT』で、今はブシロードの社長である木谷社長がデ・ジ・キャラットプロジェクトを凍結宣言を発表してから一気にブロッコリーの人気は急降下となり、同時に自分によるデ・ジ・キャラットファンを辞めるキッカケにもなっちゃいましたね。
まぁ、今はうたプリこと『うたのプリンスさま』で着実に人気を取り戻してますね…ブロッコリーさん。
また攻略サイトも非常に少なく、システムや攻略にも手間取る可能性も高いですし、ハードは今は手に入りにくいGBAであるため、中古で出回ってる確率も大変低いのですが、プレミア的な価格は付いていないので見つけるのも困難かもしれませんが、中には前のユーザーがブロッコリーのイベント限定配信されたぴよこのデータが入ってるソフトもごく稀にあるそうです。